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mouthbirdさんの日記

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2013年
11月16日
19:18 mouthbirdさん

Yahoo知恵袋にあった質問の返事

Yahoo知恵袋に、私のサイトの質問が載っていました。
気がついたのがタッチの差で遅く、お返事ができなかったのです。そこで、Q-Engの日記で代わりに返事をさせて下さい。

該当のYahoo知恵袋は↓こちら
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q...

該当の私のサイトのページは
http://www.ye-study.com/page3-1.htm
>----------
 問題:次の(   )に that 以外の適切な英単語を1語必ず入れよ!
 :This is the place (  )she likes.

 英語が苦手な人の多くが、悩みながらやっとひねり出す答え
  ⇒ where

 英語が得意な人(特に普通の英語の先生)が「カン」で「ひょいっ」と答える答え
  ⇒ which
>----------

Yahoo知恵袋の質問は
 なぜ、苦手な人は where と答え、得意な人は勘で which と分かるのか……が分からない

というご質問でした。以下返事です。

===============


私の説明不足だったようです。大変申し訳ありません。偶然見つけたのですが、回答時間に間に合いませんでした。なのでここに私なりにお返事を書きます。

-----
先に、なぜ
「得意な人は勘でwhichといれて正解するのか?」
まずこちらに答えます。
理由は、「英語が得意な人は沢山の英文を丸ごと覚えているから」です。

分かりやすくするために日本語で考えましょう。
日本語で問題を1問出します。
例えば
「ここは彼女(  )好きな場所です」

問題:この↑(  )に適切な日本語を入れてください。


たぶんあなたはこの問題をたやすくできるはずです。

・「を」ではない。
・「に」ではない。
・「と」ではない。
・「は」はいいかも。でももっと適切なのはないかな?
・「の」はいいかも。でももっと適切なのはないかな?
・「が」が1番いいかも。

したがって正解は「が」とわかるはずです。「は」や「の」でも不正解にはならないでしょう。
あなたは「勘」で分かったはずです。

では、どうしてあなたは【勘】でわかったのでしょうか? 理由は「あなたは似たような日本語文を既に覚えているから」です。あなたは当てはめてしっくり来るものを「勘」で選び出したはずです。

英語の場合もこれと同じです。【英語が最初から得意な人】は英文に数限りなく触れています。そして英文を覚えています。
したがって、今あなたが日本語の場合で【勘】で「が」とできたように
英語が得意な人は
 This is the place 『  』she likes.
に【勘】で
 which
と答えられるのです。

以上が得意な人の考え方でした。

(ちなみに英文としては that も正解です。また which も that も入れない(空欄のまま)というのも、英文としては正しいです。
ただし、サイトにある元々の問題文では(that 以外の適切な英単語を1語必ず入れよ)と但し書きが書いてあるので、今回はどちらも正解にできません。which の知識も含めて、この「that も正解になったり、何も入れなくても良いという知識」は中3で習います。こういう whch や that は「関係代名詞」と呼ばれる文法です)

----

一方英語が苦手な人はどうか? 英文に多く触れていません。英文を覚えていません。
したがって、【勘】が正しく働くわけがない。だから間違えるのです。

では、なぜ where と答えてしまうのか?

まず 今回の where は「関係副詞」と呼ばれるものですが、これは高1で習います。(昔は中3で習ったのですが今のカリキュラムでは高1です)
そして、<関係副詞の where を学校で習う場合、たいていは【上手く教わらない】>のです。はっきり言って先生の説明の仕方が「下手」です。

学校で関係副詞の where を習う場合、たいてい例えば↓こんな例文で習います。
 This is the place (where) she saw a lion.(ここは彼女がライオンを見た場所だ)

で、このとき先生の多くはこう言うのです。⇒「この英文の(   )に where が入る理由は、手前が「場所」の名詞だからだよ」

たいていは↑こう習うのですが、こう習うと学生の多くは
「そうか! 手前が場所っぽい名詞なら、いつでも where なんだ!」
と覚えがちなのです。実は違うのです。

「この英文の(   )に where が入る理由は、手前が「場所」の名詞だからだよ」←これはあってはいるのですが、説明不足なのです。
正しくは
  「(   )の右側に必要な部分が抜けて【いない】場合」
 「なおかつ、手前が「場所」の名詞の場合」は where
なのです。
 しかし、ほとんどの英語の先生は↑のをちゃんと説明しないのです。だけしか説明しないのです。


私がサイトで出した問題↓
 This is the place (  ) she likes.

