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mouthbirdさんの日記

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2008年
05月27日
18:40 mouthbirdさん

ピリオドまでが長い英文と文法:その1

こんにちは。もうそろそろ6月の足音も聞こえてきました。

予備校に通っている方は、やや難しさを感じている頃ではないでしょうか?



今日は「ピリオドまでが長い英文」についてお話します。



以下は専修大学の過去問です。

長文問題の文頭の1文です。ちなみに「長文問題の出だし(文頭)」ってピリオドまでがやたら長い英文の場合が多いのですよ。

出題者は受験生を面食らわせて解く気を失わせたいから。





By the time I was thirteen or fourteen I began to try to know myself, the sort of person I was, what I could attempt successfully, and the things that I was no good at and that I must not waste time over.





本当はまだまだ英文が続きます。ですがこの「1文」だけの解釈しましょう。この英文の意味が分かりますか?

 訳例を作ってください

こんな感じかな? ではだめです。「訳例を作れ!」という試験問題だと思って、訳を自分なりに作ってください。

できますでしょうか? とにかくやってみてください!



作りましたか?



もし、あなたが英語が苦手であれば、こういった文の訳例を正しく作れないはずです。

英語が苦手な人は、このような「ピリオドまでが長い英文を上手く、正しく訳せたことが【1度も】ないからです。

途中まで頑張って、さじを投げるのが普通です。

 しかし、もし、今回もあなたは訳例をノートに作らなかったとしたら受験生としては「黄色信号」です。



出来るようになるためには

「自分なりの訳例をきちんと作る」⇒「それを訂正する」⇒「今度は間違えない」

というパターンの繰り返しで出来るようになるはずです。

最初から「自力の訳例を作りを放棄」していれば

「自分なりの訳例がない」⇒「訂正できない」⇒「答えを見る」⇒「ああそうかと」思う⇒「間違いを訂正したわけではない」⇒「今度も間違える」となります。

実際、「苦手科目はそうやって苦手になっている」はずです。違いますか? 身に覚えはありませんか?



今回こそ!ちゃんと作ってくださいね。単語はみんな易しいですよ。それでもこんな長いと上手く作りにくいはずです。どうでしょうか?






作りましたか?

それでは解説(の一部)



By the time I was thirteen or fourteen I began to try to know myself, the sort of person I was, what I could attempt successfully, and the things that I was no good at and that I must not waste time over.



○by the time :(3語まとめて1つの接続詞扱い)「~するころまでに」

 接続詞なので「by the time S'+V'~, S+V~」というつながりになるはず。「S'がV'~することまでに、SはVする」という意味になる。<これが文法知識(1)>

 この⇒ by the time S'+V'~ S+V~ ←この中で

                  この↑切れ目を探す。このとき(,)「カンマ」があるとは限らないことに注意!S+V~を注意深く見つめてこの切れ目を探す!



○I was thirteen or fourteen 私は13歳か14歳であった

 ここまでの最後の単語(fourteen)と次の I の合間に切れ目があると見抜く。次に「 I 」と明らかな「S(主語)」があるから。

 ※ただし 単純にSがあるだけでは切れ目とは決まらない!



「関係代名詞の目的格省略の場合」、切れ目にならないから。<文法知識(2)>




関係代名詞の目的格省略


<例>

 He has a book I like.
          ↑
          ここには本来「関係代名詞のwhich」があって

 =He has a book (which I like ●)…本来はこの形だった。このような関係代名詞の目的格は省略できる。

  「彼は私が好きな本を1冊持っている」

    という意味になる。



  関係代名詞 which の先行詞は book(名詞)。先行詞は通常「名詞」しかなれません。<文法知識(3)>



By the time I was thirteen or fourteen I ....
                         ↑



仮に fourteen と I の間に、関係代名詞which の省略があったとします。そうしたら先行詞の候補は thirteen or fourteenですよね。

thirteen にしろ fourteen にしろ、これらは「形容詞」

関係詞の先行詞は通常「名詞」しかなれません。<文法知識(3)>

したがって「 I 」が来ても、「ここには関係代名詞の目的格の省略はないな」と分かるのです。



○I began to try to know myself 「私は私自身を知ろうと試み始めた」

だからここまででとりあえず「by the time S+V~/ S+V~」の大枠が確定

だから↓ここまでで

 By the time I was thirteen or fourteen / I began to try to know myself

「私が13歳か14歳になるまでに 私は私自身を知ろうと試み始めた」

となります。



とりあえず、ひと区切りです。

いかがでしょうか? ご感想は?






-----------------------------------------



ここまでで

「もうアップアップだ~」

「めんどくさい!」

「こんな細かいことをいちいち考えるのかよ~嫌だ!!!!」


という感想を持つ人が大勢いる……ということを私は知っています。



そして、そういう感想を持つ人が概ね次の2種類(A・B)に分けられることを私は知っています。

 Aの人:めんどくさい、細かいことなんて考えたくないよ。

     そんなことしなくったって全体の意味はしっかり分かるじゃねえか。あ~くだらない。

 Bの人:めんどくさい、細かいことなんて考えたくないよ。

     でも、この長い英文全体の意味がさっぱり分からない。どうしたものか。困ったな。



そして、Bに近い人、すなわち次のCのような人もいます。



 Cの人:へ~。なるほど。めんどくさいけど、こう考えれば確実に意味が分かるんだ。

     やっぱ文法の力が必要なんだな。文法の学習を頑張るか。めんどくさいけどさ。



それで! ここでA、B、Cの方に知って欲しいことがあります。

A、B、Cの方には想像もつかない次のDのような人もこの世にはいることを!



