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mouthbirdさんの日記

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2017年
07月03日
10:26 mouthbirdさん

耳VS意味コミュニケーション(5)

 前々回前回は私の多言語音声と関係のある「コミュニケーションかもしれないエピソード」の紹介でした。まずはこの2つの話を私はどのように捉えているかを書きます。


 前々回:小4時、ロサンゼルスで外国人に取り囲まれて話しかけられ続けた話。
1,コミュニケーションであるかどうか? … そうではない。せいぜい「怒っている」という感情が伝わった程度である。相手が何を言ってるのか微塵も分からなかった。
2,気分 … 最悪。何に対して私は怒られて続けたのか、さっぱりわからなかった。恐怖であった。
3,その他 …「こっちは返事をしてないんだから、私はあなた方の言語を理解していないくらい彼女たちはわからないのか?」と思っている。(てめえらの言語以外の言語は地球に存在しないとでも思っているのか? と思った)

 前回:小4時、ロサンゼルスのディズニーランドのジェットコースターで、体を固定する装置が働かなかった話
1,コミュニケーションであるかどうか? … そうではない。私は命に関わる重大な危機であることを相手に伝えられなかった。
2,気分 … 最悪中の最悪。これ以上ないほど最悪。「私はアメリカ人スタッフの温かい満面の笑顔がこの世の最後の映像となって死んだ」かもしれない。
3,その他 … 「この時どうすれば【閉まらない】と伝えられたのか!?」をずーっと考えるようになった。もしこれが分からなかれば、次回こそ死ぬだろう。


 ちなみに、今から12,3年ぐらい前でしょうか、2chでこんなことを書かれたことがあります
 →「マウスバード氏が英語が嫌いなのは、小さい頃に外国人と触れ合っていないせいに違いない

 ↑これを読んだ時、私は怒りがこみ上げました。無論彼(彼女?)は私の上記のエピソードを知りません。ですからこんな意見になったのだと思います。

 あるいは、彼(彼女?)は、小さい頃に外国人に取り囲まれて知らない言語で理由もわからず長時間罵倒されたり、ジェットコースターの固定装置が機能してないときにその意図をアメリカ人スタッフに伝えられないままそのスタッフに満面の笑顔で送られながらコースターが発射すると、(この人の場合は)英語が好きになる のだと思います。


 今日は時間がないのでこの辺で><。次回はここまでのまとめをします。金曜日はいつものニコ生英文法講義。この続きは来週の月曜日です。

(↓目次はこちら)
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コメント

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2017年
07月07日
21:42
コピットさん

こんばんは。 お久しぶりです。 ^^


子供のころに大変怖い経験をされたんですね。

ホテルの件、ジェットコースターの件、どちらもほんとに怖い。

そのとき、引率者はいたんですか?

ふつう、英語がわからない子供がひとり、一人でうろうろするなんて、できるわけないですよね。 

引率者は何をしていたのか。。 そして引率者は英語話せる人ですよね絶対。?

それなら、ホテルでMB少年が怖い思いをしてパニックになった後、きちんとこどもにどうしてそうなったか、説明をして注意しないといけないはずです。

結局、本当は、なにが起こっていたのか、今もわからないまま。

何十年たった今でも、トラウマとなってMBさんを苦しめているんですよね。

そのとき、MB少年は引率者に対して、怖い思いを話しましたか? 感情をぶつけましたか??

