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mouthbirdさんの日記

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2012年
02月22日
23:48 mouthbirdさん

こう聞かれると困る副詞の使い方(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします

●アプリ情報:テストバージョン 2.11と2.12 です。

少しマシになりました。音声は中途までですが、一応全部のデータが読み込める仕様になりました。
※でもバグがあるかもしれません。
http://q-eng.com/app_sample/q_tan_sample05.html
ぜひ1回試してみて下さい。



ご参加下さった皆様、ありがとうございました。
では解答と解説です。

-------
問題

次の(   )に入れるのに、最もふさわしいものを選びなさい。

(1) I've not been feeling very well (  ).
  a.late b.lately c.later d.latter

解答:b.lately
解説:late は前に学習しました。
http://q-eng.com/diary/7409

 [形容詞]| [副詞]
 遅れた |遅れて
 遅い   |遅く
 後期の |後期に
 最近の |(最近)

最近は通常 late ではなく lately を使います。
したがって今回は lately です。
(私は最近あまり元気ではない)

----

(2) It was so dark that they could (  ).
  a.hard see b.hardly see c.see hard d.see hardly

解答:b.hardly see
hard は副詞だと「一生懸命に、激しく」という意味です。
hardlyはそれとは違い「ほとんど~ない」という否定の意味を持ちます。「準否定語」と呼ばれるものの1つです。
置く位置は 「not を置きたくなる位置」でOK。したがって see hardly ではなく、hardly see となります。
(あまりに暗かったのでほとんど何も見えなかった)

---

(3) He was (  ) run over by a car.
  a.dangerously b.nearly c.riskily d.doubtfully

解答:b.nearly
解説:near は副詞だと通常「近く、近くに」という意味です。
nealry は「ほとんど、すんでのころで~するところ」という意味です。(nearにも同じ意味はありますが、この意味で使う場合、通常は nearly です)
a.dangerously(危険なやり方で) c.riskily(冒険的に) d.doubtfully(疑わしく)では、最も適切とは言い難いでしょう。
(彼は車にあわや轢かれるところであった)

---

(4) I (  ) have fruit for breakfast.
  a.almost b.mostly c.most d.more

解答:b.mostly
解説:most は副詞ならば「もっとも」という意味ですが
mostly は「たいてい」という意味で、often に意味は近いです。
almostはちょっと注意。これは(3)でやった nearly に近い意味。「ほとんどそうなのだが、ギリギリでやってない感じ」があります。
だから、almost を入れると(私は朝食にフルーツを食べそうで食べていない)という意味に取られてしまいます。ちょっとあまりふさわしくないです。
mostは「もっとも」、moreは「より~」です。
一番いい選択肢を選ぶならば、mostly になるでしょう。
(私はたいてい朝食にフルーツを食べる)

-------

以上になります。いかがだったでしょうか?
それではまた来週(o・・o)/~~~

問題編
http://q-eng.com/diary/8091

出典
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コメント

1番~12番を表示

2012年
02月23日
09:14
ken14さん

今週もありがとうございました。

 先週は比較的馴染みのある?問題が多かったような気がします。
こんな問題ばかりだと楽?なのですが、どうでしょう。

又、次週の問題をお待ちしています。

2012年
02月23日
09:18
hadaさん

解説ありがとうございます。
全問正解だったのですが自信をもって答えられた問題が少なかったので喜びも半分です。
準否定語の位置はしっかりと覚えておかなきゃ。

次の出題も楽しみにしています。

2012年
02月23日
11:48
neginohanaさん

いつもありがとうございます。

(3) He was (almost) run over by a car.

にすると、足の先ぐらいはひかれちゃったことになるんでしょうか・
それとも、nearly と同じような意味?


(4) I (almost always) have fruit for breakfast.

