smart.fm で更新してきた、
旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は問題編です。
アプリの進展は少し進みました、
ただまだ正式発表できる段階ではないです。ごめんなさい。><
●アプリ情報:テストバージョン 2.11と2.12 です。
コメント部分の記録と消去が個別にできるようになりました。
http://q-eng.com/app_sample/q_tan_sample05.html
ぜひ1回試してみて下さい。
今回の問題にチャレンジしてくださった皆様、ありがとうございました。
4問とも全部基本問題のつもりでしたが、「1問のみ発展問題」が入っていました。
>< 申し訳ないです。
今回は「教えたかった基本事項」をまずまとめます。
それ以前に、仮定法の基本の基本(仮定法過去と仮定法過去完了)が分からない人は、
↓これらで、確認してください
(仮定法過去)
http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/2008/05/post_47...
(仮定法過去完了)
http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/2008/06/post_47...
●↑これらが何といっても核となる「超基本事項」です。しっかり覚えてください。
簡単にまとめますと
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<公式>
「仮定法過去」
If A [過去形V]~, B would [原形V] ….
could
might
should
もしAが~ならば、Bは…だろう。
<形は過去でも意味は現在>
※ [過去形V]のところが[be動詞]の場合、仮に主語が I や she, he などでも、原則「were」になる。
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<公式>
「仮定法過去完了」
If A [had +過去分詞]~, B [would have 過去分詞] ….
could
might
should
もしAが~だったならば、Bは…だっただろう。
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となります。
では今日の学習内容を書きます。
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(1)仮定法過去完了と仮定法過去の合体形(基本事項の1つ)
この「合体形」は、『もしあの時~だったら、今頃は…だ』という表現です。
・あの時~だったら
↑これは「過去の事実ではない仮定」なので
⇒『仮定法過去完了』で表現します。
・今頃は…だ
↑これは「現在の話」なので
⇒『仮定法過去』で表現します。
公式化しましょう。
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<公式>
「仮定法過去完了と仮定法過去の合体形」
If A [had +過去分詞]~, B would [原形V] ….
could
might
should
もし(あの時)Aが~だったならば、(今)Bは…だろう。
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例えば「もしあの時あの薬を飲んでいたら、私は今頃元気になっているかもしれないのに」という意味の英語を作りましょう。
・もしあの時あの薬を飲んでいたら
↑これは「過去の事実ではない仮定」なので
⇒『仮定法過去完了』で表現します。
すなわち↓これを使います。
If A [had +過去分詞]~
したがって
⇒If I had taken the medicine then,(…これが前半)
・私は今頃元気になっているかもしれないのに
↑これは「現在の話」なので
⇒『仮定法過去』で表現します。
すなわち↓これを使います。
, B would [原形V] ….
could
might
should
したがって
⇒ I might be fine now.(…これが後半)
(前半+後半)で
⇒⇒If I had taken the medicine then,I might be fine now.
(仮定法過去完了の前半)+(仮定法過去の後半)
となります。[例文出典:総合英語 Forest]
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(2)should を使った仮定法(基本事項)
これは以前はよく「仮定法未来(の1つ)」という言い方をされました。今でも言わないことはないんでしょうが、最近はあまり言われなくなりました。
「should を使った仮定法」は『万一~だったら、…だろう』という表現です。(まだ多少はありえそうなニュアンスがあります)
この公式は、「仮定法過去」に似ていますが、大きく違うところがあります。
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<公式>
「should を使った仮定法」
If A should+[原形V] ~, B would [原形V] ….
could
might
should
will
can
may
shall
もし万一Aが~ならば、Bは…だろう。
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となります。
・仮定法過去で「過去形」だった部分が、⇒「should+[原形V]」となります。
・仮定法過去で
would [原形V] ….
could
might
should
…だった部分(助動詞のところ)に、使えるものが増えて、
would [原形V] ….
could
might
should
will
can
may
shall
…となっています。
★「should を使った仮定法」の場合、後半パートは「助動詞の現在形」が使えます。
例文
If he should change his mind, he would call me.
≒If he should change his mind, he will call me.
(もし万が一彼が考えを変えるようなことがあれば、彼は私に電話してくるだろう)
[例文出典:総合英語 Forest]
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●「should を使った仮定法」の場合、「後半が命令形」で使えます。
例文
If you should see John, ask him to call me.