 ↑この問題の場合、(  )の右側は
she likes
です。このままだと「彼女は何が好きか書いてない」のです。
she likes 「?」. …なわけです。

(   )の右側に必要な部分が【抜けている】のです

こういう場合、私はよく↓こういう記号を付けます。
 This is the place ((  ) she likes ●).

「このように ● という印が付けられる」場合は、「必要な部分が抜けて【いる】」ということです。

(ちなみにこの問題文の場合、必要な部分「●」は文法用語で「目的語」と言います。したがって英語の先生はよく「この英文は likes の目的語がないよね~」などというセリフで授業で説明します)

問題文の場合
 This is the place ((  ) she likes ●).
は、このように「必要な部分が抜けて【いる】」ので、この場合、関係副詞 where が使えないのです。
抜けている場合は中3で習う「関係代名詞の知識」を使って which という正解が導き出せるのです。


ちなみに、あなたがご質問されているこの問題を「間違えなく自信をもって」 which と答えられるようになるまで、私は半年かかりました。できるようになったは浪人のときです。それまでは where と答えまくり、毎回×を貰っていました。高校時代は英語は赤点しか取ったことがなかったです。

------

以上で説明は終わりです。疑問が解決されていると嬉しいです。
m(_ _)m
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コメント

1番~17番を表示

2013年
11月16日
20:45
neginohanaさん

なるほど~。
そういう説明だとわかりやすいんですね。

私が習ったときは、
「先行詞を関係詞節に組み入れる場合、in や at など前置詞が必要な場合は where を使う」「where = in which」
と言われたような気がします。

私はそれで何の不自由もしなかったのですが、
確かにこの説明の方が単純でいいですね。

That is a tall building where I live.

の場合は、I live で完結しているから、whereだけれども、

That is a tall building which I live in ●.

となると、in の後に何か必要になっちゃうから、which なんですね。

でも、この in は which の前に来ることもあるから、その注意も必要ですね。


That is a tall building in(      ) I live .

という問題があったら、間違えそうです。(私は大丈夫だけど)

2013年
11月16日
21:23
mouthbirdさん

>>1 neginohanaさん
全くもっておっしゃるとおりです。

・which でさえどういう時に使えるのか、使うのか、わからない! 
・仮に正しく使っても、自分では「正しく使っているのかどうか、自分では分からない、自信がない」
   ↑というのが英語の苦手な人の特徴です。in which なんてとてもとても!

in which を見たら、「なんじゃこりゃ???」と思うのが普通の英語が苦手な人です。苦手な人にとっては最難関の1つです。まともに in which が使えるようになるまで半年はかかると思います。(たとえ仮に in which を正しく使えた場合があっても、正しく使っている自信が苦手な人にはないのです)

2013年
11月16日
22:37
maikoさん

この質問者の気持ちわかりますー。
もうひとついえば、
New York is the city (  ) I have long wanted to visit.
「visit の時だけは"特別"にwhichです。」ってついこの間まで信じていました。
in whichはまだまだ理解してない(>人<;)
まだまだまだまだですσ^_^;

それにしても、この質問のお返事が。。。。。
見た瞬間、スルーしちゃった(^^;;

2013年
11月16日
22:41
たっつんさん

>>1 neginohanaさん

>in や at など前置詞が必要な場合は

これ、私も同じ教わり方ですけど、一般レベルの生徒、学生には、「それっていつ?」っていう話になっちゃうんですよね…。

 本質的には先行詞と最後の同士の関係、副詞句なのか目的語の名詞なのか、もっというと自動詞なのか他動詞なのか、を理解していないとパーフェクトには正解できない。

 でも、この説明をすると、50分っていう授業時間では尺が足りなくなっちゃう。これを説明する先生は過半数いないと思います。

2013年
11月16日
22:52
popoyuriさん

すばらしい~。
わかりやすい~。
無料講座でおなじみのマグネット、こういうところに書くときでも●で表示できて、それもいい~。

本当に、ここにマバ先生が書いているように習いました。
で、whereが入る問題を先生は作ります。解きます。正解!やったー!←成功体験になっちゃって、すっごく定着しちゃうんですよ…