そのところの大事なコミュニケーションが全く見えてきません。

当時、少年MBさんにとって、その引率者は一番頼りになった人のはずですから。


あと、ホテルの件は、外国のホテルで、日本人とみられる少年が一人でいて、言葉も理解できないとしたら、私も、ワイワイ怒ったかもしれません。

そこにいた外人さんたちは、きっと心配したと思いますよ。

「こんな子供が一人で、いるなんて、親はどこにいるんだ!無責任だ、警察を呼べ」などと

怒っていたんじゃないですか。 

おばさん感覚からしたら、親がついていないのは、

信じられない話しだったでしょうね。 危ないですよ、ほんとに。 連れ去られてもおかしくない。


それに、ジェットコースターの件も、怖いですね~ わたしも、安全バーが緩かったら、怖くて

パニックになりますね。 

以前似たようなことが、ありました。 大きな船で、揺られる奴。

こわかった~。 乗ってる間、こわかった~

今も、わすれません。 スカートがすべってすべって、体が前へ後ろへと

すごく動くのです!恐怖恐怖。 

本人は、超怖がりなので、放り出されて、死ぬかと思いましたよ。

隣の友達は、楽しんでいました。 わたしは、もう二度と乗らん、とぶちまけました。


 →「マウスバード氏が英語が嫌いなのは、小さい頃に外国人と触れ合っていないせいに違いない」

↑、こんなアホな意見は、さっさとわすれなさい。 


あ、最後にひとつ。

作家の又吉の話です。

かれは幼い時、親戚のおじさんがトイレをしているとき、ちらっと見えてしまったんですって。

あわてた又吉はさっと逃げようとして、そのとき、大声で「ワッサイビーン!」って怒鳴られたん

ですって。

意味はわからなかったけど、「怒られた」と思ったそう。

いままで優しかったおじさんに怒鳴らたから、トラウマになって、おじさんが家にきても

顔を合わさないように避けていたそうです。

それから何年もたったとき、「ワッサイビーン!」が沖縄言葉で「ごめんよ」という意味だった

知って驚いたそうです。 「あ、おじさんは怒ってなかたんや、俺に誤ってたんやって」知って、

おじさんに悪いことをしたなと、後悔したそうです。

又吉さんも繊細な人なんで、笑い話にできなくて、距離をおいてしまtったために、

長い間、誤解したままだったんんですね。 

なんだかちょっとこころあったまるお話でした。^^

2017年
07月08日
12:25
mouthbirdさん

>>1 コピット。さん
コメントありがとうございます。
> 引率者
基本的にはいました。まず旅行会社の案内役みたいな人が何人かいました。ただしこの人たちは日替わりでした。彼らはいる時間帯よりいない時間帯のほうが多かったです。基本的には我々は、「演奏家」として移動していたからこういうシフトだったのか、と思います。ただ正確にはどうだったのか(今となっては)よくわかりません。ただ彼らは英語がペラペラでした。
 彼らは常にいないので、代わりというか、なんというか、そういう立場の人が1人いました。その人は、この演奏旅行の演者(小学生)の1人の母親でした。「何かあったらこの人に頼る」という事になっていました。この旅行中の親代わり、みたいな立場の人でした。最初に聞いた話だと「この人は英語が喋れる」という触れ込みでした。
 しかし実際、このおばさんが英語を喋った姿をほとんど見ませんでした。よく覚えているのは、ディズニーランドの何処かでスタッフさんかだれかに、「Are you Japanese?」と聞かれて、「ジャパニーズ、ジャパニーズ」と返事をした姿です。これ以外で彼女が英語を喋った姿は見たことがありません。察するに「海外旅行に行きたかったから、(英語を喋れることにして)保護者役をかって出た親」だったのではないかと今は思います。

1)ホテルでの出来事
・外国人の人が私を心配した行動だった可能性について。
可能性はありますねー。ただどうなんでしょう? 私は当時も今もその可能性は低いと思っています。なぜなら私は「【ホテルの部屋の鍵】を持って移動していたから」です。手に鍵を持ってたら、部屋を探しているだけと思わないのでしょうか? 私は怒られているとき「なんで部屋を探させてくれないの? 鍵を持ってるんだから私は部屋を探しているだけだってこの人達は思ってくれないの?(この人達は全員それが分からない馬鹿なの?)」と思っていました。もし彼女たちは私を心配していたとすれば、私が持っていた鍵の番号を見て一緒に部屋を探してくれたと思います。でも彼女たちはそうしなかった。だから、彼女たちの行動は私を心配した行動ではないと思っているのです。どうでしょうか?
 なおこの時、私に声をかけて私を助けてくれたのは、引率?の(英語が喋れることになっていた)おばさんでした。救われた後すぐに、私は彼女にさっきまで自分の置かれていた恐怖の状況を説明しました。しかし彼女はピンときていなかったようです。その時の私の説明が下手だったのかもしれません。(私は元々言語障害児でしたから。けっして説明は上手くなかったと思います。)

 
2)ジェットコースター
この日の行動は自由行動でした(演奏は無し)。ジェットコースターに乗るときは、引率者は途中まで列にいました。このときの引率者は(英語が出来ることになっていた)おばさんでした。列の途中までいました。ですがこの人は結局最初からジェットコースターにのるつもりはなく、どこかのタイミングで我々子どもたちを見送り、近くで我々が戻るのをどこかで待機していました。私が「閉まらない!」と叫んでいた状況が見えないような場所で待機していたと思います。
 私が死にかけたあと、当然、私は自分の恐怖体験を彼女に語りました。いくら私の説明が下手でも、これは理解してくれた模様です。私は「これをディズニーランドのスタッフさんに(英語で)知らせて! 僕は英語がしゃべれないんだから!」と頼みました。彼女は「分かった」と言ってくれたと思います。しかし、ある程度以上念入りに彼女を観察していましたが、彼女がディズニーランドのスタッフに【英語で】知らせた様子は全く見受けられませんでした。だから多分彼女は英語が最初から喋れなかったのだと思います。

 とにかく散々な旅でした。到着早々、着替えの下着セットをホテルに忘れて下着を全部なくしたり、風邪ひいたりしてました。最後はハワイにも立ち寄ったのですが、私は大風邪をひいていて泳げませんでした。

>>→「マウスバード氏が英語が嫌いなのは、小さい頃に外国人と触れ合っていないせいに違いない」
>↑、こんなアホな意見は、さっさとわすれなさい。 

忘れられると良いんですけどねえ…

世の中、「英語を嫌わせないようにするために…という理由で、子供に外国人とふれあいさせる(例えばネイティブが講師の英会話教室に通わせる)」という行動をする親を見かけませんか? そういう親を見かけるたびに、(他人はともかく)私は怒りで震えています。自分(親)は恐怖を感じませんせんし、死にかけもしないでしょうから。


> ワッサイビーン

この「意味」が分からなかったから、問題になった典型例だと思いました。こういう話を聞くと、私は「だから、コミュニケーションとは意味まで分からないと意味がない」と思ってしまうのです。


ではまたー

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