でもOKでしょうか。

2012年
02月24日
01:36
たっつんさん

neginohana さん

3については、辞書のnearlyの項目に

「1 (▼比較変化なし)⦅主に英⦆ほとんど, だいたい, あやうく. ▼almostのほうが接近の意が強い」

とありました。よって、かなりニアミス度がより高いという事になると思います。でも足はひかれていないと、私は考えます。その場合は、タイヤが私の足を踏んだ、ひいた、という別の表現になると考えます。

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej3/56389/m0u/nearly/

また、almostの項目には、
I almost drowned.|すんでのところでおぼれ死ぬところだった(▼I nearly drowned. は「おぼれるところを命拾いした(助かったのが不思議だ)」の意).
(*drownは、自動詞で「溺れる」だそうです。現代英語の解釈だそうです。)

とありました。この解説だと微妙に違いがわからないんですけど、先の説明からいくと、これは、おそらくalmostのほうが、危険度は高かったのではないでしょうか。

4については、検索結果もたくさんありましたし、辞書にもalmost always、「ほとんどいつも」と事例がありましたので、私は almost always も可と考えます。

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej3/2274/m0u/

weblioにも参考になる解説があります。
http://ejje.weblio.jp/content/almost

2012年
02月24日
09:41
hadaさん

便乗して…

(4) I (most times) have fruit for breakfast.

なんて表現はどうなんでしょう?

2012年
02月28日
01:21
たっつんさん

hada さん

どうなんでしょう???

日本語だと違和感ないような感じの文ですけど。英語だと…?

 まず、ここって副詞ですよね。I have fruit for breakfast. でも文として成立するので、頻度を示す副詞句として most times がふさわしいがどうか、という話になりますね。

 辞書によると、この形容詞の most は米国略式用法で、なんと almost の省略形だそうです。
 「almost は副詞のハズじゃ…!?」 と思ったでしょうけど、almost を調べると限定形容詞として名詞を修飾できる事例があります。

2⦅限定⦆⦅文語⦆〈物事が〉ほぼ…と称し得る, ほとんど…に近い
1● an almost arrogance|ほとんど高慢といっていい態度.

2 ● almost never [no, nothing] ほとんど…でない (熟語)

a. spend almost nothing for leisure|レジャーにほとんど金をかけない
b. Almost no one believed her.|ほとんどだれも彼女の言うことを信じなかった.


(↑2のa. と b. は依然として「副詞」という理解も出来なくはないですが…。1の名詞のパターンは文語とあるので、おそらく形容詞が来るのが通常的ではあると考えます。<<この場合は an almost arrogance で一つの名詞句だからこれはこれで、このままであるべきですね。>>
 ただ、事例として almost happiness, almost poverty など検索結果として出てきました。また almost は、本来形容詞であった、all, always(=all ways), any, every が頭につく名詞は修飾できる事をここで確認します。)

 ここから、most にも「ほとんど」という意味の形容詞が生まれたそうです。
 ということは!
 形容詞 much, more の最上級 most とは厳密には違う、ということです。much, more, most は「数、量の多い少ない」を表現しているというのは共通認識としていいかと思いますが、almost から派生した形容詞 most [ほとんど]は、量や数ではなく、almost 同様、観念的割合等を示しています
 つまり示している概念が違うのです。

 これを区別するためか、この almost から派生した most を '' 'most ''と記す時があるそうです。

 名詞であるなら 「most of 〜 」が「〜におけるほとんど」という割合を示してますが、これと同じく、この 'most も割合を示していると考えます。

その上で、辞書には
all, always, any, everyなどの語を修飾することがあり、
most everyday|ほとんど毎日
most anybody|ほとんどだれでも.


とあります。
と以上の考察から考えると、

I (most times) have fruit for breakfast.

の、日本語で言いたかったところであろう『ほとんどの「times=機会」=ほとんどの場合、朝食としてフルーツを摂る。』

 というのはまず、「意味として成立しない」という見解になるのだと思います。almost と 'most の後に続く名詞というのは、上の事例を考えてもらえればわかると思いますが、概念的な名詞です。
 この場合の time は「機会=chance, case」という回数や頻度ですよね。概念的な意味ではなく、回数あるいはパーセンテージという数字、つまり記号化できる、できそうな名詞です。

most times っていう表現は検索すると、「最も多く〜した...」 という感じで使われているようです。これはalmost の派生から生まれた 'most ではなく、much, more の最上級である most ですね。

http://www.guinnessworldrecords.com/most-times-hit-by-a-c...