その後で、「whichってのを教えるよ!前が場所でもこれはwhich!」って残酷なことを言われても、ぽかーんです。 その授業はまだいいかもしれない。なにしろwhichを習っているので、うたがいなくどの問題でもwhichで正解ですよ。なんとなくわかった気になって帰宅します。

でも、期末試験くらい間が空いちゃって、whereもwhichも登場する試験ならお手上げです。
先に習った「場所はwhere」ってのが、どーにもこーにも分かりやすかった分だけ、ガンガンwhereで解きます。ムリゲー上等です。
(  )のは何なのかを見て答えるクセがついているから、後ろの文が不完全とか、全然見ていません(笑)。で、間違える。 
関係代名詞のうちのたったひとつじゃない。whichは捨てるわ。 と、恐ろしいことをさらっと考えてしまうのです。 いえ、しまったのです。

どうして、両方を比較するように教えてくれないんでしょう。どうせ、習うことなら、今覚えなくてもいいけど、後ろの文次第でwhichが入ることもあるんだって言ってくれてもいいと思うの。
視野をせばめることで教えやすくなるかもしれないけど…。

マバ先生は「今は覚えなくていいけど、こういうのもあるんだよ」って何度も無料講座の中で言ってくれていますよね。

2013年
11月17日
00:08
mouthbirdさん

>>3 maikoさん
maikoさんは、今ちょうど関係詞を学習中ですから、苦しみがよく分かると思います。
(ただ、おそらくこの質問者さんは「なぜ which が正解になるのか」が分からないと思います。関係詞の学習が未消化だからです。)
お分かりになっていらっしゃいますが、「visit が特別だから」ではなく「visitが他動詞だから」です。「 visit の後に ●が打てるので、関係副詞は入れない。 手前の単語 city は「物」だから、答えは whom ではなく which になります。
in which はできるようになってください。in の位置が[関係代名詞which]の左に移動しただけです。


>>4 たっつんさん
>>in や at など前置詞が必要な場合は
>これ、私も同じ教わり方ですけど、一般レベルの生徒、学生には、「それっていつ?」っていう話になっちゃうんですよね…。

でしょうね。英語が苦手な人は、例えば
 I live Tokyo. ←「この英文が正しいか正しくないか」が分からないんです。たいていの英語が苦手な人は「え? 正しくないの?」と思うはずです。
 で、↓こういう英文を見せます。
 I live in Tokyo.
すると、「ああ、なるほど。こっちのほうがいいかも」と分かります。でも同時にこうも思います。⇒「I live in Tokyo.のほうが正しそうなことは分かるけど、じゃあ I live Tokyo はダメなの? ダメだとしたらなんでダメなの?」
 ↑こういう疑問に、たいていの英語の先生は答えられません。
私は答えられますけどね。(↓参考 I go to school. に to がいるのはなぜ?)
http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/2005/08/post_19...
 英語が最初から得意な人は↑こういう部分に疑問を感じないのです。

>自動詞なのか他動詞なのか、を理解していないとパーフェクトには正解できない

おっしゃるとおり! ここが問題! 自動詞と他動詞をしっかりと教えないから、この手の関係詞の問題で苦手な人は100%つまずくのです。

だから、平気で「27点」とか取ってきた私の姪↓
http://q-eng.com/diary/12358
には、私が教えるようになった中2の夏休みからは、「自動詞と他動詞」を念入りに教え込みました。今では88点とか取ってきます。
http://q-eng.com/diary/13756