 Dの人
:へ~。なるほど。え? めんどくさい? 全然めんどくさくないよ! 細かい? 全然細かくないよ!

     どんどん文法知識を吸収していきたい! そうすればこんな難解な英文の意味が分かるんでしょう! 文法知識がすごく快感だ!



私はDタイプです。

たぶんA、B、Cの方に私の感覚は信じてもらえんでしょうな… 特にA・Bの方には。






さてさて、ここで皆様に考えて欲しい私の意見が3つあります。次の3つです。



 (1)Aの人は「文法が全く不要だ」

私は文法必要派とよく誤解されます。違います。私は「全ての人に文法は必要だ」と言ったことは1度もありません。

「文法は不要な人と必要な人がいるのだ」というのが私の意見です。参考「文法の必要性の有無」<下から読んでください>(長いです)



 (2)B、C、Dの人は「文法知識がそれなりに必要だ」。

文法の知識がなければ、少なくともこの英文の意味は分かりません。違うでしょうか?



 (3)Bの人はAの人の意見を心地よく感じ、励賛し、文法学習をやらない。

Bの人は文法学習をやらないまま「何で読めないのだろうだろう?」と自問自答する。文法をやるしかないのかな?と思っても「文法をやりたくない」という「感覚」が勝ってしまう。(上の私の説明もわけが分からないはずである。文法を避け続けてきたので文法用語が最初から頭に入っていない。だからたぶん最初から読んでいない。読んだとしても流し読み。)

「文法を使わない学習法」を模索する。Aは上手くいくのだが、Bは結局上手く行かない。読解できないままなのになぜかAの意見を励賛したまま。したがってこういう長い文にいつまでたっても対応できないまま。このタイプの人が結局文法学習を完了した例を私は1例も知らない。



以上なのですが、皆様、(1)(2)(3)をどう思うでしょうか、 ぜひご意見を聞きたいです。m(_ _)m






え~と英文にもどりまして…



○, the sort of person I was,

苦手な人はここでまず立ち止まります。こんがらがってこんがらがってどうしょうもなくなります。






……っと、ここから先も解説したいですが、ひとまずやめておきましょう。Ψ(`∀´)Ψ

続きは来週です。

●皆さんでこの続きの訳例をコメントしてくださいませんか? この英文解釈の訳例をコメントをしてくださる方は「訳例に自信がない方」に限ります。訳例ができる人はできて当たり前ですから。

ちなみにこの英文は、私に言わせれば「大学受験問題としては平均レベルの問題(つまり難しい問題ではない)」です。



また、

●(1)(2)(3)に対するご意見も、コメントいただけると嬉しいです。(こちらは訳例に自信がある人でももちろんOKです)



それでは、また来週。

続きはこちら

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コメント

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2008年
05月29日
17:39
さん

21:

Ast のコメント:
こんばんは。

解説どうもありがとうございます。

解説を参考にリベンジしたいと思います。



まず、宿題から

and the things that I was no good at

「私が苦手なこと」

ですね。ヤッターやっと日本語らしい訳になったw 熟語を知らなかったのが致命的だったですね。

ここで少し思ったんですが、これはひつ前の「私が上手く試みられるもの」の反対のことですよね?

それなら素直に上の文も「私が得意なこと」にしてくれればいいのに、ってだから問題になってるんですよねw



これを入れて全体を訳しなおすと、

「私は13歳から14歳までに、自分自身と、私がどういう種類の人間であるのかと、私が上手く試みることができることと、私が苦手なことと、私が時間を浪費してはいけないこと、を知ろうと試み始めた」ですね。

で・き・た!しっかり意味わかる、ってほとんどは先生の訳ですがw



あと

By the time I was thirteen or fourteen

           副詞

I began

S  V

で、以下全部が名詞1個分で、目的語、つまりSVOの文というわけですね。

(to try to know myself, the sort of person I was, what I could attempt successfully, and the things that I was no good at and that I must not waste time over.)

目的語長すぎw



今回できなかったのは、時制のこと、熟語の意味、単語の意味を知らなかったことが原因ですね。

まだまだ知らないことがいっぱい。

でも文の繋がりを見抜けたのは大きかったなと思います。昔なら絶対無理だったでしょうから、レベルは上がってる?

本当に今回はいろいろと勉強になりました。ありがとうございます。



>文法知識は日本語だから。

なるほど確かにそうですが、私は少しでも英語が絡んでくるとまだまだ毛嫌いしてしまいますw



3時13分頃に追記

よくよく読むと、私もCの人のような気がしますね。

読み間違えてました。

BとCの違いは、文法の必要性に気付くか気付いていないかですかね?

私は以前はBで今はCになったという感じですかね。

2008年
05月29日
18:13
mouthbirdさん

>asr11さん

あきらめずに、訳例を書いたのですか? 素晴らしい! それをここで公表することは可能でしょうか?

