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mouthbirdさんの日記

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2011年
11月02日
23:31 mouthbirdさん

私が難しいと思った前置詞の問題(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。

アプリ情報:テストバージョン 2.09と2.10 ができました。
正式発表しても良いと言えば良いのですが、まだちょっと使い勝手が悪いので、悩みどころです。
ずいぶん長くお待たせしているので、少しずつでも発表したいところなんですが…
【変更点】
・各単語、1つ1つに対して、個別に学習結果が残せるようになった。
(1度、右下の「次回データの初期化」を押してから、いろいろなページで学習してみてください)
・音声はa~eまでは入ってます。(一部無し)
http://q-eng.com/app_sample/q_tan_sample03.html


今回のテーマは「前置詞」でした。参加くださった皆様、ありがとうございました。
今回はやはり難しかったようです。
では、解答と解説です。
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問題
(A)次の英文の(   )に入れるのに最も適切なものを、文の下に示した語の中から選び、番号で答えなさい。
 We talked cheerfully (   )a cup of coffee.
  1by 2in 3over 4with

解答:over
解説:この over は「~の上方で」とか「~を被って」という意味ではありません。「~しながら(飲みながら、食べながら)」という意味です。(ニュアンス的には覆いかぶさるようなイメージはあるのですが)
<他の使用例>
He sometimes sleeps over his assignment.(彼は宿題をしながら眠ってしまうことがある)(出典:サンライズクエスト英和辞典)
ジーニアス英和辞典によれば(通例、話す・眠るなどの動詞と共に用いられる)のだそうです。
訳例:我々はコーヒーを飲みながら楽しげに話した。

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(B)次の英文の(   )に入れるのに最も適切なものを、文の下に示した語の中から選び、番号で答えなさい。かつ、それを入れた英文の意味を日本語で書きなさい
 He was the last(   )one to leave the room.
  1from 2by 3but 4to

解答:but (彼はその部屋を出た最後から2番目だった)
解説:but には「前置詞」もあるという知識をお伝えするための問題でした。前置詞の but には「~を除いて」という意味があるのです。
<他の使用例>
All but Jon went there.(ジョンのほかはみんなそこへ行った)(出典:サンライズクエスト英和辞典)
ということは、the last but one は「1つを除いて最後」という意味。つまり、「最後から2番目」という意味です。
 (蛇足:but には 副詞で「ほんの~だけ(=only)」という意味もあるんですよ^^;)

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(C)次の英文の(   )に入れるのに最も適切な前置詞を入れなさい。
 This is my phone number. Don't forget to call me(   )this number as soon as you get home.

解答:at
解説:call 人 at 電話番号 で 「電話番号 で 人に 電話する」なんだそうです。
けっこう色んな辞書で用例を調べたんですけどね~見つからなかったです。でもこの問題集(基礎からよくわかる 英文法問題集)にはしっかり載ってました)
ググルとけっこうヒットしますから、at で間違いないようです。
(これが私の電話番号だ。家についたらすぐにこの電話番号で私に電話するのを忘れるな)

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今週は以上です。
やっぱり、前置詞は25年はかかると思います。ゆっくり考えましょう!
ではまた来週~~

問題編:http://q-eng.com/diary/7529

出典
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コメント

1番~4番を表示

2011年
11月03日
03:30
さん

1:

We talked cheerfully over a cup of coffee.

この文で、over a cup of coffee が目的語であるなら cheerfully という副詞に関連して、「他動詞」+「副詞」+「目的語」のように「副詞」を「目的語」の前に持ってくるのはおかしいと思います。

「分他」の話で She put on a coat.
=She put a coat on.  「分他」について、「ジーニアス英和大辞典」には言及はありません

で、put on が「動詞句」だからそれは可能でしょうけど、この場合はなくてもいい「副詞」ですね。talk cheerfully は「熟語」ではないですね。
目的語が長い場合は「副詞」は「目的語」の間に挿入することは可能ですが、この問題文では分かり切った「目的語」ですから、不自然ではないでしょうか。

「副詞」が2つ並べば原則として talk cheerfully でおかしくない、しかし、「目的語」の直前に「副詞」を置くのは不自然だというのが私の考えです。over (a ) cup of coffee が「副詞句」であれば、不自然ではないからの質問だったのです。

over a cup of ..., cup of.. の「一杯いこうか」の話は調べて分かったので、質問としては取りやめにしてあります。

「分他」の話、おそらく「他動詞と副詞とを分ける場合がある」という意味でしょうが、私の知っている限り、この語は文法書に使われる例はまずないのでこの言葉を覚える必要はないと思います。どちらかというと、先生の説明・例文のほうが大切だと思います。(余計なお節介?)

