• ようこそゲストさん!

rudbydjangoさんの日記

(SNS全体・外部に公開(Web全体に公開))

2013年
06月06日
14:50 rudbydjangoさん

まだるっこしいかえっとみやすいか。

「えっとみやすい」、この語はあまり馴染みの無い人が多いのではないか、と思う。

片岡義男という人の「イングリシのほうがえっとみやすい」という文章を大昔に読んだ記憶があって、なんとなく覚えていた。簡単にいうと、fish は「フィッシュ」よりも「フィーシ」の表記の方が落ち着く、というような内容でした。

さて、まだるっこしい、については

http://q-eng.com/diary/8820

引用はじめ

> I'm proud of winning the tournament.
> 「私はその大会で優勝したことを誇りに思う」
> は誤りですか。
> I'm proud of having won the tournament.
> と書くべきなのでしょうか。

う~~~ん、ちゃんと調べないとわからないですが、おそらく
I'm proud of winning the tournament.
「私はその大会で優勝したことを誇りに思う」
で大丈夫だと思います。
理由はまさに「まだるっこしいから」
つまり、
「文脈上、事は述語動詞よりも前のことだということが明らかならば、わざわざ「having 過去分詞」にせず、「~ing」でOKだということ」です。

引用終わり

勝手に引用してしまって申し訳ないけれども、ここで(質問者の方ごめんなさい、コピペがしにくいので)、「まさにまだるっこしい」とあり、ここだけ読んで青字部分はキチンと読まなかった。

なぜかというと、win the tournament ここで、win という語の語感からして having won と言うのはまだるっこしい、つまり勝った⇔負けた、そういう意味で使う語は言い切ったほうが文体的にも効果的と感じられる、と言うのが私の印象で、あまり時制は意識していないのです。特に簡潔さを好む米語の方が英語よりも省略が見られる傾向はこのようないわゆる文体、スタイルのような意識に関係があると僕は考えている。

そういわれると、あ、時制が大切か、とは思いますけど、ほぼ意識はしていない、と思う。 have won と言わなければならない状況は、犬のしつけなどでご褒美のえさをもらってうれしそう、というときであれば

having won the prize, he looks satisfied … ということがあるのかなぁ、と言う感じがする。けれども、時制を意識した分詞構文にしてしまうと、 he looked satisfied... となるか。見直してみると。

もちろん、winning the prize, he looks he’s satisfied... としてもあまり変わらないかな、とも思えるし。ただ、より口語的な感じは受ける、かも。

イマとっさに思いつきで書いたので、どうかなぁ、と感じる方はご意見をお願いします。

なお、動名詞というか ing 形になりにくい動詞、ロシア語についてよくは知らないけれども、「完了体、非完了体」というのがあって、以前どなたかも触れていたように記憶している。

realize や notice のような動詞について、beginning to realize/notice 的に realizing/noticing を使う人もいるけれど、用法としてはどうだろうか、と言うようなフォーラムもけっこうあった。最近は聞かないほうが多いかな。僕はあまり好きくない。

そして、イマはBBCでも we’re finding out about what’s happening in Egypt のような番組宣伝を流していて、聞くたびに、どうかなぁ、と感じてはいる。

さらに、しつけている人の手の中にあるご褒美、と想定してしまっているので、 the prize としたほうが例文としてはすっきりするのだろう、というか the prize としてしまう。

これは結構意味のあることで、例文として短い例文、挿絵や写真のある例文などの場合、どうしても「そこにある」というようないわゆる共通認識的な the が出て来やすい。そのあたりの the の使われ方が、NHKの基礎英語などではテキストを買ってはいないので説明があるかどうかわからないものの、物語として想定されていて場面から定冠詞にせざるを得ないところも多く、どうしたらうまく感覚をつかんでもらえるのか、かなり気になっている。

文脈や英語の論理として求められる冠詞というのが当面の課題かな、とゆう気がしているところです。

米語で having said that と「まぁ、これこれと話してきたけれども」というような意味合いでの introductory phrase があり、よく聞くけれども、これも短くして、 that said で済ませるヒトも結構多い。今思い出したのでちょっと付け加えておきます。

取り敢えず、以上。
  • 総アクセス数(2,208)
  • 拍手拍手(0)
  • お気に入りお気に入り(0)

コメント

1番~2番を表示

2013年
06月06日
18:53
mouthbirdさん

なるほど、ここの文言でしたか。

私のここの見解は「時制」で「まだるっこしい」んです。

イギリス英語は分かりませんが、現代アメリカ英語ではどうも完了形が嫌われる傾向があることも背景の理由にあると思います。
たとえば
「あの映画見た?」なら、
 Have you ever seen the movie?
よりも
 Did you see the movie?
と使うほうが今は多いようなんです。

また、言語は何語でも、「短く言って意味が通じるなら短くなる」と思うのです。日本語ならたとえば「ら抜き言葉」ですね。「食べられる」が本来正しいのですが、「食べれる」にどんどん代わっていると思います。
 こうした「短くなる傾向」も含めて、私は「まだるっこしい」と言ったのだと思います。

ただ、having won と いうよりは winning と言ったほうがインパクトはある気がします。ただこういうニュアンスは非ネイティブの私には「分からない」のが本音です。(とりとめもなくて申し訳ない)

2013年
06月08日
07:06
rudbydjangoさん

>>1 mouthbirdさん

いえいえ、コメントいただきありがとうございます。

とりとめがないのは、私の書いたもの自体が取り留めの無いものですので。

とくに米語で完了形が好まれない傾向はかなり前から感じています。仰るとおりだと思いますね。


>>また、言語は何語でも、「短く言って意味が通じるなら短くなる」と思うのです。日本語ならたとえば「ら抜き言葉」ですね。「食べられる」が本来正しいのですが、「食べれる」にどんどん代わっていると思います。

この点も大いに同感しますね。私の投稿の中でも意識して「とゆう…」「好きくない」と書いています。本来であれば、このような書き方を認めず、「という…」「好きではない」ときちんと書く、というのが私の考えです。同時に、時代が求める、時間に追われている現代人の進化/退化した言語のあり方でもあると考えます。

川田先生、マウスバード先生は教えることに工夫を凝らし、もちろん教えるためにはご自身も勉強なさっているのでしょう。わたしは、「自分がわかればいい、自分の思考過程を示すことで誰かが何かを汲み取ってくれればいい」、或いは自分のための備忘録に過ぎない、それでも良い、とゆー積りで書いています。

その意味で、英文を書くときに特に考えずに、母語で思いのたけをぶつけるように外国語でも書くことが出来る、そういうヒトが増えるように、と思っていますので、解答らしきものは無いような冗長な書き方になってしまっていますしね。

「英文を書くときには文型を考えて書く」というような文章をみかけて、「そうかなぁ、何語でも書きたいことがあれば、どんどん書いていって後から見直し、推敲を繰り返し、場合によっては全部書き直す」、そのくらいのコトが出来るようにならなければいけないのではないか、と思っていますし、それが普通だと思います。

しっかり書ければ、後は会話の際に書き言葉をどれだけ崩せるかで会話力は得られるでしょう。そもそも英会話などというものがあるとは少なくともワタシは考えていません。

ちなみに、見直しせずに投稿します、相済みません^^

ネィティブかどうか、というのはそろそろ考えなくてもいい時代になっていいのではないか、という感じもありますね。外国語を消化しきれば、母語の良さを生かしたその人なりの外国語を編み出せば良いではないか、と思います。その道のりは50年を超えて70年くらいかかるかもです。俺は生きてるかなぁ、というのが実感ですね。

1番~2番を表示