難しいでしょうか? できれば勇気を持って公表して欲しいのですが…

CかDですか。ふむふむ。めんどくさい、と思わなかったのならばDに近い気がしますね…

参考書ですが、高2だからこれ、というようなオススメはありません。

一応↓に色々書いてありますがあくまで英語が苦手な人用です。ご参考までに。m(_ _)m

※絶対に一番下の(1)から読んでください!\(`0´ )/=3

http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/cat1419/



>kaikeさん

Bですか。ふむふむ。何度も書きますが英語学習者はBの方が1番多いと思うのですよ。



>good at 得意である→ I was no good at  得意でなかった(苦手だった)、無能だった

13歳か14歳の時点でのことなので、

×「(私が13歳か14歳のころまでに)【得意でなかった(苦手だった)】もの」

○(「私が13歳か14歳のころまでに)【得意でない(苦手な)】もの」

となります。



>I must not waste time over:時間を無駄に過ごしてはいけない、時間を浪費してはいけない。

>sort of person ~のタイプ(種類・性質)の人

>must not =禁止を表す「~してはいけない」



ここまではバッチリです。(^^)



>関係代名詞that(2つ)で、the thingsが 先行詞では?



ここもバッチリです!



>and the things that I was no good at

>関係代名詞がbe動詞の補語となっている場合として考えてもよい?

残念、最後が違いました。be動詞の補語の場合ではありません

・…and the things [that I was no good at ●]

この that は 「at の後の目的語がない(本来は●があった)ために存在する『目的格の関係代名詞』」です。



<最終的な私の解答として>

>私が13歳か14歳になるまでに、私はどういうタイプの人間で、どんなことに挑戦し成功したのか、

>苦手(力不足)だったことや時間を無駄に過ごしてはいけない事など

>自分自身のことを知ろうと試み始めた。



「自分自身のこと」は最初の部分、すなわち「私はどういうタイプの人間」だけと一緒です。

つまり、

私が13歳か14歳になるまでに、私は自分自身のこと、つまりどういうタイプの人間なのか(を知ろうと試み始めた)

となります。

>どんなことに挑戦し成功したのか

どうもみなさん、suceesfully の意味を(意訳であれば必ずしも間違いとは言いませんが)「成功する」にしていますね。(よっぽど成功したいのでしょうか?Ψ(`∀´)Ψ )(あ、もちろん良いことだと思います。念のため)

ただ、あの、その、

 suceessfully を辞書で引いてください。

 ×(動詞)成功する

 ○(副詞)首尾よく、成功のうちに、うまく

と書いてあるはずです。だから今回は「うまく」で解釈してみませんか?



>what I could attempt successfully, については、悩みました。

>まず、what とcould

>[Q1]whatがどの節まで影響をあたえるのか?

⇒successfullyまでです。

>[Q2]文法上の役割は?

what は関係代名詞。could は助動詞。

 what I could attempt ● successfully

※ attempt は「他動詞」だから、本来は●のところに目的語があった。それが what となって前に飛び出ている。

(私は●を上手く試みられる)ということ!

>[Q3]訳の上で「なにを」、「~のこと」、「ものと」では?

関係代名詞だから「~こと」です。(この意味が分からなかったら、関係詞の勉強不足です)

>[Q4]couldは、訳文以外に、「出来る限り」、「~かもしれない」、「~する能力があった」 として使う場合の見分け方は?

今回は、「私が13歳か14歳になるまでに」を受けているので、過去時制になっているだけ。実際はcanと同じ。

だから

 ×「(私が13歳か14歳になるまでに)私が上手く試めたこと(を知ろうと試み始めた)」

 ○「(私が13歳か14歳になるまでに)私が上手く試めること(を知ろうと試み始めた)」

となります。



>[Q5]attempt+successfullyが、コンマ以下の節を指しているのか、

>それともこの節だけで訳すべきか。

>(節と句も少々復習しました・・・汗/また近いうちに3分講義で学習させてください^^;)

指していません。この節だけで訳しましょう。また講義の復習ありがとうございます。m(_ _)m



>[Q6]the sort of person I was:I wasが後ろに来る理由を教えてください。

こちらはAstさんへの解説をごらんになったようですのでよろしいようですね。



>方向性がずれてそうで申し訳ありません

いえいえ。バッチリな方向性です。



残りは他の方への解説などをご参照ください。m(_ _)m



>tomorrow-rinさん

CとDの中間ですね。だとすれば、この解説を頑張って読めるのではないかと思います。

(Aは絶対読みませんからw)

>『私が13歳か14歳になるまでに ある種のタイプの人間である私自身、そして、私が一生懸命に努力する事が出来る事や不得意な事と時間を無駄にしてはいけないのだという事柄をしろうと試み始めた。』



>ある種のタイプの人間である私自身

せっかく

>"myself”と”the sort of person I was"の間にある”,”は同格で

と見抜かれたのですから、もう少し!

ここは

「私自身、すなわち、私はどのようなタイプの人間なのか」

とすればよいのではないでしょうか?



>私が一生懸命に努力する事が出来る事

う~んごめんなさい。ちょっと違います。

tomorrow-rinさんは努力家のようですね!(もちろんいいことだと思います!念のため)

ただ、

 succeessfully は一生懸命ではなく「上手く」です

 attempt は「~を努力する」ではなく「~を試す、~を企てる」

です。



>不得意な事と時間を無駄にしてはいけないのだという事柄

う~んここは、ちょっと…。

the things that I was no good at and that I must not waste time over.

