前置詞には in、out、on など副詞として 機能するものもある。
文法的に考えると、
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I turned on the radio.
I turned the radio on.(副詞の on )
私はラジオをつけた。
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のように、the radio と on を切り離せるのが副詞で
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I turned it on the radio.(前置詞の on )
私はラジオの上のそれを回した。
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のように、the radio と on を切り離せないのが前置詞
それぞれ、turn と the radio に「on」が掛かっている。
理屈ではそうなんだけど、
実際、ネイティブはどのように感じているのだろう。
日本人が文法の理屈抜きで文章を感じるように
英語のネイティブも同じようなこと感じているんだろうなぁ。
例えば、「雨が降る」という文があれば
「ざーざー」とか「しとしと」とかのイメージが湧いてくるのだけれど、
それと同じような語幹があるんじゃないかな。
それで、思ったことがひとつ。
文法的に考えれば、単語の組み合わせは無限にあるのだけれど
語幹(イメージ)を大切にしたら、ある程度「ことばの組み合わせ」は限定されてくるんじゃないかと。
例えば、さっきの「雨」なら
「ざーざー降る」、「しとしと降る」などになって
「雪」だったらそうは言わない。
雪なら「しんしんと降る」とかになるんだと思う。
日記を書くなら
「今日は〜した」なら、過去形。
明日以降の予定や意志を書くなら
"will〜" や "be going to〜"
が使われるはず。
単純現在形が使われることは少ないはず。
そんなことを考えていたら、
勉強の仕方もすこしアイデアが湧いてきた。
つづく
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