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mouthbirdさんの日記

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2012年
02月08日
23:48 mouthbirdさん

単数扱いか複数扱いか(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします

アプリの進展は前回と同じです、ごめんなさい。><
●アプリ情報:テストバージョン 2.11と2.12 です。
開発は確かに進んではいるのですが、発表できる段階にない…><
(どこかに有能なフラッシュアドバイザーはいらっしゃらないでしょうか…)
 ★ゲームで「〇(正解)の合計数が、あなたの任意の数(1~5)になった単語の合計数」が表示されます。
http://q-eng.com/app_sample/q_tan_sample05.html
ぜひ1回試してみて下さい


チャレンジしてくださった皆様ありがとうございました。
それでは先週の問題の解答と解説です。
今週も物議をかもしそうな、微妙な問題があります。
一応、問題集の答えをここでは正解とします。

================

問題:次の空欄に適切な方<(1)か(2)>を入れなさい。

A The audience(   )all foreigners.
(1)was (2)were

正解:(2)were
解説:
・構成メンバー(members)を意識する場合⇒複数形扱い
・構成メンバー(members)を意識しない場合⇒単数形扱い
になる。
 The members of audience(   )all foreigners.
(観衆の構成メンバーは皆外国人だった)
  「数の考え上はおかしくない」⇒したがって⇒複数形扱い

---

B My family(   )all early risers.
(1)is (2)are

正解:(2)are
解説:
・構成メンバー(members)を意識する場合⇒複数形扱い
・構成メンバー(members)を意識しない場合⇒単数形扱い
になる。
 The members of my family(   )all early risers.
(私の家族の構成メンバーは皆早起きだ)
  「数の考え上はおかしくない」⇒したがって⇒複数形扱い

---

C The committee(   )unable to agree.
(1)is (2)are

正解:(2)are
解説:
・構成メンバー(members)を意識する場合⇒複数形扱い
・構成メンバー(members)を意識しない場合⇒単数形扱い
になる。
 The members of the committee(   )unable to agree.
 (委員会の構成メンバーは同意できていない)
  「数の考え上はおかしくない」⇒したがって⇒複数形扱い

…なのだが、これが実に微妙。ジーニアスによると
 ↓こういう文だと単数扱い。
 The commitee was formed two months ago.(その委員会は2か月前に作られた)

それに比べると、こっち⇒The committee(   )unable to agree.は明らかに「人間」を意識している。
 一応、ここでは are を正解とする。(ちなみにこれは慶応大の入試問題)

---

D The class(   )too large to be taught by a single man.
(1)is (2)are

正解:(1)is
解説:
・構成メンバー(members)を意識する場合⇒複数形扱い
・構成メンバー(members)を意識しない場合⇒単数形扱い
になる。
 The members of the class(   )too large to be taught by a single man.
 (クラスの構成メンバーがあまりに大きいので、1人の人では教えられない)
  「数の考え上はおかしい」⇒(members が large のわけはない。したがって⇒単数形扱い

---

E The French(   )a very polite people.
(1)is (2)are

正解:(2)are
さて、これは別個で考える。
答えだけ出すなら、辞書を引けば簡単に分かる。
 ⇒French を辞書で引いてみる。すると「フランス人」という意味の場合は「集合的に:複数扱い」と書かれている。したがって、正解は are。
(フランス人はとても礼儀正しい民族だ)
・問題はここから。
  are なのに "a very polite people" と a がついている。これはOKなのか?

 実は「OK」である。

実は「主語と補語の数は必ずしも一致させなくてもよい」という文法がある。
(ロイヤル英文法 p726 より)
<例文>
1、Her only hope for the future is her children.
 (彼女の将来の唯一の希望は子供たちだ)
2、Our principal crop is potatoes.
 (我々のおもな作物はジャガイモだ)
3、The stars were our only guide.
 (星が我々の唯一の案内者だった)
主語と補語の数は必ずしも一致させなくてもよいが、主語と動詞の数は一致させるのが原則である。

--------

以上です。いかがだったしょうか?
それではまた来週。

問題編
http://q-eng.com/diary/8001

出典


参考文献
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コメント

1番~11番を表示

2012年
02月08日
23:56
neginohanaさん

なんだか納得が行かないなあ・・・

ところで、↓は書き間違いではないのですか?

