↑台風に見舞われて荒ぶる門司港駅前
空の色が…、観光日和なわけがない…。
昨晩携帯で長いメールを打ったら久しぶり過ぎて左手親指関節がおかしくなった、間広です。
普段はメールなんて怪しい薬品のメルマガしか来ないんです。
では始めましょう。
父の母は私のばあちゃんです。通称、"門司のばあちゃん"です。
門司とは福岡県北九州市に位置する港街です。
門司港レトロです。
ばあちゃんは私が小学6年生のときに門司の家から実家(ひいばあちゃん家)に帰りましたが、
それでも訪れる際はやはり門司港が最寄です。
8月6日7日の土日に、父と二人で門司へ行って参りました。
最後に行ったのはひいばあちゃんの葬式(享年95歳なんて大往生)、
あのとき私は中1だったので、実に7年ぶりです。
ばあちゃんは、毎週電話する度に会いたいと言っているのに、
孫は、今受験中やけぇ、などと言って、全然会ってやらんかった。
ばあちゃんは大変に九州の女らしいパワフルな女性で、
子供時代、ばあちゃんは同じことを何度も言い、こちらに拒否権も口を挟む暇も無い、
真っ向から立ち向かうと非常に疲れる人だ。との印象を抱いておりました。
ところがこの2年くらいでばあちゃんが心臓が悪くなり、
去年父が会いに行ったら急に老けていた、もう長くない、と聞かされ、
私は自分の下手な都合で会いに行ってやらなかった、何て悪いことをしたんだ…。
と後悔したので、今年は逃さず父について行きました。
前振りが長くなってしまったorz
当日朝、6時半に起きると言ったのに、
父「間広、大変だ。もう7時前や。」
間広「何だって!?…いや大丈夫だ問題ない。昨日のうちに準備したから、急げば55分に出撃できるよ。」
父「いや、俺が荷物まだ準備してない。」
間広「何だって!?!?」
結局新幹線に乗ったのは9時でしたorz
私が時間に極端にルーズなのは父の遺伝なんじゃないかと思いました。
父はグリーン車を取りました。何でもグリーンの方が快適に仕事が出来るそうで。
グリーン車は、雰囲気がお高い。広い。子供が居ない(=静か)。
座席にイヤフォンを刺す穴があり、ネットの有料音楽チャンネルみたいな音楽がタダで聞けました。
何これすごい。
なのに、各席にコンセントが無く、結局仕事用パソコンは使えなかったそうな。
一体何の為に。
臨時の新幹線だから思惑と外れたそうです。本当だったらもっとリッチ。
父「今から旅行するんやけ仕事せんで良いという神様のお告げだと思って、休む。」
まあ普段から父は仕事し過ぎだと思います。
私は、勉強道具とパズル本とゲームボーイカラーwithポケモン黄色版('98年製)を持って行きましたが、
結局ゲームしかしてませんでした。裏技でミュウを捕まえに行くところだったのですorz
グリーン車が、親子共に台無しや。
名古屋から出発し、新幹線に乗ること3時間、ついに小倉に着きました。
小倉で一度降りて昼飯の助六寿司を買い、門司港を目指します。
バス停まで行ったら、出たばかりで次のバスが15分後だったので、
再度在来線の駅まで戻りました。が、
次の電車が17分後だったので、
父「…さあバス停まで戻るか。」
勘弁して下さい。
小倉のバス・電車の本数を名古屋や東京と比べてはいけない。
結局早めに来た電車の車内で助六を食べて、発車前に食べ終わってから、
ゆっくり電車に揺られて行きました。
皆さんの記憶に新しい台風9号。名古屋に居ればまるで忘れていたであろう。
しかし、小倉に上陸してみて、
雨も風も大したことないじゃないか。まだ沖縄に居るのか?と思ったのも束の間、
電車に揺られて港に近付く毎に、怪しく黒ずんで行く空模様。
………。
間広「さすが父ちゃん雨男だね。」
台風に吸い寄せられて行きました。
そして、車内で食べた助六寿司、2種類で12個あったので、
父と半分こしようと提案したのですが、
数を間違えて父が7個(私の分が1個減った)食べたのを「解せぬ。」と思っていたのを、
うん、あれで良かった、まだマシだった、うん…。
と、しみじみと納得することになった理由とは…。
続く。
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