 さらに、日本語で考えてみます。
 (al)most happiness というのは、日本語だと「ほぼ幸せ」という感じでしょうか。観念的割合を示してますね。

 (al)most times というのは、「ほぼ機会」とか「ほとんど場合」という感じではないでしょうか?

(私としては、ここで most of times ならhadaさん が言おうとしている「ほとんどの場合」という感覚に近いのではないか、という疑問も出てきます。
 この場合における前置詞 of の機能と日本語の「の」という助詞の機能は、日英の文法を厳密に考えてもぴったりだと思うからです。)

 
 さらに文法の観点で考えても不成立だと考えます。
 なぜなら、この 'most は本来 almost であり、'most にも almost のルールが適用されているからと考えます。ゆえに all, always, any, every という本来形容詞であった言葉がついている名詞であることが、原則として望ましいのであって、単に名詞である time は 'most に続く名詞としてふさわしくない、という結論になるのだと思います。

 結論としては、文語的表現においては almost と 'most の後に単独で、(ある限定的な)名詞が続く事もあるけど、日常的には all, always, every, any, が頭につく名詞が続く、と考えていいようです。
 almost poverty, almost happiness と言うよりも「副詞+形容詞」である almost poor, almost happy と言うほうが日常的ですよね。

問題にある(4)を事例として挙げるなら、

I most always have fruit for breakfast.

I, most everyday, have fruit for breakfast.
I have fruit for breakfast most everyday.
Most everyday, I have fruit for breakfast.

ならOKだと思います。これなら、上記の文法から逸れていません。


以下、most と almost について、辞書にある項目です。
most :
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej3/55069/m0u/most/

almost :
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej3/2274/m0u/almost/

2012年
02月29日
11:37
hadaさん

>>6 たっつんさん
理解しきれてない所も多々あるのですが色々と調べていただきありがとうございます。
たしかに、わたしの書き方だと most times が頻度を示す副詞句にならないと変ですね。

most times を「大抵の場合」とした例文としてこんなものがありました。
http://eow.alc.co.jp/search?q=%22most+times%22

また most のあとに名詞が続く例文として、I've read most novels by Hardy. (ハーディの小説は大部分読んでいる.)のような文もあるようです。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=most&dtype=1&d...

most times を副詞句にしてやるとしたら、前置詞を入れてやれば良かったのかな?
I have fruit for breakfast at most times.
I, at most times, have fruit for breakfast.

2012年
02月29日
23:51
mouthbirdさん

>>neginohanaさん
>>hadaさん
>>たっつんさん

疑問投稿ありがとうございます。

う~~ん。こういうのはニュアンスもあるのかなあと思い、忙しいxakyさんに「ごく一部」だけ意見をお伺いしました。

xakyさんによれば以下です。

I almost always have fruit for breakfast. OK

I most times have fruit for breakfast. NG

I most always have fruit for breakfast. NG

I have fruit for breakfast at most times. NG
↑こう使うなら↓こうすべきだとおっしゃいました。
 I have fruit for breakfast most of the time.  OK
 (most of the time で熟語。「大概」という意味です)


ご参考に。m(_ _)m

なお
>(3) He was (almost) run over by a car.
  ↑これは少しも轢かれていません。もの凄く轢かれそうでだったけど回避しています。

2012年
03月01日
00:18
たっつんさん

I most always have fruit for breakfast. はNGですか。ま、辞書より現場ってことで、現場がそうなのであれば現場に従います。ちなみにxakyさんはBritish英語派ですか? American英語派ですか?

>I have fruit for breakfast most of the time.  OK
(most of the time で熟語。「大概」という意味です)

most of ''the time'' なんですね。違う理屈で考えてました。

2012年
03月01日
03:39
mouthbirdさん

>>9 たっつんさん

xakyさんはフランス系アメリカ人です。ご参考までに。m(_ _)m

2012年
03月01日
09:16
hadaさん

マバ先生、xakyさん、調べていただきありがとうございます。
most times 系は全滅なんですね。
間違って使ってしまわないように気をつけなきゃ…

2012年
03月02日
22:59
neginohanaさん

ありがとうございます。

轢かれてなくてよかったです。(*^o^*)

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