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あーすんち 19・・・さらば、ガンダム!
娘の毛蟹が中学3年生の時。
カリカリカリ・・・・(黒板に先生が説明を書いている音)
適度な雑音が心地よい子守歌。
心地よく晴れ渡った日の5時間目。
毛蟹は当然夢の世界。
突然!
先生 「はい、じゃ、毛蟹。これは何だ?」
毛蟹 「へ?」・・・(な、何?何なの?わかんないよ、ホントに!)
・・・・
とっさに毛蟹、下敷きを顔の前に当てる。
下敷きには、ガンダム00 ガンダムマイスター 刹那・F.セイエイの大きな顔が。
毛蟹 「先生、違います。毛蟹はいません。『俺の名は、刹那・F・セイエイです』。」
先生 「そっかー。じゃあ、B、お前どうだ?」
先生、刹那を軽くかわす。
・・・・授業が終わり・・・。
先生 「で、毛蟹。これからお前の事、なんて呼んだらいいんだ?」
毛蟹 「刹那です。」
しかし、毛蟹の希望は入れられず、一度も刹那と呼ばれずに卒業した。
毛蟹、高2の夏。
愛するガンダムがお台場に出現。
「おおー!行きたーい!」と、刹那・毛蟹・F・セイエイは言った。
コミケの帰り、行きたかった。
しかし、エネルギーのすべてを使い果たし、愛するガンダムに会いに行く力は残っていなかった。
そして、ついに8月最後の日。
明日はテスト。世界の平和を守るより前に、自分の成績を守らなくてはならない。
刹那・毛蟹はガンダムに会うことはかなわなかった。
来年、映画館での再会を待つしかない・・・・・。
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