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高三の娘との会話 73 ・・・心やさしい娘
今年、私は太った。一時、血液検査の結果もよくなかった。だから、痩せようと決心した。
私は7月の初め、大好きな八天堂のクリームパンを1週間、心ゆくまで食べて、けじめをつけた。
それ以来、お菓子やケーキを食べるのをやめた。
2週間たったある日、娘の毛蟹から電話がかかってきた。
娘 「お母さん、今T駅にいるんだけど、八天堂のクリームパン売ってるけど、買ってく?」
母 「ありがとう。でも、いいよ。実はね、そこで売ってるの知ってたの。今日と明日の2日間だけ売ってるの。」
娘 「え?そうなの?知ってたの?で、本当に要らないの?」
母 「うん。でも、毛蟹が食べたかったら買ってきていいのよ。」
娘 「うん。でも、私もいらない。」
その夜、娘が塾から帰ってきて言った。
「クリームパン買ってきたよ。お母さんと私に二つずつ。」
クリームパンを持った娘がにっこり笑う。
え?・・・・・いらないって言ったのに・・・。ダイエット中なのに・・・。
「ありがとう。」
私もにっこりと娘に笑う。
ううう・・・、娘の笑顔が痛い・・・。
その夜、じっとクリームパンを見た。
食べるべきか食べざるべきか。食べずに夫と毛蟹にあげようか。
でも、せっかく毛蟹が買ってきてくれたのだもの。
一つ食べた。
ふんわりしっとりあっさりしていて、おいしかった。でも以前のように、♪1回に3個 3日で10個♪と歌って、食べたい気持ちが止まらないほどではなかった。
翌朝、残りの一つを食べた。抹茶味でおいしかった。でもやっぱり、一つ食べだしたら止まらないほどではなかった。
どうしたのかな?
なんか、これで八天堂クリームパン蟻地獄から抜け出せたようだ。
毛蟹、ありがとうね。
毛蟹が買ってきてくれたクリームパンで、お母さんは十分満足したよ。
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