(もし万一ジョンを見かけたら、私に電話するように言ってくれ)
[例文出典:総合英語 Forest]
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(3)were to を使った仮定法(基本事項)
これも以前はよく「仮定法未来(の1つ)」という言い方をされました。今でも言わないことはないんでしょうが、最近はあまり言われなくなりました。
「were to を使った仮定法」は『万一~だったら、…だろう』という表現です。(should の場合と違い、絶対にありえないニュアンスがあります)
この公式はこそ、「仮定法過去」に似ています。
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<公式>
「were to を使った仮定法」
If A were to+[原形V] ~, B would [原形V] ….
could
might
should
もしAが~ならば、Bは…だろう。
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となります。
・仮定法過去で「過去形」だった部分が、⇒「were to+[原形V]」となります。
・後半は仮定法過去と同じです。
例文
If the sun were to go out, all living things would die.
(もし太陽が消滅したら、生物は皆死ぬだろう)
[例文参考出典:ロイヤル英文法]
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(4)仮定法の if 省略(発展知識)
これは発展知識です。基本知識ではありません。特に文語体で出現する形です。知らないと大きく誤訳することがありますので、できればしっかり覚えましょう。
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<公式>
●仮定法は if が省略できるケースがある。
(仮定法過去の場合は基本的にできない。しかし動詞が were の場合は可能。)
★その場合、「主語」と「その次の単語」の位置を交換する。
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[例文]
(仮定法過去でも were のケース)
If I were you, I would ask her for a date.
=
Were I you, I would ask her for a date.
(もし私があなたなら、彼女にデートを頼むだろう)
(仮定法過去完了)
If we had known you were in the hospital, we would have visited you.
=
Had we known you were in the hospital, we would have visited you.
(もし君が入院していると知っていたら、私たちはお見舞いに行ったのに)
(Should を使った仮定法)
If he should change his mind, he would call me.
=
Should he change his mind, he would call me.
(もし万が一彼が考えを変えるようなことがあれば、彼は私に電話してくるだろう)
(were to を使った仮定法)
If the sun were to go out, all living things would die.
=
Were the sun to go out, all living things would die.
(もし太陽が消滅したら、生物は皆死ぬだろう)
[例文出典:were to を使った仮定法 のみ「ロイヤル英文法」。他は「総合英語 Forest」]
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以上を使った知識が今回の問題でした。長くてすみません。
それでは解答と解説に行きます。
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【問題】
空所に入れるのに最も適切なものを1~4のうちから1つ選びなさい。
A I'm sorry to hear about your problem. But if you had taken my advice, you( )in such trouble now.
1haven't been 2would be 3would have been 4wouldn't be
正解:4wouldn't be
解説:「あなたの問題について聞いて残念に思う。しかしもしあなたが私の助言を聞いていたら、あなたは今そのような困難にはあっていないだろう」という意味を作り出すはずである。
これは『もしあの時~だったら、今頃は…だ』という表現であろう。
ならば↓
(1)仮定法過去完了と仮定法過去の合体形
If A [had +過去分詞]~, B would [原形V] ….
could
might
should
これを使う。
であるならば後半は、
, B would [原形V] ….
could
might
should
でなければならない。
意味上、『困難にあって「いない」』とするべきだろうから、正解は4wouldn't be。
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B ( )you change your mind, you will be able to cancel this order.
1Were 2Did 3Should 4If only
正解:3Should
解説:「もしあなたの気が変わったら、この注文は取り消すことができるだろう」という意味を作りたい。
ポイントは2つ。
(その1)後ろの助動詞が「will」である。
will が使える仮定法が1つだけあったはずである。
⇒「should を使った仮定法」
If A should+[原形V] ~, B would [原形V] ….
could
might
should
will
can
may
shall
もし万一Aが~ならば、Bは…だろう。
これを使うべきだ。
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(その2)とはいえ、if が文頭にない。
しかし
「ifを省略する文法」がある。
⇒★その場合、「主語」と「その次の単語」の位置を交換する
If you should change ~
⇒Should you change ~
となる。これを使う。正解は3Should。
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C If you( )any money in the cave, don't mention it to anyone.
1found 2would found 3should find 4should have found
正解:3should find
解説:「もしその洞穴で金を見つけたら、誰にも言うなよ」という意味を作るはずである。後半が
「誰にも言うなよ」
という命令形である。「後半で命令形が使える仮定法」は「should を使った仮定法」である。
したがって、正解は3should find
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D If you were to fall from that bridge, it( )almost impossible to rescue you.
1is 2was 3would be 4would have been
正解:3would be
解説:were to があるので「were to を使った仮定法」に決定する。
であるならば後半は、
, B would [原形V] ….
could
might
should
でなければならない。
したがって正解は3would be。
(もしあなたがあの橋からおっこったら、あなたを助けることはほとんど不可能だろう)
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以上でした。
自分としては、仮定法の基礎ばかりを並べたつもりだったのに、1問失敗してしまいまして、非常に申し訳なかったです。
いかがでしたでしょうか? それではまた来週~~~。
問題編
http://q-eng.com/diary/8156
出典
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