この部分の2つのthat は共に目的格の関係代名詞で、両方とも同じ先行詞 things を修飾しています。

この部分は

the things [that I was no good at ●]



the things [that must not waste time over ●]

という感じです。

(こういう使われ方をする that の役割を難しい文法用語で「関係代名詞の二重限定」と言います。)

だから、

the things that I was no good at and that I must not waste time over.

 の部分の訳例は

「私が苦手であり、かつ、時間を浪費してはいけないこと」

となります。



>HARUTIさん

本当に皆さんが訳例を書いてくださって嬉しく思います。

実は、今回の内容は

「誰も訳例を書いてくれないのではないか?」

と予測していたのです(実はそれを見越した次回の文章を既に用意していました。無駄になったなあw)。

しかし、良い意味でその予測を裏切って下さいました。ありがたいです。

皆様が訳例を書いてくださったのは、けっして私が乗せたのではなく、皆様の向学心の表れではないかと思います。

・iKnow!ユーザーの向学心が強いことがよく分かる

・iKnow!がいかに優れたシステムであるのかが良く分かる

と思います。

>関係代名詞が、 be 動詞で終わるものに、 What I am や、 the way I am などがありますよね。その形を連想できたら、乗り越えられると思います。

そうですね。特に what I am(今の私), what I was(過去の私),などが連想できた方はここは上手く意味が取れたのではないかと思います。



そうですね。英文和訳が英語力のみならず、日本語力にも役立つと言えるかもしれないですね。

あまり関係ないのですが、戦前や前後直後の大学入試の英語問題は、今と違い、選択肢問題なんて皆無だったんですよ。

中程度の長さの英文が与えられて「全文を和訳せよ」という問題が主流だったのです。

だから、当時の受験を潜り抜けた人は、和訳を作るのが恐ろしく上手いのです。

参考↓

http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/2006/03/post_13...

2008年
05月29日
18:46
mouthbirdさん

>Astさん

>「私は13歳から14歳までに、自分自身と、私がどういう種類の人間であるのかと、私が上手く試みることができることと、私が苦手なことと、私が時間を浪費してはいけないこと、を知ろうと試み始めた」ですね。

ううう、、、、、

>私が苦手なことと、私が時間を浪費してはいけないこと



>私が苦手であり、かつ、時間を浪費してはいけないこと

とすれば、合格点です。

(本当はもう1箇所改良できるのですが、そうしなくてもこれはこれであっています。私が先生なら満点を上げます)



>あと

>By the time I was thirteen or fourteen

>           副詞

>I began

>S  V



副詞、というのは「副詞節」という意味でしょうか? であればバッチリ! その通りです。



>下全部が名詞1個分で、目的語、つまりSVOの文というわけですね。



はい。この長ったらしい英文の文型を尋ねられたら、紛れもなく「SVO」の第3文型です。

「O(目的語)がやたら長いだけ」なんです。

日本人は、このようにO(目的語)が長かったり、あるいは、S(主語)が長かったりすると、その英文の意味が分からなくなることが多いのです。



>昔なら絶対無理だったでしょうから、レベルは上がってる?



上がっていると思います。(^^)

Astさんに1つ伺いたいのですが、

「手早くやろうとしました」か? それとも「ゆっくり考えましたか」?

どちらでしょうか?



>BとCの違いは、文法の必要性に気付くか気付いていないかですかね?

そうですね。う~んなんとなく

「文法の必要性に気付いても、それでも結局毛嫌いしてやらないのがB」

としたいですけどねw(文法が嫌いな人はトコトン嫌いですから! 必要だと気付いてもやらないんです。「嫌だ」という感情が勝ってしまうのです)



>私は以前はBで今はCになったという感じですかね。

おお! Cになっていれば文法学習を続けられるはずです!

頑張ってください!

2008年
05月29日
18:59
さん

24:

Ast のコメント:
>私が苦手であり、かつ、時間を浪費してはいけないこと
とすれば、合格点です。

なるほど、the things を共通にしているのはそういう意図があるんですね。
良く解りましたw

>「手早くやろうとしました」か? それとも「ゆっくり考えましたか」?
どちらでしょうか?

手早くやろうという気持ちはなかったので、ゆっくり考えたじゃないでしょうか。
確認のためですけど、辞書も使いましたし以前書いたノートや参考書も見ましたし、ってカンニングしまくりですねw
ところでこの質問の意図は何でしょうか?

>BかCか
そういう定義なら私はまだCに近づいたBですねw
まだまだ「嫌だ」という気持ちが勉強しようとするのを妨げているので。

2008年
05月29日
19:55
mouthbirdさん

>Astさん

>手早くやろうという気持ちはなかったので、ゆっくり考えたじゃないでしょうか。



了解です。ありがとうございます。



>確認のためですけど、辞書も使いましたし以前書いたノートや参考書も見ましたし、ってカンニングしまくりですねw



全く無問題です。そうするのが苦手な人の学習法だと思います(私意見です。念のため)



>ところでこの質問の意図は何でしょうか?



Aタイプの方の多くは

・手早く解こうとせよ!

とおっしゃる方が多いからです。



私はこの意見に否定的なのです。「解釈が苦手な人の場合、英文解釈はゆっくりやらないといけない」という意見なのです。(ただし、逆に並程度以上の解釈力をお持ちの方には、速く読め!と言うのですが…)



B,C,Dの中の「苦手な人」の多くは

○辞書を使う&ゆっくり読んでも⇒満点の訳例が作れない。

○辞書を使わない&素早く読んだら⇒もっとメチャッメチャな訳例を作る

はずです。



ですが、Aタイプの人は、

○辞書を使う&ゆっくり読んだら⇒満点の訳例が作れるのが当たり前、朝飯前、昼飯前w

○辞書を使わない&素早く読んで、満点の訳例が作れる能力を養うことを目的とする⇒それを苦手な人にも薦める!