>この説明をすると、50分っていう授業時間では尺が足りなくなっちゃう。これを説明する先生は過半数いないと思います。

 そうかもです。私はしっかり教えますけれども。ここが得意不得意の差が1番出るところだと思っていますので、特に苦手な生徒さんには目一杯ゆっくり教えます。


>>5 popoyuriさん
お褒めいただきありがとうございます。
>無料講座でおなじみのマグネット、こういうところに書くときでも●で表示できて、それもいい~。

私もそう思います。この●は私のオリジナルではなく、私の師匠の1人「井川治久先生」のテクニックです。これによって、ようやく私は関係詞を克服したのです。なのでそれを皆様にもお伝えしているのです。

 ちなみに「英語が最初から得意な人」は、この●に、「不快感」を持つようです。「なんでこんなじゃまっけなもの書くのだ?」と思うようです。 「カン」でできてしまう彼らにとって、●は「カン」で解くのに【邪魔者】以外の何ものでもないようです。(某ネット上でそういう記事を見かけました) つまり、彼らは「英語が苦手な人に対して、このように(●作戦で)教えることが普通できない」のです。(自分が理解しにくいと感じる方法で教えない、ということです) 普通の英語の先生はこのタイプです。だから、英語が始めから得意な人ばかりが関係詞は得意になり、苦手な人は関係詞が苦手なまま高校を卒業してしまうのです。

>どうして、両方を比較するように教えてくれないんでしょう。

得意な人は「カン」で使い分けられるからだと思います。彼らはこのwhich と where の使い分けは初歩すぎ! 簡単すぎ! カンで楽勝! と思っているはずです。
 ちょうど今、姪がこの関係副詞の where を習っています。教科書には、which との使いわけが書かれていません。教科書からして「関係代名詞と関係副詞の違いが分かるような説明が書かれていない」のです。こうなると先生の手腕にかかります。もちろん私は姪に使い分けをみっちり教えています。「わしはここの違いが分かって、この手の問題に間違えなくなるまで半年かかった」と言いながら教えています。

>マバ先生は「今は覚えなくていいけど、こういうのもあるんだよ」って何度も無料講座の中で言ってくれていますよね。

そうだったかな? 問題を2問ほど出して「この2問は似てるけど、こっち問題の正解は where です。でもこっちは which です。今は解説しません。ずっと後でやります」というのが最初のほうにあります。それのことかな?

2013年
11月17日
06:44
aki-euさん

mouthbird先生.

僕の場合の考え方(僕流なので他の人には当てはまらないかも)なのですが,
こういった場合には,「場所の名前は場所じゃない物だ」と考えています.
誰しもdeskと聞くと物と答え,on the deskと聞くと場所と答えると思います.

でもOsakaと聞くと場所って答えてしまいますが,
「場所の名前は場所じゃない・物」という考え方を導入すると,
これは物となり物の代わりを成すものwhich/thatが正しいとなります.

じゃあどうやって場所を表すかというと,
"on" the deskのように「前置詞+名詞(モノ)」の場合であると,
説明できると思います.

もちろんhere/thereといったように初めから「場所」を表す語句はありますが,
この場合には初めから場所なのでwhereです.

したがって,
僕の場合は結論として「場所の名前は場所じゃない,モノだ」という考え方を入れると
今のようなwhich/whereで短絡的にwhere入れてしまいがちなミスを防げると考えてます.

2013年
11月17日
08:02
hadaさん

自分も場所なら where とだけ覚えていて、とんでもなく混乱しました。
でも where/which は後ろにある動詞が自動詞、他動詞のどちらで使われているかという所まで知らないと答えられないときがあるので難しいですね。

P.S.
「ここは彼女(  )好きな場所です」
「は」は間違いで、入れるとしたら「の」「が」が正しそう。

2013年
11月17日
08:54
hiromidukiさん

英語は好きだけど日本語で学ぶ英文法の勉強は好きではない私。
マバ先生の解説を読んでもすぐには理解できませんでした。だからといって、勘でサクッとwhichが導き出されたかというとそうでもなく、place⇒場所⇒whereか?とつまづきましたw

自動詞・他動詞について中・高で先生から説明があったかどうか、正直記憶にありませんが、大人になって学び直してから意識するようになったので、当時の授業ではあまり重要視していなかったと思います。

