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mouthbirdさんの日記

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2012年
09月05日
15:19 mouthbirdさん

時制の問題を軽く(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です

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●アプリ情報:テストバージョン 2.18と2.19
今週の進捗
なしです。ごめんなさい…色々と滞ってる…(ToT)

今後の予定(作成順)
・チャットルーム作成(←まもなくできそうです)
・アプリにコースが作れるように大幅改良(9月以降)
遅れに遅れて大変申し訳ありません。
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先週の問題にチャレンジして下さった皆様ありがとうございました。
それでは先週の問題の解答です。

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【問題】
次の各文に誤りがあれば最小限度に訂正し、なければ「なし」と書きなさい。

1・The kettle boils now. I'll make the tea.

解答
 The kettle is boiling now. I'll make the tea.

解答
 ここでは「状態動詞」と「動作動詞」という概念を学びましょう。

状態動詞とは「~の状態である」というニュアンスのある動詞
 ・例 like(~が好きだ), be(~である), want(~を欲している)

動作動詞とは「~する動作を示している」」というニュアンスのある動詞
 ・例 run(走る), hit(~を殴る), sleep(眠る)

この使い分けが、ともすれば、間違いやすいのです。

例えば、
1「彼女は今その本を欲しがっている」
2「彼女は今眠っている」
の英訳例を考えましょう。

通常は
1〇 She wants the book now.
 × She is wanting the book now.

2× She sleeps now.
 〇 She is sleeping now.

となります。


 want状態動詞です。
  状態動詞の場合、「今~している」と言いたい場合
   〇現在形
   ×現在進行形
  で表します。


 sleep動作動詞です。
  動作動詞の場合、「今~している」と言いたい場合
   ×現在形
   〇現在進行形
  で表します。

意外とこの2種類を知らず、使い分けも知らない人が多いです。ここで把握してください。

で!
今回の問題英文の場合
 The kettle boils now. I'll make the tea.

boil(沸騰する)は「動作動詞」なのです。
だから、今沸騰しているならば、⇒ 現在進行形にしなければなりません。
したがって

 The kettle is boiling now. I'll make the tea.

と、現在進行形にしましょう。
(今ヤカンが沸騰している。お茶をいれますね)

--------------

2・When you called me, I took a bath.

解答
  When you called me, I was taking a bath.

解説
 take動作動詞です。その瞬間「~している(していた)」という表現をする場合は、
  × 現在形(過去形)
  〇 現在進行形過去進行形
 で使わなければなりません。

前半で
 When you called me (あなたが私に電話をしたとき)
 と、一瞬の時間を指定しています。
  この瞬間の時に、「風呂に入っていた」と言いたいのだから

  × 過去形
  〇 過去進行形

でなければなりません。
したがって
 When you called me, I was taking a bath.
となります。
(あなたが私に電話をしたとき、私は風呂に入っていた)

--------------

3・Tom is playing tennis since ten o'clock this morning.

解答
  Tom has been playing tennis since ten o'clock this morning.

解説
 今度は、since(~以来) があるために、単純な現在進行形にはできない。
 since(~以来)があるからには、「(過去の)~以来、現在までずっと…している」
 としなければならない。


 過去の時点から現在に渡るまでしていることを表現する用法は
 ⇒「現在完了形」である。

 さ・ら・に

 今回の場合は、「テニスをし続けている」としなければならない。
とすると
 ⇒「現在完了進行形」が望ましい。
したがって
 ・Tom has been playing tennis since ten o'clock this morning.
となる。
(トムは今朝10時からテニスをし続けている)

----------------

進行形はともすれば、使いにくい時制です。上手く使いこなしたいところですね。
いかがだったでしょうか?

それではまた来週!
(関係ないですが、明日はわしの誕生日です)

問題編
http://q-eng.com/diary/10236

出典
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コメント

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2012年
09月05日
17:35
MihoGさん

マバ先生、今晩は!:)

今夜も夜更かしして英語をお勉強中です♪

文法は基礎をしっかりしておかないといけませんよね!今回もありがとうございました!

>1問目ですが、現地ではそういうのが自然なのでしょうか? 多分分けても良いと思いますが…

すみません; ちょうど私が勉強していた部分と似たような感じだったので;
これは、文法どうのと言う事ではなく、Writing skillsに関する事かもしれません。
もちろん、主語と動詞さえあれば分として成り立ちます。Sentence fragmentではありません。

ただ、今、私が勉強しているアメリカ人の子供が習う文法の本で、

The kettle is boiling now. I'll make the tea.

