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あーすんち 31・・・愛犬と私
我が家の愛犬、ちびのマルチーズ、ちびマルこは、娘以外にはうなる、吠える、触らせない、抱かせない、という、ペットという己の存在を全く自覚していない犬である。
ちびマルは、小さい。顔が可愛い。だから抱きたい。抱いて癒されたい。そこで私は、ちびマルの気持ちは一切無視して抱きあげる。すると、ちびマルは、目をむき、牙をむき、うなる。はたから見たら、私はさながら犬さらいのようである。それでもめげず、私はちびマルこを抱き上げてちびマルのほっぺたに、私のほっぺたをなすりつけ、「はーい。ママでちゅよ。ママにチュッチュ。」と言う。ちびマルは、「ウー、グアー、ウー(クレシェンド)、ガー(さらにクレシェンド)」。ほっぺたをちびマルにすりつけている私は、ちびマルに耳を「カプ」っと噛まれるんじゃないかと時々思う。幸い、まだ耳は噛まれたことは無い。
私は時々、椅子に腰かけている時、ちびマルを抱き上げ、膝の上に乗せる。ちびマルは、ここでも、目をむき、牙をむき、「ウー、ガー」と私を威嚇する。そんなちびマルに、私は歌う。
♪ 私の~ おなかの ま~えで~ なかないでください~
ちびマルはひと時も休まずうなり続ける。
こうして私とちびマルは仲良く合掌するのだ。
私 ♪ 私の~
ちびマル ♪ ウー ガー
私 ♪ おなかの~ま~えで~
ちびマル ♪ ウー ガー(クレシェンド フォルテ)
私 ♪ なかないでください~
ちびマル ♪ ウー ガー(さらにクレシェンド フォルテシモ)
違う。合唱するのだ。
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