私の場合、テストに向けての学習は目指していないので、こうした穴埋め問題とか文法問題に疎い方です。実際、マバ先生も書かれている通り口語だと省略されることが多いですから、普段気にすることもあまりないんです。でも知識としては知っておきたいし、説明されて「なるほどな」と思える感覚は持っていたいなと思っています。勉強になりました。m(__)m

2013年
11月17日
08:55
neginohanaさん

>>7 aki-euさん

おお、それはいいかもしれませんね。

でも、やっぱり自動詞と他動詞をしっかり理解していないと、

go to Tokyo 

visit Tokyo

の違いが、わかりにくいと思います。

2013年
11月17日
11:52
popoyuriさん

あー。わかっちゃったかも。自分のだめなとこ。

私は、半端に勘でわかるけど、自動詞と他動詞を意識していないです。
全部キチンとわからないとイヤでルール作りが好きというタイプでは、まったくもってないので、組み合わせ(go toだのlook atだのですよ)の量でカバーしていたんですよね。で、テストでも点だけは良かったんです。奇跡だったんだな(笑)。
そこだな。読めるけど自信をもって書けないのは。

そして、今、参加している英語サークルのメンバーにも同じような感じの方がいて、「自動詞?他動詞?」って聞かれると間が空きます。自分を見ているようだよ。
前置詞セットみたいな覚え方をしているので(学校で自動詞・他動詞を手厚く習った記憶が無い)そこはforだよと記憶から自信をもって答えられても、自動詞か他動詞か答えよと言われると言葉になじみが無くて即答できません。
本や人から学ぶ時には、その言葉は必要かもしれないけれども、半端に勘でわかる分だけ距離を感じます。慣れるしかないんだろうな。

そんな私にも、aki-euさんのお話、とても参考になりました。希望の光。
ありがとう。

2013年
11月17日
14:52
さん

12:

関係代名詞を挿入するという問題で、先行詞がたまたま place なので、参考のために、「オックスフォード実例現代英語用法辞典」の  place (場所) に関する記述を載せておきます。

This is the place (  ) she likes.

PEU の用法例

I'm looking for a place to live. 

上の例文は、 live が自動詞であり、(関係代名詞は使っていませんが、不定詞の用法として、live in とすべきところ、in は省略することができる)、これは、特にアメリカ英語でよく見られる用法である と記述してあります。
上の用法は、本来は、a place to live in     a place in which to live であるが、この方が形式張った用法である と言っています。

次の用法
There's no place to sit in this room. これが普通の用法。
in this room は副詞句。
したがって、no place to sit になっていますが、sit は「自動詞」です。
先生の説明に従えば、no place to sit on (または sit in sit at ) でないと不自然ですね。

You remember the place we had lunch? これが普通の用法。

the place we had lunch at?
the place at which / where we had lunch?
の方が形式ばった語法である  という注釈がついています。

もうひとつ
I went back to the place I bought the scarf, but it was closed.

これも I bought the scarf at the place の形になるはずですが、上の例文のような形が普通の語法である と言っているのです。

この他の参考書にも、place に関しては、このように日本で非文法的 とされる用法の記述があります。

引用参考書は文法書であり、会話の参考書ではありません。

例文および語法の問題については基本的に引用参考書の記述です。
私の説明もありますが、これは説明が簡単すぎるのを補ったものです。

ご検討ください。

2013年
11月17日
16:35
mouthbirdさん

>>7 aki-euさん
ふむふむ。 「場所」である以前に「物」である …と考えていらっしゃるということでよろしいでしょうか? そう考えると上手く行く感触があるかたも大勢いらっしゃると思いました。

>>8 hadaさん
hadaさんも元々英語が苦手でいらっしゃるので、自動詞と他動詞の認識が必要な方だと思いました。
日本語の問題ですが、「は」は、例えば「私は好きではないけれども」という文脈なら使えると思うのです。そういう前提がなければ、「の」か「が」だと思います。

