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mouthbirdさんの日記

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2013年
03月20日
00:46 mouthbirdさん

前置詞ちょこちょこ(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です

======================================
●アプリ情報:テストバージョン 2.18と2.19
今週の進捗
なしです。ごめんなさい…色々と滞ってる…(ToT)

今後の予定(作成順)
・チャットルーム作成
・アプリにコースが作れるように大幅改良
遅れに遅れて大変申し訳ありません。
======================================

参加して下さった皆様ありがとうございました。
それでは前回の問題の解答・解説に参りましょう。

-------
問題
(1)次の4つの英文は1つを除いてみな文法的に誤文である。
  ・正しいもの1つ選びなさい。
  (・もしも可能であれば、他の3つを最小限度に正しく直しなさい/正解不正解には関係しない)
 A, I'll try to finish my work until tomorrow.
 B, He parked his car off the main road.
 C, Jon saw a fly at the ceiling.
 D. I'll see you again on next Sunday.

解答:B, He parked his car off the main road.
   あとは全部誤文。
解説
A, I'll try to finish my work until tomorrow.
 これは until ではなく by にしなければならない。

until の意味は「~まで(ずっと)」
by の意味は「~までに」

である。
I'll try to finish my work until tomorrow.だったら意味は
「私は明日までずっと、私の仕事を終わらせようとするつもりだ」
⇒「今からずっと明日になるまで」、0.1秒も休まず、「終わらせよう、終わらせよう」とするならこれは正解である。
そうではない。

終わらせようする作業は、(今からかもしれないが)「ある時期に」やるはずである。
そして、その作業は【明日になる前に】終わるはずである。(明日までずっとではない)
 ⇒明日までに1回終わらせばいい。
  こういう場合に使う前置詞は until(till) は不適当で、by にしなければならない。
A, I'll try to finish my work by tomorrow.
(私は明日までに私の仕事を終わらせようとするつもりだ)

---
B, He parked his car off the main road.
 これは正解。この off は「~から離れて」という意味をもつ前置詞。
(彼は本通りからはずれた所に駐車した)
となる。

---
C, Jon saw a fly at the ceiling.
 これは aton にする。「天井にいるハエ」は、「天井にハエがくっついている状態」である。
実は on元々の意味は「~の上に」ではない。「~にくっついている」である。
だから、ここは on にしなければならない。これを「接触のon」と呼ぶことがある。
 例文
 I looked at the picture on the wall.(私はその壁にある絵を見た)[壁【の上に】絵があるわけではない]

Jon saw a fly on the ceiling.
(ジョンには天井にいるハエが目に映った)

---
D. I'll see you again on next Sunday.
 これは on がいらない。on を取らなければならない。

確かに、日付には通常 on を付ける
しかし、next や last の後に日付(曜日)が来る場合、on は付けない…というルールがある。

× I visited the house on last Sunday.
〇 I visited the house last Sunday.(私はその家に前の日曜に訪れた)

これを適用する。

I'll see you again next Sunday.
(次の日曜にまた会いましょう)

----------

(2)次の日本語の意味になる英文を書いたつもりである。下線部は文法的に正しいか? その正誤を判定せよ。
  「父は6週間入院していました」
  My father was in hospital during six weeks.
  (もしも、間違いと判定した場合、最小限度に正しく直しなさい/正解不正解には関係しない)

解答:不正解
 My father was in hospital for six weeks.
もしくは
 My father was in hospital during the six weeks.
にする

解説
これは「~の間」という意味の前置詞の知識問題

 during は「~の間」という意味で
 for にも「~の間」という意味がある。

どっちでもいいわけではない。使い分けがある

 for +数字を伴う期間
 during + the +数字を伴う期間
  もしくは
 during + 限定詞(the とか my, your, his, her などの所有格)+イベント

になる。
よくわからないと思うので解説をする。

例えば

〇 I stayed in New York for three days.
(私は3日間ニューヨークに滞在した)
  これは for +数字を伴う期間
になっている。だから正しい。

