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mouthbirdさんの日記

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2010年
06月16日
22:59 mouthbirdさん

多義語life(問題編)

毎週水曜日は smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題を引き続きお届けします。
今週は問題編です。


lifeという単語があります。皆様にとってそんなになじみの薄い単語でもない単語のはずです。ですが、これは意外に厄介な単語の1つでなんです。結構な多義語なんです。

たとえば!

the life of a car
the life of a best seller

この2つの意味が分かりますか?

 車の命?
 ベストセラーの命?

それでも良いでしょうが、もうちょっと良い意味にしましょう。
実は

 車の【寿命
 ベストセラーの【寿命

と訳したほうが良いはずです。つまり life には、命というよりは【寿命】という意味があるわけです。

もちろん、「命」という意味もありますよ。
例文
 While there is life, there is hope.(ある限り、希望はある[命あっての物種])

あと、なじみがあるのは「生活」という意味でしょうね。
例文
 He enjoys an active physical life even though he is now 91.(彼はいまや91歳だが、元気一杯の生活を楽しんでいる)

今回は、「命」「生活」そして「寿命」以外の意味になる life の意味を皆さんで学習しましょう。

それでは今回の問題です。

-------------
以下の英文の意味を書きなさい。その際できるだけ「命(生命)」や「生活」という言葉以外を使いなさい。また、それぞれの life の意味が他と重複しないように気をつけなさい。

(1) There is no hope of discovering life on other planets.

(2) I refuse to dedicate my life to children.

(3) Too bad, but life is like that.
 (これは Too bad, but の部分だけ意味を書いておく。
  「実に残念だが」という意味)

(4) Sake is the life of man.

(5) I read a life of the late Mr. Kennedy.

(6) This size is larger than life.

(7) She was the life of the party.

-----

今回はどちらかといえば「翻訳」レベルの問題ですが、ぜひチャレンジして下さい。
解答編は来週の水曜日です。それでは皆様のチャレンジをお待ちしています。

解答編
http://q-eng.com/diary/386

出典:
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コメント

1番~7番を表示

2010年
06月17日
08:22
ken14さん

今週もありがとうございます。
(1) 生物  (2) 一生 (3)  人生  (4) 生きがい (5) 伝記
(6) 誇張されて (7) 花形

lifeってすごいですね。こんなにも広範な意味を持っているなんて。
又来週の回答編待っています。

2010年
06月17日
09:51
hadaさん

1) 生き物 - 他の惑星で生き物が発見できる望みはない。
2) 人生 - 私は子供たちに自分の人生を捧げるなんてお断りだ。
3) 生きること - 実に残念だが、生きることってそんなものだ。
4) 生き甲斐 - 目的は人の生き甲斐だ。
5) 伝記 - 私は故Kennedy氏の伝記を読んだ。
6) 実際 - このサイズは実際のサイズより大きい。
7) 主役 - 彼女はパーティーの主役(花)だった。

難しい問題でした。無理矢理こじつけた超意訳になってそうです。

2010年
06月17日
15:42
neginohanaさん

(1) There is no hope of discovering life on other planets.
他の惑星で生命体が見つかる望みはない。

(2) I refuse to dedicate my life to children.
私は人生を子どもにささげるなんてまっぴらだ。

(3) Too bad, but life is like that.
 実に残念だが、世の中というのはそんなものだよ。

(4) Sake is the life of man.
酒は人の生きがいだ。

(5) I read a life of the late Mr. Kennedy.
私はケネディの伝記を読んだ。

(6) This size is larger than life.
この大きさは実物より大きい。

(7) She was the life of the party.
彼女はその党のだった。

かなりハッタリも入ってます。
(5)のthe late って何?

2010年
06月23日
22:05
mouthbirdさん

>ken14さん
いつもご参加ありがとうございます。本来は【英文の意味】が問題だったので、文の意味が欲しかったところですが、life だけの意味だとすると、(6)が違いました。惜しかったです。
たまにこんな意味があるので、ご注意くださいませ。
いかがだったでしょうか? またのご参加をお待ちしています。


>saruさん
毎回ありがとうございます。
4)は「生きがい」でもOKです。でも sake は日本酒なんですよ。(^^)
いかがだったでしょうか? またのご参加をお待ちしています。

>neginohanaさん
いつもご参加ありがとうございます。
(3)が微妙ですね。。。こちらの意図は「人生」だったのです。
(5)late は「亡くなった」という意味の「故」という意味です。
(7)う~~ん。パーティを政党と取れなくもないから、あってはいます。中心人物という意味なのです。
いかがだったでしょうか? またのご参加をお待ちしています。

2010年
06月23日
23:49
たっつんさん

 5、6がわからないです。
 予備校で川田先生の講義に出てました。いわゆる名物先生で規格外の人間性を持つ方でした。私は英語の基礎ができてなかったので、先生の講義を試験に生かすには力が足りなかったですが、それとは別に3年間、彼の講義を聴いていたら、小説の味わい方なども理解できそうで、文学の力も身に付いたろうな、と今でもそう思います。もっと早い時期に彼に出会いたかったですね。

 作家だけあって非常に多読家で、それゆえなのか非常に人間味のある先生ですね。様々な物事について、本質を生々しいまでに深くえぐり出す彼の視点はさすがでした。「多読であるということは、人生に深みを与えるということなのか。」と思ったものです。
 彼の講義が受験向きかどうかは判断できませんが、若いうちに彼のような才覚ある先生に出会うことは大切な事だと思います。

2010年
06月24日
00:11
mouthbirdさん

>>5 tattsun999さん

おや! 川田先生の講義を受けられたんですね! 
私とは早稲田予備校生の仲間ですね!
http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/2006/03/post_13...

特に、英文の意味を正確に読むという視点で川田先生はすばらしかったです!

川田先生には大学時代偶然2回会ってます。また4年前に1度電話でお話させていただく機会がありました。
川田先生の壮絶な人生は真似できませんが、私への影響度は高いです。

2010年
06月24日
07:45
ken14さん

ありがとうございました。 次回からは英文の全訳を載せることにします。
 Mouthbirdさんの音読の話読まさせていただきました。
音読と日本語が一致するまで音読しつづけることには驚かされました。浪人中で、よくそんなモチベーションを保つことが出来たことに感心するばかりです。
 私も早速、今日から始めます。最近でこそ先生の講義を手元において、文法的にはこの文はなどと考えていますが、以前は勢いだけで訳してしまい、誤訳の連続でした。
 私もどちらかといえば、英語が苦手の部類に属していますので、先生の書かれていることがとても役に立っています。

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