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mouthbirdさんの日記

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2008年
05月27日
18:40 mouthbirdさん

ピリオドまでが長い英文と文法:その1

こんにちは。もうそろそろ6月の足音も聞こえてきました。

予備校に通っている方は、やや難しさを感じている頃ではないでしょうか?



今日は「ピリオドまでが長い英文」についてお話します。



以下は専修大学の過去問です。

長文問題の文頭の1文です。ちなみに「長文問題の出だし(文頭)」ってピリオドまでがやたら長い英文の場合が多いのですよ。

出題者は受験生を面食らわせて解く気を失わせたいから。





By the time I was thirteen or fourteen I began to try to know myself, the sort of person I was, what I could attempt successfully, and the things that I was no good at and that I must not waste time over.





本当はまだまだ英文が続きます。ですがこの「1文」だけの解釈しましょう。この英文の意味が分かりますか?

 訳例を作ってください

こんな感じかな? ではだめです。「訳例を作れ!」という試験問題だと思って、訳を自分なりに作ってください。

できますでしょうか? とにかくやってみてください!



作りましたか?



もし、あなたが英語が苦手であれば、こういった文の訳例を正しく作れないはずです。

英語が苦手な人は、このような「ピリオドまでが長い英文を上手く、正しく訳せたことが【1度も】ないからです。

途中まで頑張って、さじを投げるのが普通です。

 しかし、もし、今回もあなたは訳例をノートに作らなかったとしたら受験生としては「黄色信号」です。



出来るようになるためには

「自分なりの訳例をきちんと作る」⇒「それを訂正する」⇒「今度は間違えない」

というパターンの繰り返しで出来るようになるはずです。

最初から「自力の訳例を作りを放棄」していれば

「自分なりの訳例がない」⇒「訂正できない」⇒「答えを見る」⇒「ああそうかと」思う⇒「間違いを訂正したわけではない」⇒「今度も間違える」となります。

実際、「苦手科目はそうやって苦手になっている」はずです。違いますか? 身に覚えはありませんか?



今回こそ!ちゃんと作ってくださいね。単語はみんな易しいですよ。それでもこんな長いと上手く作りにくいはずです。どうでしょうか?






作りましたか?

それでは解説(の一部)



By the time I was thirteen or fourteen I began to try to know myself, the sort of person I was, what I could attempt successfully, and the things that I was no good at and that I must not waste time over.



○by the time :(3語まとめて1つの接続詞扱い)「~するころまでに」

 接続詞なので「by the time S'+V'~, S+V~」というつながりになるはず。「S'がV'~することまでに、SはVする」という意味になる。<これが文法知識(1)>

 この⇒ by the time S'+V'~ S+V~ ←この中で

                  この↑切れ目を探す。このとき(,)「カンマ」があるとは限らないことに注意!S+V~を注意深く見つめてこの切れ目を探す!



○I was thirteen or fourteen 私は13歳か14歳であった

 ここまでの最後の単語(fourteen)と次の I の合間に切れ目があると見抜く。次に「 I 」と明らかな「S(主語)」があるから。

 ※ただし 単純にSがあるだけでは切れ目とは決まらない!



「関係代名詞の目的格省略の場合」、切れ目にならないから。<文法知識(2)>




関係代名詞の目的格省略


<例>

 He has a book I like.
          ↑
          ここには本来「関係代名詞のwhich」があって

 =He has a book (which I like ●)…本来はこの形だった。このような関係代名詞の目的格は省略できる。

  「彼は私が好きな本を1冊持っている」

    という意味になる。



  関係代名詞 which の先行詞は book(名詞)。先行詞は通常「名詞」しかなれません。<文法知識(3)>



By the time I was thirteen or fourteen I ....
                         ↑



仮に fourteen と I の間に、関係代名詞which の省略があったとします。そうしたら先行詞の候補は thirteen or fourteenですよね。

thirteen にしろ fourteen にしろ、これらは「形容詞」

関係詞の先行詞は通常「名詞」しかなれません。<文法知識(3)>

したがって「 I 」が来ても、「ここには関係代名詞の目的格の省略はないな」と分かるのです。



○I began to try to know myself 「私は私自身を知ろうと試み始めた」

だからここまででとりあえず「by the time S+V~/ S+V~」の大枠が確定

だから↓ここまでで

 By the time I was thirteen or fourteen / I began to try to know myself

「私が13歳か14歳になるまでに 私は私自身を知ろうと試み始めた」

となります。



とりあえず、ひと区切りです。

いかがでしょうか? ご感想は?






