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K先生
晒し者にされた話
<前置き>
いつも単語をどう読んでいいか分からない私は、
英語が得意な友達に相談した。返事は「
そんなん雰囲気で自信を持って読めば良いんだよ! それが極意だ! 」と言われた。
英語のテキストに
happily という部分があった。授業中この単語を発音するようにと、私はK先生に言われた。
私は読めなかったが、【
極意】を思い出し、雰囲気で自信を持って「
ハッピリティ」と発音した。
K先生 :
ぐはははwww ハッピリティwww マウス~これは ハピリーなんだよ。マウス~ ハッピリティじゃないんだよ~
<教室中、爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
K先生:マウス~
ハッピリティじゃないんだよ~
<教室中、
再び爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
K先生:マウス~
ハッピリティじゃないんだよ~
<教室中、
3度めの爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
K先生:マウス~
ハッピリティじゃないんだよ~
<教室中、
4度めの爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
K先生:マウス~
ハッピリティじゃないんだよ~
<教室中、
5度めの爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
K先生:マウス~
ハッピリティじゃないんだよ~
<教室中、
6度めの爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
K先生:マウス~
ハッピリティじゃないんだよ~
<教室中、
7度めの爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
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仮想K先生
数学の教科書に、(+5)-(+2)という部分があった。授業中この答えを言うようにと、私はK先生に言われた。
私は「+7」と答えた。
K先生 :
ぐはははwww +7www マウス~これは +3なんだよ。マウス~ +7じゃないんだよ~
<教室中、爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
K先生:マウス~
+7じゃないんだよ~
<教室中、
再び爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
K先生:マウス~
+7じゃないんだよ~
<教室中、
3度めの爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
K先生:マウス~
+7じゃないんだよ~
<教室中、
4度めの爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
K先生:マウス~
+7じゃないんだよ~
<教室中、
5度めの爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
K先生:マウス~
+7じゃないんだよ~
<教室中、
6度めの爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
K先生:マウス~
+7じゃないんだよ~
<教室中、
7度めの爆笑の渦><立ったまま苦笑するしかない私>
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仮想K先生の方の話は創作ですが、K先生の方はまごうことなく実話。
個人的に非常によく覚えている体験。
「happilyをハッピリティと発音しクラス全員に大笑いされ、
7回も同じネタで連続で晒し者にされた私」は、「
美しく英語を発音する12歳のアメリカ人の坊やよりはるかに恥ずかしい存在である」…とK先生に思い知らされたように感じられた。これも私が「英語の発音が恐ろしく嫌いになった理由の1つ」である。
金曜日は【ニコニコ生放送】による文法講義放送です。
この話の続きは来週の
月曜日です。
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