のです。



これをどうお思いになるでしょうか?

私は英語が苦手なBタイプの人に↓このような問いかけをしたかったのです。

「あなたはAタイプと異なりゆっくり読んでも正確に読めないのに、Aタイプの人のマネをして速く読む訓練をすれば実力が上がるとお思いなのでしょうか?」

と。



それでも、文法をやらないのが通常のBタイプですけどねw



>BかCか

>そういう定義なら私はまだCに近づいたBですねw

>まだまだ「嫌だ」という気持ちが勉強しようとするのを妨げているので。



そうですか…う~んこれからどうなるでしょうか…? Cになって欲しいと個人的には思いますが、文法が嫌いなBタイプでも文法の勉強は可能だと思います。

 私は「英語自体がいまだに大嫌い」ですが、「英語の勉強自体は可能」でしたから。

2008年
05月29日
20:34
さん

26:

Ast のコメント:
なるほどそういう意図ですか。
その通りだと思いますね。
Aのひとは自分のやり方を勧め、BはAのやり方に賛同すると、確かに悪循環ですね。
また苦手な人が進んで英語を勉強するはずは無いので、勉強するとすれば受験のような追い詰められた時でしょう。
追い詰められているからこそよりAのひとのやり方を求めてしまうんでしょうね。

また学校の教師は英語の教師になるだけあって英語が得意な人が多いでしょう。
マウスバード先生のブログ読ませていただきましたけど、得意な人には苦手な人のことはなかなか解らないでしょうね。
先生の苦労話を見ますと、これは英語が嫌いになるわけだと思いましたね。
英語得意な人の親切が英語嫌いを作ってしまうとは皮肉ですね。
だからかつて苦手だった人にこそ先生になってもらいたいですね。

2008年
05月30日
02:22
さん

27:

hada のコメント:
(3) についてですが、かなりあてはまっている感じがします。 日本人は文法を勉強しなくても日本語が話せるようになったと言われると、文法なんて…と考えがちです。 でも最近になって、文法は敵ではなく、言葉の理解を助けてくれるものだという認識を持つことができるようになりました。

しかしながら、文法書を見ても、どこまでが句や節なのか?役割り(品詞)が何なのか?がよくわからないんですよね…。

2008年
05月30日
02:25
さん

28:

kaike のコメント:
おはようございます。

解説、ありがとうございます。

またたくさんの質問に対してもお手数をおかけしました(^^)。



確かに successfullyの訳を動詞でも形容詞でもないし、どうしようかと随分悩みました。

副詞で「首尾よく、うまく、成功裡に、幸運にも、成功のうちに、うまく」とありました。

ジーニアス英和大辞典の例文に

It is reported that about 44million Americans have successfully quit smoking.

(約4400万人のアメリカ人が禁煙に成功したと報告されている)

と、あります。

ここで成功したと訳されてるのは、どうしてなんだろう?っという疑問がわいてきました。


2008年
05月30日
12:22
mouthbirdさん

>Astさん

英語教師のほとんどはAタイプになってしまう、という仕方がない部分に問題があるような気がするのです。

Aタイプの意見ばかり目に付くからです。そしてそれは得意な人の意見なのです。

生徒側にもAタイプは大勢いますから、Aタイプばかりがエキスパートになってしまうというサイクルがあるような気がします。

わざわざ私のブログを読んでくださってありがとうございます。m(_ _)m ええ、好きな人には私のような嫌いな人の気持ちは分かってもらえないでしょうねえ。

最近「(特に)Aタイプには逆立ちしたって分かってもらえない」という結論に達しました。なのでアルクのブログは好き勝手に叫ばせてもらってますw

苦手な人の一部には分かってもらえると思っています。



>hadaさん

当てはまっていますか! Σ( ̄□ ̄)! 自分でもびっくりです。ありがとうございます。

なるほど。そりゃあ母国語は、タダでさえ言語が覚えやすいといわれる幼少期に【莫大な量を文で覚えている】ので文法がいらないと思うのです。

文法がいらない人がいるのは「才能」のため。それでよく私が例えるのは「水泳」ですね。

 人間は本来泳げるようにできているはず=文法なんか知らなくても日本語同様に英語はできるはず

 しかし実際はカナヅチがいくらでもいる=しかし実際は英語ができない人は大勢いる

参考↓

http://www.h2.dion.ne.jp/~e-kirai/ikari.htm

Bタイプの人が文法を学習しようとした場合、

 1)多少分からなくてもいいから、とっとと嫌な文法の勉強を終わらせよう。

としてしまう傾向があるように思います。これだと「いつまでたっても分からなくて当たり前」だと思います。分かるほうがありえないと思います。

そうではなく

 2)時間をたっぷりかけて、分からないところがないようにじっくり文法覚えよう。

としないと、文法は身につきようがないと思います。

 「多少分からなくてもいい」という状態ではなく、「分からないことを徹底的に聞く!調べる! そのためには時間を惜しまない」という姿勢でないと「分かるはずがない」と思うのです。ちなみに私が文法を学習した期間は「1年間」です。(もちろん大変でしたよw。私は英語が嫌いですからなあw)ご参考に。



>kaikeさん

>It is reported that about 44million Americans have successfully quit smoking.

