生活に欠かせない電気ですが...
私達は電気を使うには、今のとこ電気会社から買う方がほとんどで、自家発で賄えるご家庭はごくごくごく少数だと思います。
去年あたりから毎月値上がっている電力料金ですが...こんな風に値上がるならどこか別の会社に変えたいわ~と思っても、ふと気が付くと、住んでいる地域の管轄の電力会社からしか買う事ができません。 東京電力が高いからって、中部電力に切り替えることができるわけじゃありません。
つまり、関東に住んでいれば東京電力、名古屋だと中部電力と、半ば強引にそこから買うよう仕向けられているわけです。
じゃあ...関東圏内にある会社も学校も全て東京電力から電気を買っているかと言うと、そういう訳じゃありません。
実は、霞が関官庁の殆どのお役所が東京電力以外の会社から電気を買っています。ええーどういうからくりなの?というと、 数年前に電気の自由化ということで、既存の電力会社以外でも電機の売買をすることができるようになりました。ただし、一般家庭はダメで、大規模事業者のみ(50kW(500A)以上の電力契約をしていること)という法律になりました。(当時東電を守るため、法案をとうすならこの条項を入れろ!と言われてねじ込まれたものでした)
貴重な皆様の税金を無駄に使わない為にも、官公庁は安い電力会社を使っているのでした...ちゃんちゃん。
なにか可笑しいと思いません?この理屈。
私はこれを東京新聞の記事でこの夏読んだのですが、ありがたいことにちゃんとスキャナで取って文字起こししてくれている方がいました。
http://blogs.yahoo.co.jp/erath_water/63102613.html
この話し長ーくなるので、まだまだ続きます...