× I stayed in New York for the three days.
(私はその3日間ニューヨークに滞在した)
になる。特定の3日間になってしまうと、for は使えない。代わりに during を使う。
つまり
〇 I stayed in New York during the three days.
(私はその3日間ニューヨークに滞在した)
となる。

---

また during の後には 限定詞(the とか this, that や my, your, his, her などの所有格)+イベントも来れる。
例えば
〇 I stayed in New York during my vacation.
(私は自分の休暇中にニューヨークに滞在した)
という具合。こういう場合に for は使えない

つまり
× I stayed in New York for my vacation.
となる。


したがって
My father was in hospital for six weeks.
(私の父は6日間病院にいた(入院してた))
My father was in hospital during the six weeks.
(私の父はその6日間病院にいた(入院してた))

==============

以上です。いかがだったでしょうか?
それではまた来週~~~~

問題編
http://q-eng.com/diary/12376

出典
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コメント

1番~17番を表示

2013年
03月20日
07:16
maikoさん

おはようございます。
during + the +数字と伴う期間
は知らなかったです.(*^^*)

Bはonとかinなワケないですね。(メイン道路ど真中駐車になっちゃいますよねぇ( ̄▽ ̄)
読み違って、思い込みも強いのでタチ悪いですσ^_^;

ありがとうございました♫

2013年
03月20日
09:23
hadaさん

解説ありがとうございます。

next Sunday に on はいらないというのは自信がなかったので、今回、しっかりと覚えておきたいと思います。
あと during the six weeks は the が入っていれば正しい文だというのも知りませんでした。
これも覚えておかなきゃ。

全部自信を持って答えられたわけじゃないけど、前置詞は少しぐらい慣れてきたのかな?
次の出題も楽しみにしています。

2013年
03月20日
23:45
ken14さん

今週もありがとうございます。

 皆さんと同じところ(during + the +数字と伴う期間 )は知りませんでした。
覚えておきます。

 それでは次週の問題を待っています。

2013年
03月21日
07:41
たっつんさん

D. I'll see you again on next Sunday.
 これは on がいらない。on を取らなければならない。

確かに、日付には通常 on を付ける。
しかし、next や last の後に日付(曜日)が来る場合、on は付けない…というルールがある。

× I visited the house on last Sunday.
〇 I visited the house last Sunday.(私はその家に前の日曜に訪れた)

これを適用する。

I'll see you again next Sunday.
(次の日曜にまた会いましょう)

>>これ、なんか at 入れちゃうんですよね。next Sunday で全体では副詞句っていうやつですねよね。
 でも、next っていう形容詞が付く場合は別、っていうアプローチができるんですね。

 こういう形容詞とか冠詞とか名詞の前に置くのをまとめて、determiner:決定詞限定詞っていうくくり方をすることを最近知りました。はじめは英英の英文法テキストで見かけて、determinerって日本語で言うところのどんな文法用語なんだろうって思っていたのですが、慶応の英文学科か言語学科の podcast を見てわかりました。

 決定詞という理解があれば、それに該当するものがあるときは、決定詞を重ねることはできない、と思うので理解ができます。

>My father was in hospital for six weeks.
もしくは
 My father was in hospital during the six weeks.
にする

 これも、 アメリカでは in the hospital にするのが普通ってのが、あ、確かにそうだった、と思って不思議に思いました。通常、建物の機能を指す場合は無冠詞のはずでした。イギリス英語では、今も無冠詞ですよね。でも、アメリカは the をつける。ただ学校の社会的機能を指して、学校に通うというのはアメリカも、go to school.
 「アメリカよ、どっちかにしれくれないか?」と言いたいところですね。