>(約4400万人のアメリカ人が禁煙に成功したと報告されている)

>と、あります。

>ここで成功したと訳されてるのは、どうしてなんだろう?っという疑問がわいてきました。

意訳の問題です。直訳例を意訳したに過ぎません。

 直訳例が「約4400万人のアメリカ人が首尾よくタバコをやめたと報告されている」

 意訳例が「約4400万人のアメリカ人が禁煙に成功したと報告されている」

となっているのです。

iKnow!の例文もときどき思いっきり意訳されていて、デスカッションルームで「なんでそんな訳なんですか?」という質問がよく投稿されます。

2008年
05月30日
12:54
さん

30:

kaike のコメント:
なるほど~。いろいろと勉強になります。
ありがとうございました。
英語学習には根気強さも必要ですね。めげないように、しなきゃあ・・・。

2008年
05月30日
15:53
さん

31:

HARUTI のコメント:
お返事ありがとうございます。皆さんますます活発ですね。後一歩正解のところへいたると、もうやる気十分で、トライしています。すばらしく活発で、見ているだけでうれしくなります。

 ただ、私のコメント「先生に乗せられた」は余計でしたね。すみません。

 

 戦前・戦後の大学入試は、圧倒的に筆記試験が多かったのは、そのとおりですね。伊藤和夫先生や、同時通訳の第一人者・国弘正雄先生の著書にもかかれていましたが、当時の解釈参考書は、「オノケイ」や、「ヤマテイ」の英文解釈で、主に、構文・イディオムの訳し方、what we call とか、 no more than とかの訳し方の解説ばかりで、いわゆる(しゃれじゃないですよ)、「英文を分析して訳す」解説書は、なかったそうです。



 さて、そんななか、そういう古い入試問題の英文(昭和40年とかの)ばかり集めた英文解釈解説書が、10年前くらいに復刊しました。それは、前の私のコメントにも書いた、「思考訓練の場としての英文解釈」です。内容は、すさまじいほどの「古くて難解な旧入試問題」ばかりを集め、これでもかと、解説しています。その解説量はすさまじく、巻末の問題の量も、硬派の問題が、所狭しと並べられています。ただ、解説が毒舌で、ついていけないという人も多いでしょう。一部不適切な差別発言もあります。初版が、昭和55年当たりですので、かなり古いです。もしかすると先生もご存知ではないかと思います。

2008年
05月31日
05:10
mouthbirdさん

>kaikeさん

ゆっくり考えられては~と思います。(^^)



>HARUTIさん

皆さんが積極的に参加してくれて本当に嬉しく思います。

私は、オノケイもヤマテイも思考訓練も知りませんが、いずれも現在でも通じる要素があるのではないかと思います。

iKnow!も人々に長く語られるシステムになれば良いなあ…

2008年
06月01日
10:58
fliszts541さん

正しく読むことができました。



すっごいコメの数ですね!!

2008年
06月01日
11:18
mouthbirdさん

>fliszts541さん

いらっしゃいませ! 読めたとは素晴らしい!(^^)

そうですね。皆さん、いかにこういうことに興味があるのか、という証明ではないでしょうか?

正直、ここまで伸びるとは。。。。(◎o◎)!ビックリだあ~!!!

2008年
06月02日
09:30
さん

35:

yumio のコメント:
久々に覗くとあまりのコメントの多さに目が飛び出ました。

大変遅ればせながら(笑)、上記のコメントは読んでいません。

一応、自分で作った訳例を載せてみます。多分ニガテな人の見本のような訳例になっているかと。

ここまでくると、あんまり人目にも触れないのではと予想(さらしたくない)。

こんなデキの悪い回答を公表するのは相当恥ですよ(-_-;)



私が13歳か14歳になる頃には、自分自身を知ろうと努めはじめた。

私はどんなタイプの人間なのか(→微妙)。

私がうまく試みることができたこと

(→もっと微妙だけど、what you can do today で"今日できること"だから)

それから?そして?私は得意ではなかったことの中の

時間が過ぎるのを無駄にしてはいけないこと



give up です。and the thing に I was no good at と I must not waste time over

がかかるんだと思うんだけど、きれいにならないッ!!!!

あーーーーーーーくやしい。

すごい時間かかったのにーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

ここまでにします(涙






2008年
06月02日
15:05
mouthbirdさん

>yumioさん

コメントを読まずにチャレンジですね。ありがとうございます。大変嬉しいです。

やってみると、自分の弱点が良く分かると思います。



>私が13歳か14歳になる頃には、自分自身を知ろうと努めはじめた。

>私はどんなタイプの人間なのか(→微妙)。



OKです。ばっちりです。(^^)



>私がうまく試みることができたこと



⇒(時制がずれているだけだから↓)

 私が(当時)上手く試みることができること

 になります。



>それから?そして?



どっちでも良いでしょう。



>私は得意ではなかったことの中の

>時間が過ぎるのを無駄にしてはいけないこと

>and the thing に I was no good at と I must not waste time over

>がかかるんだと思うんだけど、きれいにならないッ!!!!