>>9 hiromidukiさん
勉強になったようで嬉しく思います。要は「その英文の意味が正しく分かる&正しく英文を使える」のであれば、何だっていいと思います。自動詞・他動詞は今のカリキュラムだと中3で習うことにはなっています。ですがたいていはそこまでしっかり教わらないと思います。無論私もしっかり教わった覚えがないです(浪人まで)。浪人のときに初めてしっかり教わりました。そこからようやく霧が晴れました。
 ですが、英語が始めから得意な方は、こんなもの知らなくても「カン」でできてしまうのです。

>>10 neginohanaさん
特に「他人に説明するとき」は、自動詞と他動詞の意味と違いをしっかり認識していないとまずいと私は思います。奇跡でもなんでもなく、そういう人は沢山いると思います。

>>11 popoyuriさん
私は、自分が自信を持って答えられれば「自動詞」とか「他動詞」とか知らなくたって良いと思っています。
 私の基本理念は「文法の必要度は人によって異なる」なのです。popoyuriさんの場合は、自動詞・他動詞の知識はそれほど要らないと思います。

>>12 welciayorkmartさん
place to do の場合はおっしゃるようになくてもいいようですね。ロイヤル英文法にも同様の記述があります。5年ぐらい前、あるアメリカ人と英語でチャットしてて、この問題にぶち当たったことがあります。私は「in はいらないの? on もいらないの?」と聞きました。彼は「いらない!」という返事をくれました。そのとき私はかなりびっくりした覚えがあります。 慌ててロイヤルを調べたらちゃんと記述がp476にありました。

あっと、1つ忘れてた!(18:46 追加)

>You remember the place we had lunch? これが普通の用法。

これが普通なのですね。これは知らなかったです。ありがとうございます。
言われてみるとそんな気がしますね。これは日本の英文法なら(関係副詞 where の省略)と習うものです。
・where の先行詞が the place の場合、the place か where のどちらかが省略できるのです。

 You remember the place where we had lunch?
=You remember where we had lunch?
=You remember the place we had lunch?

と習います。

2013年
11月17日
21:12
neginohanaさん

>・where の先行詞が the place の場合、the place か where のどちらかが省略できるのです。

ああ、なるほど。

why の先行詞が the reason の場合、 the reason か why のどちらかが省略できるのと同じですね。

2013年
11月17日
21:40
mouthbirdさん

>>14 neginohanaさん
おっしゃるとおりです。
the time も同様にできます。
 Spring is the time when the garden is the most beautiful.
=Spring is when the garden is the most beautiful.
=Spring is the time the garden is the most beautiful.
(春はその庭が最も美しい時だ)

ちなみに the way と 「関係副詞 how 」は最初からどちらかしか使えません。
× This is the way how I solved the problem.
○ This is how I solved the problem.
○=This is the way I solved the problem.
(これは私がその問題を解いた方法だ)

2013年
11月18日
03:41
さん

16:

>>13 mouthbirdさん

この問題では、Iknow! で 同じように ..... the place I sit.... というのがあって、これは前置詞が抜けているのではないかと 日記だったかで書いたことがあり、このことについて、先生から place の場合、前置詞は不要。
したがって、Iknow! の文章は間違っていないというコメントを頂いた
ことがあります。
これが、チャットの直後だったんですね。

いわゆる 「ロイヤル」 の p 476 を調べてみましたが、記載されていません。
「表現のための実践ロイヤル英文法」ではないですね。
受験用の 「ロイヤル英文法」 でしょうか。

the way については、下の私のウェブサイトに細かく記述したものがありますので、参考にしてもらえれば嬉しいです。


http://q-eng.com/diary/12080

2013年
11月18日
11:01
mouthbirdさん

>>16 welciayorkmartさん

>この問題では、Iknow! で 同じように ..... the place I sit.... というのがあって、これは前置詞が抜けているのではないかと 日記だったかで書いたことがあり、このことについて、先生から place の場合、前置詞は不要。
したがって、Iknow! の文章は間違っていないというコメントを頂いたことがあります。
>これが、チャットの直後だったんですね。

私が place to do が気になったのは1回だけだったので、おそらくおっしゃるタイミングのときだと思います。

ロイヤル英文法はおっしゃるように、「表現のための~」ではないほうです。

the way はリンク先を確認しました。完璧ですね。the way を気になさる方はリンク先を参照されるべきだと思いました。

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