-----------------------------------------



ここまでで

「もうアップアップだ~」

「めんどくさい!」

「こんな細かいことをいちいち考えるのかよ~嫌だ!!!!」


という感想を持つ人が大勢いる……ということを私は知っています。



そして、そういう感想を持つ人が概ね次の2種類(A・B)に分けられることを私は知っています。

 Aの人:めんどくさい、細かいことなんて考えたくないよ。

     そんなことしなくったって全体の意味はしっかり分かるじゃねえか。あ~くだらない。

 Bの人:めんどくさい、細かいことなんて考えたくないよ。

     でも、この長い英文全体の意味がさっぱり分からない。どうしたものか。困ったな。



そして、Bに近い人、すなわち次のCのような人もいます。



 Cの人:へ~。なるほど。めんどくさいけど、こう考えれば確実に意味が分かるんだ。

     やっぱ文法の力が必要なんだな。文法の学習を頑張るか。めんどくさいけどさ。



それで! ここでA、B、Cの方に知って欲しいことがあります。

A、B、Cの方には想像もつかない次のDのような人もこの世にはいることを!



 Dの人
:へ~。なるほど。え? めんどくさい? 全然めんどくさくないよ! 細かい? 全然細かくないよ!

     どんどん文法知識を吸収していきたい! そうすればこんな難解な英文の意味が分かるんでしょう! 文法知識がすごく快感だ!



私はDタイプです。

たぶんA、B、Cの方に私の感覚は信じてもらえんでしょうな… 特にA・Bの方には。






さてさて、ここで皆様に考えて欲しい私の意見が3つあります。次の3つです。



 (1)Aの人は「文法が全く不要だ」

私は文法必要派とよく誤解されます。違います。私は「全ての人に文法は必要だ」と言ったことは1度もありません。

「文法は不要な人と必要な人がいるのだ」というのが私の意見です。参考「文法の必要性の有無」<下から読んでください>(長いです)



 (2)B、C、Dの人は「文法知識がそれなりに必要だ」。

文法の知識がなければ、少なくともこの英文の意味は分かりません。違うでしょうか?



 (3)Bの人はAの人の意見を心地よく感じ、励賛し、文法学習をやらない。

Bの人は文法学習をやらないまま「何で読めないのだろうだろう?」と自問自答する。文法をやるしかないのかな?と思っても「文法をやりたくない」という「感覚」が勝ってしまう。(上の私の説明もわけが分からないはずである。文法を避け続けてきたので文法用語が最初から頭に入っていない。だからたぶん最初から読んでいない。読んだとしても流し読み。)

「文法を使わない学習法」を模索する。Aは上手くいくのだが、Bは結局上手く行かない。読解できないままなのになぜかAの意見を励賛したまま。したがってこういう長い文にいつまでたっても対応できないまま。このタイプの人が結局文法学習を完了した例を私は1例も知らない。



以上なのですが、皆様、(1)(2)(3)をどう思うでしょうか、 ぜひご意見を聞きたいです。m(_ _)m






え~と英文にもどりまして…



○, the sort of person I was,

苦手な人はここでまず立ち止まります。こんがらがってこんがらがってどうしょうもなくなります。






……っと、ここから先も解説したいですが、ひとまずやめておきましょう。Ψ(`∀´)Ψ

続きは来週です。

●皆さんでこの続きの訳例をコメントしてくださいませんか? この英文解釈の訳例をコメントをしてくださる方は「訳例に自信がない方」に限ります。訳例ができる人はできて当たり前ですから。

ちなみにこの英文は、私に言わせれば「大学受験問題としては平均レベルの問題(つまり難しい問題ではない)」です。



また、

●(1)(2)(3)に対するご意見も、コメントいただけると嬉しいです。(こちらは訳例に自信がある人でももちろんOKです)



それでは、また来週。

続きはこちら

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コメント

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2008年
05月28日
00:17
さん

4:

wanimo のコメント:
こんにちは。何度か文法の質問をさせてもらってる者です。

僕はA寄りのCタイプですね。
英文を読んでもだいたい意味はわかるので、「それでいいじゃん」と思う反面、自分で言おうと(もしくは書こうと)すると思うように言葉が出てこない。だから文法という体系化された方法論の力を借りてなんとかしようという考えです。
生まれたばかりで周りが英語しかない環境に置かれた英語圏の子供と、日本語で生活し頭の吸収力も悪くなった我々大人では物事の習得力はまるで違います。だから「外人は文法なんて考えなくてもちゃんと英語喋ってるじゃん。感覚で体で覚えればいいんだよ」と言う人もいるけど、それは強引な意見で、我々が英語を身につけるには基礎的な文法はしっかりマスターしないと英語の習得はほとんど不可能に近いと思います。まあ簡単な日常会話ぐらいならそれでいけるんでしょうけど。

まだまだ始めたばかりですが、理論と感覚の両面から英語を身につけていきたいです。また文法で質問があったら力になってください!よろしくお願いします。

2008年
05月28日
01:45
さん

5:

sakana3 のコメント:
接続詞>副詞句じゃない?