はい。そこが練習なのです。苦手な人は最初は間違えるものです。ご安心ください。

文構造の把握はあってますね。



⇒私が得意でなく時間の浪費をしてはいけないこと

(意訳例)⇒私が得意でないために時間の浪費をしてはいけないこと

となります。



まとめると、

⇒13歳か14歳になる頃に、私は、自分自身を、どんなタイプの人間なのかを、上手く試みることができることを、そして、得意でないために時間の浪費をしてはいけないことを知ろうと努めはじめた。



となります。



>あーーーーーーーくやしい。

>すごい時間かかったのにーーーーーーーーーーーーーー!!!!!



お疲れ様です。いろんな意味で「ここが大事」だと思うのです。

書いてみてどうでしたか? どう上手く行かなかったか、がハッキリ分かったと思います。

 これは【書かないと分からないのです】

だから、苦手な人は最初はきちんと訳例を書くべきだと、私は考えているのです。

でないと「直せない」からです。

(何度も言いますが、苦手から並になる過程では「訳例を自分で作れ!書け!それを直せ!」と言っているのです。並からエキスパートになるには「訳例なんて書くな」というのが私の意見です)

2008年
06月02日
16:04
さん

37:

mati_torii のコメント:
こんばんは。



私も英文法がとっても苦手で、学生時代はもっぱら避けて通っていた人間ですが、

子どもが中学生になって、一緒に勉強するうちにとても楽しくなり、

再度勉強してみようと奮闘しています。



日本語でも文法は大切ですよね。

私は法律用語に接する機会が多いのですが、文法があやふやだと、

遠まわしでわざと分かりにくく書いているとしか思えないような条文は、

間違って解釈してしまいます。



そうすると法に触れかねない事態になるので、文法はおろそかにできません。



そこで、苦手な英語も私なりに訳してみました。

ご指摘のとおり、学生時代に避けて通っていたことですが、

みなさんのコメントを読んでみても、微妙に分かったような分からないような・・・・。



でも、苦手な人は間違えるものだの声に励まされて以下のような手順で訳してみました。

すでにコメント内で正しい意味を書かれている部分もありましたが、私の訳し方のどこが悪いのから

ちゃんと訳せないのかがここから分かると今後に活かせると思いますので、

よろしくお願いします。



By the time  (以下)の時

I was thirteen or fourteen 私が13~14歳のころ

I began to  私は始めた

try to     (以下の)挑戦を

know     知ること

myself,   自分自身を。



the sort of person  (以下の)タイプの人間だった

I was,        私は(what以下のような)だった



what         

I could    私はできた

attempt         挑戦を

successfully,     うまく



and             それから 

the things        その(that以下)こと

that

I was           私が(以下)だった

no good          苦手な

at               こと(the tings)

and それから(that以下)のこと          

that

I must not         私はしてはいけない

waste            むだな時間を

time over         過ごすこと



と一旦文章をそれぞれの単語で訳して、スペースで分けているひと塊ごとに意味をまとめてみました。



私が13~14歳のころには自分探しを始めていた。

私は(以下のような)タイプの人間だった。

私は前向きにチャレンジしていた。

(チャレンジしていたことは)苦手なこと。

私は無駄な時間を過ごしてはいけない。





で、5つの文章をまとめると



私が13~14歳のころに自分探しをしていたが、苦手なことにめげずにチャレンジして

有意義な時間を過ごすことができた。



というところに行き着いたのですが・・・。





でも、これを文字を見ずにヒアリングだけだと

間違っている文にすら訳せそうにないです・・・・。






2008年
06月02日
19:29
さん

38:

a2cy のコメント:
こんばんは



大変面白そうなので、参加してみようと思います。

私は知っています。現役の頃、偏差値30台を出し続ける難しさを(笑

多分、A~D以外の人は確実に存在する(仮にZ辺り?)!

そう・・・英語なんて日本人は日本語だけで(ry ←私



「私は13~14歳の頃、自分は種類の人間か、うまく成功できるために何を努力するか、そして得意でないもの、時間を無駄にしないためのものについて自分自身を知り始めた。」



ご意見の応答としては、(3)の発想はまさに現役時代の私です。母国語を考えるときに文法を意識しながら話すことなんて稀有です。しかし、未知の言語を理解する上で一般的な体系化を知らないで推し進めると時間を多く割くように感じますね。生活圏の中に使う場所が多く存在しているならば、文法を考えるまでもなく覚えられそうですが受験という時間の制約があるならば、文法は必要かと思います。

昔の私は、”知っている”と思っていたセンテンスの全単語が、文法というルールによって”知らない”状態・訳にさせられたというイメージがあります。個人的な感想ですが、自分が判ったと思っていたものが否定されるとき学習を放棄したくなりましたね。知らないことを知るということはエネルギーが必要です。知的好奇心によって乗り越えることもできますが、私は全ての受験科目がギリギリとかイッパイイッパイの斜め下を突っ走ったので日本語のきわめて少ない英語は捨てて、数学や科学といった記号は選択すらしなかった人種なのでlol

