(SNS全体・外部に公開(Web全体に公開))
In the Land of Women (ランド・オブ・ウーマン) 映画
久しぶりにメグ・ライアンを見た。というか、メグ・ライアンに引かれてこの映画を観た。
話はいきなり主人公のCarterが恋人に振られる場面から始まる。
別れ話を持ち出されて、泣くなよ、男!
傷心の彼はL.A.を脱出し、ミシガンに住む祖母のもとへ行く。
そこで向かいの家のSarahと逢う。
L.A.から来たと聞くと、Sarahは昔一度行ったことがあると言う。
Carter: Yeah. Well, you know, it gets a bad rap.
Sarah: Oh, I liked it. I liked it very much.
カーター: 嫌いみたいだね。
サラ: いい所だったわ。
get a bad rapで、「酷評を受ける」だそうだ。
L.A.って、アメリカ人には人気ないのかな。
やがて、CarterとSarahは一緒に散歩するようになる。
Carterは自分の失恋の話までして、そのせいか、Sarahも彼にプライベートな悩みを打ち明けるようになる。
Caterは、自分でも言うように、聞き上手なんだろう。
Sarahは、teenagerの娘との関係や、夫のこと、自分の人生のことなどで悩みがあった。
Carterは、Sarahの娘Lucyにも悩みを打ち明けられる。
恋愛の悩みに加えて、
LucyはLucyで、母親にわだかまりがあった。
この辺りは、両方の立場がよくわかり、身につまされる。
そして、Carterは自分の考えを押し付けずに、うまく受け止める。
雨の中、門の前を歩くSarahを見つけて、Carterは
Carter: It's been four days. Not that I was keeping track.
カーター: 4日ぶりだ。
keep trackで、「接触を保つ、行方を見失わない」
「4日も音信不通だったじゃないか」みたいな感じかな。大げさだと思うが。
Carter自身にも焦りやイライラがあるが、祖母Phillisは
Phyllis: I'll be dead soon and you’ll still be alive.
フィリス: 私は死ぬけど、あなたはまだ先がある。
Carterを取り巻く女性たち: 10代のLucy、中年のSarah、祖母のPhyllis。
彼女らの悩みを受け止めながら、Carter自身も自分の人生の再出発をする。
お薦めの映画だ。
私の一番のお気に入りのシーンは、
Carterがジョギングしながら元カノとの思い出をたどっていて、「Goodbye」と言われた場面を思い出した瞬間、木に激突するところ。
メグ・ライアンは相変わらず綺麗だったが、姿勢が猫背なのが残念。
あと、結構深刻な役だったせいか、あの笑顔が見られなかったのも残念。
コメント