 不思議ですね。
 イギリス英語のほうが、日本語でいうところの京都みたいに、昔の言語の原形がより強く残っているのかもしれませんね。

2013年
03月21日
09:08
hadaさん

>>4 たっつんさん
hospital の the の謎はよくわかりませんが、古い時代に分岐したアメリカ英語のほうが、より古い形の英語が残っているという説があるんですよ。面白いですね。
http://www.tagoemura.com/english19.html
http://nzlife.net/archives/4281

2013年
03月21日
22:55
たっつんさん

>5 hada さん

 そーなんですねーー。言語通の間では一般論とは正反対の説があるんですね。そうかぁーー。不思議だなぁ。
 アメリカも、あの広大な領土の割りには音の変化がないですが、やはりテキサス訛りというのがある通り、地域によって多少の違いはあるそうですね。ニューヨーカーは R の発音をしない、と聞きます。この点においては、Britishよりなのではないでしょうか。
 また、ニューヨークとワシントンDCでは、coffee の発音が違うと言います。一方がコァ(ッ)フィなのに対し、もう一方はカ(ッ)フィだと。

 こういう話は、言語学的でアカデミックな話を聞かないと断定できませんが、あくまで個人的な感想としては、私たちが馴染んできた英語教材の音声は、アメリカの西海岸地域の英語ではないかと思っております。だいたい、カナダのバンクーバー市周辺からの Seattle のあるワシントン州、お隣オレゴン州、カリフォルニア州あたりとそれらの近隣州なのではないかと。アラスカ出身の人も、まぁテキスト通りの発音でしたし。

 内陸中央部はわかりませんが(きっと同じ)、経験上、私たちの英語教材の主要な英語圏はアメリカ西海岸地域だと推測します(ニューヨークなどの東海岸との違いが明確にわかるわけでもないですが…)。南西地域だとメキシコ系の人がいるので、そういう人はスペイン語の音も混ざるでしょうけど。

 いわゆる the UKとかってなると、日本と同じで領土は大きくないけど、訛りの差が大きいですよね。Scottland や Wales の英語はYoutubeで見る限りは、インドの英語よりも聞き取れないです。Manchester では love をラフ と言うそうですし。London英語 も water などの弱音の t は発音しないと聞きます。
 ただ、こういう彼らの英語が古典的なのではなく、逆に新進のものだという見解には驚きでした。

 こういうの考えると、英語の100年後〜とかが怖いです。。

2013年
03月22日
10:03
hadaさん

>>6 たっつんさん
なぜアメリカ英語よりもイギリス英語のほうが訛りの差が大きいのかという話は、方言周圏論などを調べると謎が解けるかもです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B9%E8%A8%80%E5%91%A8%...

以前、アイルランドの人に、あなたの母国語は何ですか?と聞いてしまったことを思い出しました。あまりにも強い訛りだったもので…(^^;

2013年
03月22日
10:57
maikoさん

>>7 hadaさん
>>6 たっつんさん
いつも興味深いお話楽しいです♪
「アメリカよ、どっちかにしてくれないか?」って笑えました(≧∇≦)
長女の小学校の英語の先生はアイルランドの人で、娘のI want は「うぉんと」です。
私は「わんと」なので気になって仕方ないんですが、どんな英語も柔軟に対応できる人も悪くないかなと思ってそのままです。。

2013年
03月22日
13:04
mouthbirdさん

>>1 maikoさん
during + the +数字を伴う期間 は知らない人が今回多かったようです。
(1)の B ですが、on ならば「ド真ん中」ってことにはならないです。
例文 The hotel is on the street. (そのホテルはその通りに面している)
方言聞き分けられるんですね~すごいと思いました。わしはヒアリングはダメです。だれか効果のあるヒアリングが苦手な人向けの教材を作ってくれないかなあ…

>>2 hadaさん
during + the +数字を伴う期間 はそんなに無名だったとは…ちと意外でした。
next Sunday に on はいらないというのは、個人的には最近ようやくかっちり認識しました^^(だから出題しました)
言語はどうしても方言ができるようですね。以前スコティッシュの方と知り合ったのですが、ただでさえヒアリングだめなので、全然わかりませんでした。
古い英語の方がアメリカに残りやすいと私は思います。理由はたっつんさんへのコメントをご覧ください。