>・構成メンバー(members)を意識する場合⇒複数形扱い
>・構成メンバー(members)を意識する場合⇒単数形扱い

2012年
02月09日
00:58
たっつんさん

主語と補語の数は必ずしも一致させなくてもよい(が、主語と動詞の数は一致させるのが原則)

へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

って感じです。


>「それに比べると、こっち⇒The committee(   )unable to agree.は明らかに「人間」を意識している。
 一応、ここでは are を正解とする。(ちなみにこれは慶応大の入試問題)」

 これはちょっと異議ありだなぁ〜。いや、正直言うと、自分が不正解だからなんですけどwwwwwww

 委員会が無生物主語の総意として拒否したっていう解釈だってできます。そもそもKOだろうとsophiaだろうと、nativeに読ませれば「この問題おかしい」ってのは数年に一問はあると思いまつ!
 ちくしょーーーーーーーーーー\(`へ´)/!

2012年
02月09日
02:41
mouthbirdさん

>>1 neginohanaさん
すみません。早速直しました。いつもすみません。トホホ…

>>2 たっつんさん
実は私も最初解いたときは is と答えたのです。やっぱ物議を醸し出しますね。この問題…。

2012年
02月09日
08:04
luminさん

私も、たっつんさんと同じ問題、気持ちわるいです、 isのほうが自然にかんじます。
個々のメンバーを意識しているともいえますが、committee全体の意向として、とも考えられないでしょうか(こじつけ笑)??

スペイン語やイタリア語はこのあたりキレイに単複一致しますし、いま学習中の中国語には名詞の複数形や、それによる動詞の語形変化というのがありませんので、英語ってなんだか不条理だわーとおもいました^^

2012年
02月09日
10:44
hadaさん

解説ありがとうございます。

> 実は「主語と補語の数は必ずしも一致させなくてもよい」という文法がある。
なんと、これは驚きました!知らなかった~

committeeの扱いについて調べているとこんな記述がありました。
部分引用なので全文はリンク先をどうぞ。

http://en.wikipedia.org/wiki/American_and_British_English...

> In BrE, collective nouns can take either singular (formal agreement) or plural (notional agreement) verb forms, according to whether the emphasis is on the body as a whole or on the individual members respectively; compare a committee was appointed with the committee were unable to agree.

> In AmE, collective nouns are almost always singular in construction: the committee was unable to agree.

are vs. is
http://www.diffen.com/difference/Are_vs_Is

次の問題も楽しみにしています!

2012年
02月09日
15:41
mouthbirdさん

>>4 luminさん

どうもです。hadaさんがお調べになっていますが、アメリカ英語だと、is ぽいですね。
問題としては不適当だったかもしれません。
3でも書きましたが、私も is だと思ったんですよ~~><


>>5 hadaさん
「主語と補語の数が不一致でもOK」というのは意外と知られてないですね。もっとも私も受験時代には知らなかった知識でした。普通はここまでやらないでしょうね。私は、こういう知識を知ると嬉しく思うのですが、hadaさんはどうお思いでしょうか?

引用ありがとうございます。m(_ _)m
ふむふむ。どうもかなり微妙な問題なようですね。
私の好きな辞書(サンライズクエスト)にもかなり微妙に書いてあります。
↓こんな感じ
 The (members of the) committee are all against the proposal.
わざわざ(   )を入れてあります。それだけ使い方が微妙なのだと思います。
皆様に考えていただくことになったことには意義があるかもしれませんが、問題としては不適切だったと思います。申し訳ありませんでした。
どうぞまたよろしくお願い致します。

2012年
02月09日
22:04
たっつんさん

話し手の判断によるってことですよね。考える事に意味があったと思います。

2012年
02月10日
09:12
hadaさん

>>6 mouthbirdさん
英語についてのちょっとしたトリビア的知識も好きなのだけど、どうしてそれが許されるようになったか?なんて話のほうが気になるタイプのようです。 ほとんどは謎ということに終わってしまうのですが…

2012年
02月10日
10:36
mouthbirdさん

>>7 たっつんさん
そう思っていただければありがたいです。

>>8 hadaさん
なるほど。その理由まで知りたくなるのですね。私よりはるかに深遠なことをお考えだなと思いました。

2014年
09月28日
22:32
hasyさん

考え方がokで、引っ掛かった点も皆さんと同じなので
自分としてはまぁまぁかな。笑

2014年
09月29日
13:28
mouthbirdさん

>>10 hasyさん
現在覚えられれていれば良い、という感じだと思います。忘れたら覚えなおせばいいのです。

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