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時制の一致:和訳例を作成せよ!(初級編/問題編)
こんにちは。旧チャンネルブログの流れを汲む日記の水曜日がやってきました。
今週は問題編です。
前回のアンケート調査で、(予習として)「和訳作成演習」を高校(浪人)でしたことがない方が私の予想よりも多くいらっしゃったことが分かりました。ここをもう少し考えたいと思っています。
私の基本意見の一つで「偏差値55未満は和訳をノートに書いて、授業で訂正せよ!55を過ぎたら逆にそんなことをするな!」 というものがあります。これは「得意な人は和訳なんか作らなくても良い。逆に苦手な人は作らなければならない」という意見なのです。
だいたい、ほとんどの人は「自力で和訳例」なんて作りたくないですよ。めんどくさい! もちろん私もかつてはそう思い、作ってませんでした。(そんで、偏差値30.5だったw)
よく、「和訳なんか考えないで、英語を英語のまま覚える」という意見を聞きます。別に否定しませんよ! 学習者が得意な人であれば! しかし学習者が苦手な人の場合はどうでしょう? 全く意味を成さないと思います。だって、例えば「What is war?」というたった3語の英文だって【こんな風に】意味をとってしまうのですから。What is war? を【こんな意味だ】と間違って思って覚えたらどうなるんですか? 英語が得意になるんですか? これじゃあ(苦手な人の場合は)「英語を間違える能力」を育てているようなものだと思います。ですが、得意な人の中には(自分にはそれで良かった)という理由で「和訳を薦めない」という人が大勢います。彼らは「苦手な人にまで」「和訳しないこと」を薦めることがあります。「和訳なんかしなくて良い。それでも私は得意になったんだから」と、彼らは言うわけです。言われた(苦手な人)はどう思うでしょうか? ものすごく嬉しいですよ^^ 「やった~~。そんなめんどくさいことしなくて良いんだ! ばんざ~い! 得意な人が「必要ない」って言うんだろう? じゃあやっぱ必要ないんだ!」と思います。大喜びですよ!
で、→その意見を真に受けて、高校生活を過ごし、とんでもない鈍才になって卒業すら危なかったのが、何を隠そう「私」です。
こういう得意な人は、なぜ苦手な人に「和訳なんかしなくて良い」なんて言うのでしょうか? 「苦手な人は和訳例を考えている、作っている、ノートにわざわざ書いている。だから苦手に違いない」とでも思っているのでしょうか? 一方、スーパー苦手だった私にすれば「そんなわけねーだろ、お前はバ●か!」と思います。「英語が苦手な人が自ら進んで「和訳例」など作るわけがないだろうに!仮に作ったら大間違いの訳例しか作らず、恥しかかかないし、めんどくさいことこの上ないじゃねーか!」
私の場合は、それを反省したのが浪人のときです。最初は和訳例を自力で作って、小まめにそれを訂正しました。すると半年で30.5→53ぐらいまで伸びました。偏差値50以上だから、人生で初、英語の成績で平均以上に達したのですよ!
…というわけで、今日は和訳の問題です。もっとも今回は、かなりの初級編です。得意な方はご遠慮願ください。ただし「時制の一致が苦手だ」という方は、チャレンジいていただければと思います。
今回は、時制に気をつけるだけの問題です。訳例をぜひ作ってください。
解答編は来週の水曜日です。それでは、お待ちしています。
解答編↓
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