>>3 ken14さん
during + the +数字を伴う期間 が今回皆さんの盲点であったとよくわかりました。
またよろしくです

>>4 たっつんさん
限定詞という括りはそういやあまり注目されないですね。(しめしめ、今後何かで使ってやれ…と思いました)
 それから、日本語の方言ですが、私が昔古典の先生に聞いた話だと違いました。「大まかにに言うと、日本の昔の言葉は、京都から離れれば離れるほど残っている。京都が最新。」と聞きました。京都が古の日本では中心でしたから。京都から放射状に徐々に京都弁が広がり、遠くになればなるほど、昔の京都弁なのだそうです。例えば「なんとかだべ~」という場合の「べ~」は、古語の「べし」なのだそうです。
 英語の方言ですが、私の知っている話では「今はカルフォルニア方言が中心となって世界中に広まりつつある」と聞きました。理由は「ハリウッド映画の伝播率が高く、ハリウッドはカルフォルニアにあるから」だそうです。

2013年
03月22日
15:26
MihoGさん

マバ先生、お久しぶりです!お元気そうで何よりです~(o´・∀・`o)ニコッ♪
日本では、ちらほら桜が咲き始めたと聞きました桜
よい時期ですね~(ღˇ◡ˇ)

私も、元気です!今年から大学生してまして、単位の取りすぎで、なんだか毎日 気が休まらない日々です;

今回は久々に文法に触れられて新鮮な気分です☆ よい勉強になりました!ありがとうございます!またお邪魔させていただきますねうれしい顔

2013年
03月22日
15:35
mouthbirdさん

>>10 MihoGさん
お元気なようで何よりです。日本(東京)は大分暖かくなりました。
うおお~大学生ですか~頑張ってますね。またお待ちしてますね。ヨロシク!

2013年
03月22日
18:56
maikoさん

>>9 mouthbirdさん
ありがとうございます(^○^)
道路のど真ん中のホテル想像して1人で可笑しいですσ(^_^;)
ヒアリング。。。。。
私、ひどいです。。。cycycyさんのディクテーションのlong time no see.も聞き取れなかかったです(^_^;) 「ロング タイム めっせい」って聞こえてしまってました( ´ ▽ ` )ノ
何か良い教材あるといいです。

2013年
03月22日
22:31
mouthbirdさん

>>12 maikoさん
いえいえ。
あら、ヒアリング苦手ですか~~お互い頑張りましょう。(#^.^#)

2013年
03月23日
10:26
hadaさん

>>9 mouthbirdさん
youtubeの動画でみたことがあるのですがスコティッシュの英語もわからないですね。
あと英語でヒアリングといえば、耳が聞こえるかどうか?という話になるかもしれませんw

2013年
03月23日
12:51
mouthbirdさん

>>14 hadaさん
>英語でヒアリングといえば、耳が聞こえるかどうか?という話になるかもしれませんw
ごめんなさい、この意味がよくわからないんですが…(滝汗;;;

2013年
03月24日
21:46
hadaさん

>>15 mouthbirdさん
英語のヒアリングテストは音が聞こえるかどうかの聴力検査になるそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Hearing_test

ヒアリングとリスニングの違いは?
http://www.d.umn.edu/kmc/student/loon/acad/strat/ss_heari...
http://answers.yahoo.com/question/index?qid=2006100607095...

2013年
03月24日
22:32
mouthbirdさん

>>16 hadaさん
そういう意味でおっしゃられてたのですね。分かりました。ありがとうございます。
私がブログの連載をさせてもらっている会社内で、「我が社の主力商品名は変えたほうがいいのかな」という話をしてたのを思い出しました。
 …「ヒ〇リングマラソン」…

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