2011年
11月03日
09:54
hadaさん

解説ありがとうございます。やっぱり前置詞は難しいですねえ。
前置詞なのか句動詞なのかもわからなくなりますし…

こんなbutの使い方ははじめて理解しました。
次は間違えないようにしないと。

call on/at ですが、Please call me on my cell-phone at xxx-xxxx. となるんですね。
call me on my phone なら正しいけど、call me on xxx-xxxx は間違い。
うーん。難しい。

2011年
11月03日
10:24
ken14さん

今回の問題にて、「私は英語が苦手なのだ。」と実感しました。
改めて、今回は関係のなかった
 「分他」・・・(他動詞+副詞)
        (自動詞+副詞)
    区別を知りました。・・・今まであいまいでした。(トホホ)

 苦手な人ほど、文法に常に戻らなければと感じた次第です。

2011年
11月09日
23:59
mouthbirdさん

>welciayorkmartさん

>We talked cheerfully over a cup of coffee.
>この文で、over a cup of coffee が目的語であるなら cheerfully という副詞に関連して、「他動詞」+「副詞」+「目的語」のように「副詞」を「目的語」の前に持ってくるのはおかしいと思います。

厳密なことは分かりません。ただ出典もとの問題集にはこのように書いてあり、そのまま転載いたしました。
 以下、この語順である理由を勝手に想像します。勝手な想像なのでご容赦下さい。
1・「長い塊」は後ろに来やすいので、「over a cup of coffee」が後ろになった。
2・話者が単純に、cheerfully を over a cup of coffee より先に言いたかった。
3・もし talked over a cup of coffee cheerfully にすると、「1杯のコーヒーについて議論した」にも見えてしまうことを避けるため。

>「分他」
まず、私の持っているジーニアス英和辞典(第4版)には 熟語に付いている[他]について言及がありました。前書きの「この辞典の使い方」の VIII 成句・句動詞の7 機能表示 の所に、
 [他] 他動詞+副詞辞 
とあり、さらに細かい説明が書いてありました。

「分他」と書いてある(私の好きな)サンライズクエスト英和辞典にはもちろん「分他」の説明書きが載っていました。そこには、【分他とは「分離他動詞」】と書いてありました。

 ネットで調べる限り、文法書では「マスター英文法」に「分離他動詞」という用語が載っているらしいです。この分離他動詞という用語は、おそらくドイツ語文法の影響と思われます。ドイツ語には「分離動詞」という「(英語の)分他」に似ている用法があるのです。(私の二外はドイツ語だったので、たまたま覚えていたのですが)

 「使い方さえ把握できれば文法用語はどうでも良い」と少なくとも私は思います。ただ、逆に使い方を把握するために、文法用語が必要、もしくは、都合が良い場合が「人によっては」あると思います。私のような人間は、「分他」という用語を覚える&用いると(例文よりも)すんなんり使い方が頭に入るので、とても便利です。一方少なくてもネイティブは「分他(という用語)」を知る必要はないでしょう。日本人でも例文だけで十分な人も大勢いらっしゃると思います。要するに「個人差」の問題だと思います。


>hadaさん
ややこしいですよね~。前置詞や冠詞は「間違えて当然」と思って、気長に考えるべきだと思います。

>ken14さん
ken14さんには「分他」がヒットしたようですね。「分他」は意外と盲点の文法だったかもしれません。
 ちなみに私が「分他」を知ったのは、2浪目の9月か10月ごろでした。私は1浪目で文法をかなり極めたつもりでしたので、2浪の、それもこんな遅くに知ったとき、か・な・り「ショック」でした。
 それから、苦手な人ほど「文法」を、というのが私の主張です。ken14さんの場合、もしかしたら当てはまってしまうかもしれません。知らないことをゆっくり覚えられればと思います。

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