Q-Eng

娘　「最近さあ、Ｙ先輩と月一であってるよ。」
私　「Ｙ先輩？なんで？遠いじゃない？」

Ｙ先輩は電車利用で3時間ほど（？）離れた隣の県に下宿している大学生だ。高校の山岳部の男子の先輩である。結構仲が良くて、先輩のお休みの日に、娘が苦手な数学を教わりに行ったりしたこともある。（娘は数学と理科が全くダメなのに、医学部志望なのである。）

娘　「なんか先輩さ、最近、こっちに帰ってきたりしててさ、サイゼリアで会ってんの。」
（サイゼリアは貧乏な学生の味方である。）
私　「で？何の話してるの？」
娘　「もう、私、ずっとＥ判定で駄目なんですよー、とか、文転（理科系から文系に変更すること）しようかなーとか。悩みを相談してるの。」
私　「先輩の彼女に見つかったら、誤解されない？」
娘　「先輩、彼女いないもん。」
私　「で、そのまんま、二人でだんだんいい雰囲気になってとか・・・・。」
娘　「無い無い。二人とも2次元しか興味無いもん。」
私　「でもさ、二人で向かい合って座ってて、彼女が深刻な顔してて、彼氏が『でも、頑張りなよ。大丈夫だよ。』とか言ってたら、絶対他の人は二人は付き合ってると思うよね。」
娘　「そうだよね。絶対そう見えるよね。ああ、彼氏欲しいー！」

あれ？2次元しか興味無かったんじゃないの？