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高二の娘との会話 26・・・・・新学年
四月、娘の毛蟹は高二になった。
新学期の朝。
母 「担任の先生誰だろうね。」
毛蟹 「苦手なT先生でないといいんだけどな。」
学校にいる毛蟹からメールがきた。
毛蟹 「なった(笑)」
噂をすれば影か?
母 「T先生?」
毛蟹 「プルプル」
母 「ハンコ借りられて便利じゃない?」
毛蟹 「そだね(笑)」
ノーマル現代語訳 「そうだね」
プルプルとは、毛蟹がいくつか入っているクラブのうちの一つ、生物部の顧問だ。
プルプル、あーす家と同じ名字である。
毛蟹、プルプルを先生扱いしていない。なれなれしい。
クラブの雰囲気がなれなれしいのである。
プルプル、穏やかで気さくで、毛蟹は怒ったところを見たことがないという。
家に帰ってきて毛蟹が言った。
毛蟹 「お母さんからのメールね、プルプルに見せたの。」
母 「え?見せたの?そしたら?」
毛蟹 「笑ってた。」
4月末、PTA役員会があり、学校に行った。
プルプルがいらしたので、挨拶をした。
母 「いつも娘がお世話になっています。」
プルプル 「いいえ。・・・・早速、今日、校外学習の承諾書に判(はん)を押しました。」
母 「え?」
プルプル 「・・・・校外学習(遠足)、承諾していらっしゃいますよね?」
母 「え?あ、はい。承諾してます。」
家で毛蟹に聞いた。
母 「今日プルプルに言われたよ。校外学習の承諾書に判を押しましたって。」
毛蟹 「うん。押してもらったよ。プルプル~、ハンコ押して~って。」
母 「承諾書って見てないけど。」
毛蟹 「うん。見せるの忘れた。でも、お母さんに承諾書の話したら、勝手にハンコ押していいよって言ったじゃない?だからプルプルにハンコ押してもらったの。どうせ、学校で親子って、言われてるし。」
先生、1年間、いや、2年間、よろしくお願いします、・・・・・ハンコ。
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