2008年
06月02日
21:18
mouthbirdさん

>mati_toriiさん

チャレンジありがとうございます。

さぞかしじっくり考えられたのではないでしょうか? お疲れ様でした。はい、それが(苦手⇒普通)へのステップだと思います。



せかっく「個別の訳出」をなさったので、これを踏まえたいと思います。

ただ、すみません

残念ながら、この個別の部分に正しくない部分があります、その所為で正解にたどりつかない、という要素があります。



なので個別の訳出を確認し、大変恐縮ながら修正させていただきました。

※以下、直したものを「○」で示します。

--------------------------------------------

By the time  (以下)の時

I was thirteen or fourteen 私が13~14歳のころ

I began to  私は始めた

try to     (以下の)挑戦を

know     知ること

myself,   自分自身を。



the sort of person  (以下の)タイプの人間だった

I was,   ×私は(what以下のような)だった⇒○「私は~だ」<なおwhatはここの部分とは無関係>



what     × ⇒ ○こと<関係代名詞>       

I could    ×私はできた ⇒私は(が)できる 

attempt    ×挑戦を ⇒ ○~を試みる

successfully,     うまく



and      ×それから ○そして 

the things  △その(that以下)こと  ○こと

that       <関係代名詞目的格>

I was     ×私が(以下)だった

no good    苦手な

at      こと(the tings) …少なくともここに「こと」という訳は出てこない

 ⇒I was no good at ○私は~が苦手である (「だった」ではない)



and  △それから(that以下)のこと ⇒○そして          

that      <関係代名詞目的格>

I must not   私はしてはいけない

waste     むだな時間を

time over   過ごすこと …少なくともここに「こと」という訳は出てこない

 ⇒I must not waste time over ○「私は~をするのに時間を無駄にしていけない」

--------------------------------------------



By the time I was thirteen or fourteen I began to try to know myself, the sort of person I was, what I could attempt successfully, and the things that I was no good at and that I must not waste time over.



●一つのキーポイントは know です。knowは「~を知っている」という意味ですが、

I began to try to know ~ なので「私は~を知ろうと努め始めた」です。

 ここまでよろしいでしょうか?

では、私は【何】を知ろうとしたのでしょうか?



これを【myself (自分自身)】とだけと取ると、間違った判断になってしまうのです。



●「私が知ろうとし始めたもの」…それは

【(1)myself(私自身)、(2)the sort of person(人間の種類)、(3)what(こと)、and (4)the things(こと)】

と『4つ』もあるのです。



だから、少なくとも直訳例は

「私は、

【(1)私自身と、(2)(ほにゃららな)人間の種類と、(3)(ほにゃららな)ことと、そして(4)(ほにゃららな)こと】

 を知ろうと努め始めた」

となるのです。



『各(ほにゃらら)の部分』の訳例を上手く作るには、「関係詞」の知識が必要になってきます。これは次回で詳しく説明します。



説明抜きで、訳例の1つを書けば

「私は、

【(1)私自身と、(2)(私という)人間の種類と、(3)(上手く試みられる)ことと、そして(4)(苦手であって時間を無駄にしてはならない)こと】

 を知ろうと努め始めた」

となります。ここまでよろしいでしょうか?



で、最初に「私が13歳か14歳になるまでに」とつければ↓全体の直訳例の1つはできます。

⇒「私が13歳か14歳になるまでに、私は私自身と、私という人間の種類と、上手く試みられることと、そして苦手であって時間を無駄にしてはならないことを知ろうと努め始めた」



となります。もちろんぎこちないですから、意訳例まで本来は作りたいです。

でも、苦手な人の場合は、先にこのような「正しい直訳例」を作るように心がけるべきではないかと私は思います。

(何度も言いますが、得意な人は別です。得意な人は訳例なんか作ってはいけない、というのが私の意見です)

次回か次々回では意訳例まで作ります。(解説ももちろんつけます)



いかがでしたでしょうか?



どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

2008年
06月02日
21:19
mouthbirdさん

>a2cyさん

チャレンジありがとうございます。m(_ _)m

a2cyさんも、さぞかしお時間をかけてくださったのだと思います。

1つ上の私の返事の●印以降をまずはぜひご覧いただければと思います。

ごらんいただけましたでしょうか?



ではでは!



>「私は13~14歳の頃、自分は種類の人間か、うまく成功できるために何を努力するか、そして得意でないもの、時間を無駄にしないためのものについて自分自身を知り始めた。」



>私は13~14歳の頃

by the time があるので、「までに」が欲しいです。⇒私は13~14歳の頃までに



>自分は種類の人間か

ちょっと分かりにくい日本語ではないでしょうか。説明は次回に回します。

⇒私という人間の種類⇒私はどんな種類の人間なのか?



>うまく成功できるために何を努力するか

a2cyさんも「成功したい人」ですね(^^; successfullyの意味は「うまく」だけで十分です。

この what は疑問詞と取れば「何」という訳例もありだとは思いますが、ここでは「関係代名詞」と取らせてください。このwhatの訳例は「こと」です。詳しい説明は次回。

↓このような訳例になります。

⇒私が上手く試みられること



>そして得意でないもの、時間を無駄にしないためのものについて

⇒苦手であって時間を無駄にしてはならないこと

になります。



>自分自身を

あっていますが、これは know の(1)番目の目的語です。最後に持ってくる必要がありません。



>知り始めた。

tryの意味が消えてしまいました。

⇒知ろうと努め始めた。



全体で

⇒「私が13歳か14歳になるまでに、私は私自身と、私という人間の種類と、上手く試みられることと、そして苦手であって時間を無駄にしてはならないことを知ろうと努め始めた」

となります。



恐れ入りますが詳しくは次回(水曜日)までお待ちください。上のほうのコメントである程度は説明していますが…

よろしくお願いいたします。m(_ _)m

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