夫はいびきがうるさい。
しかも寝つきがいい。横になってすぐ、
ガー・・・スー・・・ガガガー・・・・・・・・・・・・・・・ウガグガガ!!
とにかくうるさい!
特に、沈黙の後の爆発するような大音量のウガグガガ!!が凄いのである。
私のか弱い心臓が
ビククク!っと痙攣してしまう。
毛蟹がN市に行ってから、私は2階の毛蟹のベッドに避難し平和に寝ていたのだが、最近、ちびマルが私と寝たがるのだ。
夜8時ごろから、つぶらな黒い瞳でじっとわたしを見つめる。
私がリビングから出ようとすると、さっと隣の部屋の私の布団へ小走りに行ってしまう。
「違う、違う。お母さんはまだ寝ないよ。トイレに行くの。」
私がトイレに行っている間、ちびマルはトイレのドアの前で座っている。
私が台所に行っている間は、台所のドアの前で横になっている。(私は台所にいる間、いつもドアを閉めている。冬はリビングの暖かい空気を台所の換気扇がすってしまうから。もうひとつ、ちびマルが台所に入ってくるとゴミ袋のごみをあさってしまうから。)
私がお風呂に入っていると、おふろマットの上でうずくまっている。
そんなちびマルを置いて、2階で寝られるだろうか?
ちびマルは足が短くて階段をのぼれないのに。
だから・・・・・
ちびマルの為に、夫の暴力的なイビキに耐えているのだ。
ある日夫が言った。
夫 「明日から出張だから。」
私 「わーい。嬉しいな。鼾に邪魔されずに寝られる。」
夫 「でも一泊だけど。」
私 「あーあ。残念だな。もっと行ってていいのに。」
夫 「すみません・・・・。」
翌朝、車で夫を駅まで送ってすぐ、家のトイレが詰まってしまった。
そのトイレを見つめながら思った。
・・・・・こういう時は夫の必要性を感じるな・・・・・・。
その後何回か、バケツでジャーっと水を高い所から流したら無事解決した。
・・・・・・やぱり夫の必要性はあまり感じないな・・・・・。
あーあ♡。今夜はたっぷり寝ようね、ちびマル。
夫はちびマルが自分の布団に寝ると嫌がる。
ちびマルが夫の枕の上に(お尻を枕に密着させて)座っていたり、布団の上で前足をなめるので布団が濡れるからだ。でも、今夜はお父さんの布団で寝ていいよ♡。どうせお父さんは知らないんだから。
・・・・・ま、一応、ちびマルの布団をお父さんの布団の上に敷いてやろう。そこからちびマルが移動して別の部分で寝ても、あとは知~らな~い。
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