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shiroashiさんの日記

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2012年
10月28日
22:18 shiroashiさん

「語幹」についてつらつら考えてみた

  • 英語の話題
前置詞には in、out、on など副詞として 機能するものもある。

文法的に考えると、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
I turned on the radio.
I turned the radio on.(副詞の on )
私はラジオをつけた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
のように、the radio と on を切り離せるのが副詞で

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
I turned it on the radio.(前置詞の on )
私はラジオの上のそれを回した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
のように、the radio と on を切り離せないのが前置詞
それぞれ、turn と the radio に「on」が掛かっている。

理屈ではそうなんだけど、
実際、ネイティブはどのように感じているのだろう。
日本人が文法の理屈抜きで文章を感じるように
英語のネイティブも同じようなこと感じているんだろうなぁ。


例えば、「雨が降る」という文があれば
「ざーざー」とか「しとしと」とかのイメージが湧いてくるのだけれど、
それと同じような語幹があるんじゃないかな。


それで、思ったことがひとつ。
文法的に考えれば、単語の組み合わせは無限にあるのだけれど
語幹(イメージ)を大切にしたら、ある程度「ことばの組み合わせ」は限定されてくるんじゃないかと。

例えば、さっきの「雨」なら
「ざーざー降る」、「しとしと降る」などになって
「雪」だったらそうは言わない。
雪なら「しんしんと降る」とかになるんだと思う。

日記を書くなら
「今日は〜した」なら、過去形。
明日以降の予定や意志を書くなら
"will〜" や "be going to〜"
が使われるはず。
単純現在形が使われることは少ないはず。

そんなことを考えていたら、
勉強の仕方もすこしアイデアが湧いてきた。

つづく
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コメント

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2013年
01月09日
20:06
たっつんさん

>I turned it on the radio.(前置詞の on )

 考えてみれば、前置詞というのは語義としては場所的性格、つまり空間的な表現をするための性格が強いのだと思います。もちろん、派生して形而上的な状況であったり、抽象的、概念的、時間的な表現もできますが。根本的には場所や位置を示唆するための前置詞だと思います。

 だから、この例文の場合はラジオの上ないし表面に何かあって、それを回した、という状況になりますね。(常識的に考えないのであれば、私がラジオの上に乗って、それを回した、ということも考えられると思います。)

 
>I turned the radio on.(副詞の on )
 
たしかに、文法としては on が副詞として説明されていますが、個人的には5文型だと思ってしまいますね。the radio を on にする、つまり on は形容詞という認識です。文法解釈的には間違っているそうですが。
 なかなか副詞だとは認識できないです。

>I turned on the radio.
確かに言われる通り、これは自動詞では考えられない状況ですね。

自動詞という解釈だと、
I turned / on the radio. 「私はラジオの上で回った。」
ておかしいですね。

だから、やはりこの turn は他動詞であり、on は副詞なんですね。
 longman 辞書 のアプリだと turn on 〜 で「句動詞」として紹介されています。trun はその他の副詞、away, off, around などと一緒に句動詞として機能することが多いようです。それにより示す意味を変えているのですね。

あと、「語感」ですね。はじめ何か日本語文法の話かと思いました…^^;。

2013年
01月10日
00:13
shiroashiさん

I turned / on the radio.

なるほど、そういう解釈もできるんですね。
そこまで考えていませんでした。^^

まだまだ英語初心者なので、文法から離れて、文脈的な解釈で意味が変わってくるなんて思いもつきませんでした。

英語にも

「ここではきものをぬいでください」
「ここで履物を脱いでください」
「ここでは着物を脱いでください」

的なことが起こるなんて、おもしろいですね!
またひとつ英語の楽しみ方が増えました。

ありがとうございます

そうすると、最初の話とあわせて考えると
英語ネイティブも、文法だけでなく、文脈的、あるいは状況的なものを含めて文章を推測/解釈しているということになるのでしょうね。(当然といえば当然ですが、文法的に正しければ、意味が一意に決まるわけではないのですね。)

なんだか、基本動詞の捉え方にヒントをもらいました。\(^o^)/


P.S.
「語感」
そのほうが正しい表現ですね。

田中茂範先生の動詞/前置詞の「コアイメージ」に影響されていて
幹である「動詞」に「前置詞」が味付けする感覚で、あえて「語幹」としてみました。

あしからず ^^ ;

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