先日、新聞の身の上相談を読んだ。おぼろげな記憶だけれど、次のような内容だった。
「私には小さい娘がいます。先日、地球がミニ氷河期に入るというニュースをを見ました。娘が大きくなるころには地球が氷河期に入り大変なことになると思うと、たまりません。『こんな世界に産んでしまってごめんね。』と涙が止まりません。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"o(-_-;*) ウゥム…
へえ・・・・・、こういう悩みを投稿する人がいるんだなあ・・・。世間は広いなあ。
私もこのニュースを新聞で読んだけれど、こんな悩みを持つという発想が無かった。
このお母さん、1999年7の月(ノストラダムスが地球が滅亡すると予言した年)をどうやって乗り越えたんだろう?
2012年12月22日地球滅亡説はどう思ってるんだろう。
この身の上相談を読んで思い出したことがある。
毛蟹がまだ小さい時、あるお母さんが言った。
「娘が幼稚園に入った時、家で掃除機をかけていると、娘が心配で心配で突然涙が出てしまうの。ああ、今大丈夫かしら、泣いてないかしらって思ってたまらなくなっちゃったの。毎日泣いてたわ。
小学校に入っても、ちょっとでもいつも帰る時間に帰ってこないと、事故にあったんじゃないかって心配ですぐに学校に電話してたの。だから娘は、何かで少しでも遅くなる時は必ず電話してくるようになったの。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"o(-_-;*) ウゥム…
私は、娘が幼稚園に行った時は、「あー!これで少し時間ができたー!」って開放感を感じたものだ。(しかし現実は、年少は2時間で帰ってくるから、ホーッとしてお茶飲みながら新聞読んだらもうお迎えの時間になっちゃったんだけれどね・・・。)
この4月、娘は地方の大学に入った。
「まあ、それは寂しいでしょう?お嬢さん、一人暮らしでご心配でしょう?」
とよく言われる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"o(-_-;*) ウゥム…
全然・・・・・・・寂しくないんだけれど・・・・・・・・・・・・。
全然・・・・・・・心配じゃないんだけれど・・・・・・・・・・。
「信・じ・ら・れ・な・い!( ̄へ  ̄ 凸」
と母に言われた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"o(-_-;*) ウゥム…
でもね・・・・・・・・・、でもね・・・・・・・・・・、娘が小学生の時から、2週間とか3週間のキャンプにあちこち行かせてたし、高校の時は山岳部で山に行っていたから、私は娘がいなくても別に何とも感じない。娘のいない生活が数週間前に始まったなんて信じられない。もうずーっといないみたいになじんでいる。
それに、娘は一人暮らしにあこがれていたから、邪魔しちゃ悪いじゃない?
「大丈夫?寂しくない?お母さんは心配で心配で・・・・(ううう・・・泣)」
なんて言われたら重いよねー。これじゃ夢に見た一人暮らしをエンジョイできないじゃない?
親がいない時間って楽しいよね。
親との生活と全く違う世界って楽しいよね。大学ってそういう世界じゃない?
親という枠が無くなって、自由だものね。その分、負担は大きくなるけれど。
大学って、担任とクラスメートとずっと一緒という中学、高校と全然違う。私は大学に入った時、パーっと世界が広がった感じがした。(もっとも私は自宅通学だったが。)
毛蟹だってそんな感じがしてるんじゃないのかな。
「一人暮らしってさ、憧れだったんだよね。段ボールが届いてさ、中にお茶づけの素とかカップラーメンとか入っててさ・・・・。」
毛蟹は夢見るような目で話していた。
だから。
クロネコヤマトの宅急便で送ってあげるね。毛蟹の大好きな永谷園のお茶漬けのもと。(あ~あ、あっちでも売ってるのにねえ・・・。)
参考までに
こんな母ですので・・・。
高二の娘との会話 39・・・毛蟹娘の育て方
http://q-eng.com/diary/5749
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