この二つの文が並んである時、文としてWeekとか Boringとして捕らえられるのではと思ったのです。

この文を Better にするためには、Conjunction を使い、文をつなげる事を奨励しているようです。

文法的に正しい文は書けるかもしれないけど、文としてすばらしい文を書けるようになりたいので、基礎から見直しているんです。(^^

また次回も楽しみにしています♪

2012年
09月06日
09:07
hadaさん

解説ありがとうございます。

最初の問題は現在形は頻繁に繰り返しておこるもの、常に成立するものに使うということを思い出して is boiling に変更しました。 おかげさまで、ちょっとずつ成長しているようです。

次週の問題も楽しみにしています。
もし可能なら、簡単に見えるけど意味を取り違えやすい英文なんてのを問題にしてください!
もちろんいつでも結構ですので。

2012年
09月06日
09:43
ken14さん

今週もありがとうございます。

 ふ~状態動詞に動作動詞か。 いつも何か忘れているですよ。
このコーナーは文法の講座なのに・・・でも、こうして問題を出して
もらえるので、其の度に思い出します。

 hadaさんにのっかりまして、私からもお願いします。文法を正しく
理解していないと「とんでもないミスをおかしてしまう」とういうケースが
ありそうですが・・・・・・・

 また次週も待っています。

2012年
09月06日
11:16
mouthbirdさん

>>1 MihoGさん
いえいえ~ なるほど。接続詞でつなぐ練習をなさっているのですね。
接続詞の問題もいいかなあ、なんて思いつきました。Ψ(`∀´)Ψケケケ
またよろしくお願いいたします。

>>2 hadaさん
> 簡単に見えるけど意味を取り違えやすい英文
なるほど~ こういう英文なかなかないですからね…見つかったら出題します。
またよろしくお願いいたします。

>>3 ken14さん
別に問題がちゃんと解ければ、状態動詞、動作動詞なんて区別しなくても大丈夫ですよ。
普段は状態動詞でも、「動作にしたい!」と話し手が思えば動作動詞になってしまうことさえあります。

 I'm living it.

>文法を正しく理解していないと「とんでもないミスをおかしてしまう」とういうケース
いいですね~そういう良い例があると見つかるといいのですが、なかなかなか見つかりませんねー
またよろしくお願いいたします。

2012年
09月07日
00:12
たっつんさん

MihoG さん

>The kettle is boiling now. I'll make the tea.

この二つの文が並んである時、文としては Weekとか Boringとして捕らえられるのではと思ったのです。

この文を Better にするためには、Conjunction を使い、文をつなげる事を奨励しているようです。

***************************
 これ、僕も興味あります。
 大学のとき、アイルランド人の教授にacademic writingを教わってました。確かに、彼も文を繋げろ、としつこく言ってました。
 しかし、ただ単に繋げるのも「駄文」である、というところが非常に難しいのです。

 「どう繋げるか」というと、それは「一文一情報」というロジックを守りながら、文を記述して行く事だと。これ、日本人や日本語で教育を受けた、つまり日本語のロジックが出来上がってしまっている私たちには、かなり難しいと思います。

 たしかに、日本語でも書き方とか教わってはいます、小学生や中学生の頃に。
 企業でも情報の記し方が雑で、その quality がしばしば指摘されています。ある企業の問題が発生した時のたった3、4行の謝罪文が、あるライターのブログで訂正されたのですが、赤ペンによる訂正がいっぱい入っていたのには爆笑しました。

 ではアメリカ人やヨーロッパの人なら、できるのかと言えば、そうでもないらしいです。彼らにとっても sophisticate な logical writing は本当にeducated な人しかできないらしいです。
 ただ日本人よりかは、もともと彼らのロジックですから、平均的にはできているのだと考えます。

 例えば和文だと、
「ある企業の問題が発生した時のたった3、4行の謝罪文があるライターのブログで訂正されたのですが、赤ペンによる訂正がいっぱい入っていたのには爆笑しました。」
という文は、順接の接続詞「が」を使って(←逆接じゃない)、読点で2つの情報が繋がれています。
 これ多分、英語だと、
「ある企業の問題が発生した時のたった3、4行の謝罪文が、あるライターのブログで訂正されていました。そこで、赤ペンによる訂正がいっぱい入っていたのには爆笑しました。」
と、二文に分けるべきだという指摘をもらうと思うのです。


また逆に、

The kettle is boiling now. I'll make the tea.

The kettle is boiling now so then I'll make the tea.
という風に繋いでみます。

これを論理的に考えると、お湯が沸いた→紅茶でも飲もうか、というのは論理に飛躍もなくMihoGさんの言う、とりあえず better な文ということでしょう。
 でもこれ、情報が二つありますよね。これは果たして良文なのか、というのが私の今の疑問です。
 「原因と結果までを『一情報』」とするのでしょうか?


 英文にも接続詞やカンマがありますし、二つの情報を繋いでもいいと思います。でもそうなると「一文一情報」っていう原則はどこに行ってしまうのですか? ってのが矛盾していて、答えを探している点です。

 難しいのは、論理的に「一情報」っていうのを、どこからどこまでなのかを見極めるセンス=感覚、だと思います。これは、こういう風に構成しなさい、っていう教育や練習を繰り返さないと、一朝一夕には身につきませんよね。

 思うに、新聞とかは読者が短い時間で情報を受け取れるようにするため、割とそういった書き方が、日米ともよくできているのではないか、と考えます。アメリカで jarnalism を専攻している学生はこういうことに詳しいはずです。

 和英の記述で一番難しいのは、日米で詰め込める情報量や構成の仕方、論理が異なっている点です。もっとも、日本語も英文のような論理構成にした方が、理解しやすい文になると感じていますが。

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