私はEかFです。
たぶん、英語で考える人はみんなそうだと思う。
Eは、文法知識の使用順・優先順位が違う。(判断基準については書いてない本がほとんどだから仕方ないけど)
 具体的には、前置詞が現れたら、Modifier=修飾句・節のハコを用意。
 名詞+名詞(冠詞を含む)は、後置修飾(同格も含む)節のハコを用意というか単なる前の名詞の説明節。
 といったことが優先されます。
Fは、外部参照テーブルとしての文法は使わず、内部参照用の文法、逐語理解の方法を使っている。
もっとも、私はD>E>Fという経過を辿りましたけど。 

2008年
05月28日
02:21
さん

6:

Ast のコメント:
*以下私なりの訳例アリ、もし自分で訳そうという人は、全くなんの参考にもならないと思いますが、見ないほうがいいかも。



Bタイプの私が通りますよ。

こんにちは

いきなり撃沈しましたよ(涙

さっぱり解りません。いきなりの「 By the time 」の意味が解らなくて死亡。

先生が解説していただいたところまでは、なんとか繋がりまでは解らなくとも、「私は13か14だった」、「自分自身を知ろうとした」という意味だと解りました。

でもそこからは個々の文の意味すら怪しい。



でもちょっと閃いたかも。

the sort of ~のあとの文はそれぞれmyselfと同じくknowの目的語ですか?

to know ――― my self

         |

         ― the sort ~

         |

         ― what ~

         |

         ―the things ~



そしてthe things の後ろに―――that I was no good ~

                    |

                     ― that I must ~



全然違ってたらすいません。

意味は全然解らないので次回の解説楽しみにしてます。



文法の知識は必要だと思っています。

というかなければ普通はできないのではと思っています。

しかし文法の知識がないにも関わらずに英文を読み書きできる人が居るなんて信じられません。

いったいどんな、知識や経験に頼っているのか見てみたいですね。

(3)Bのひとの気持ちは痛いほどわかりますがw

2008年
05月28日
05:03
MST102さん

数学、という風に「場合わけ」するので分かれるのではないでしょうか。例えば、「人間」という一くくりで見た際に「人間は食べなければ死ぬ」ということは一くくりでできるはずです。英語で言うと「英語はアルファベットを使われる」ということで一くくりできるはずです。数学は「好きな人と嫌いな人がいる」と場合わけされます。人間というものを知ろうとした際にも、ABCDの人といるのではないのでしょうか。心理学や群集心理などをしってどんどん人の事がわかる方がいいという人もいれば、そんなことしなくても人のことぐらいわかるだろう、という人がいる、という感じですかねぇ。「反面教師」という知識がある場合でも、実際にそういう反面教師な人たちをたくさん見ている人のほうがよく人のことを理解している場合もあるでしょうし、心理学を研究している人はやはり人の行動や思考について詳しいと思います。
文章見て「あ、この英語はあの時に言ってたのと同じ感じだな」と感じるのは「あの人もこんな感じだったからこの人もこうじゃないか」と推測するのと似ていて、「この英語はこの文法からだ」というのは「○○傾向による○○症候群によって(例えば反面教師な人を見たことがある人)この人はこのような行為をしているのだろう。」と理解する感じではないかと思います。

抽象的な考えを言葉にするのはしんどいですね・・・。わかりにくい場合はスルーしていただいて結構です~^^;

2008年
05月28日
08:24
さん

8:

manbennaku のコメント:
最初見たとき、あー長ったらしぃ文章だし、訳すのめんどいからスルーしよう!って思いましたが、

>しかし、もし、今回もあなたは訳例をノートに作らなかったとしたら受験生としては「黄色信号」です。

に釣られてやってみました。受験生では無いですけどね。(問題の文章は)なんとなーく言いたいことはわかるんですが、各々のパーツがどこを説明してるのかよくわかりません(・_・;)
今日説明していただいた所まではさっくりわかりましたが、その後が微妙です。なので、次回楽しみにしてます。

ちなみに、僕はAとCの中間ですかね。
文法は、英文の意味がわからない時にだけ文法に頼ります。わかる文章だと、いちいち文法を意識するのがかったるいです。

文法そこそこ必要派って所でしょうか。

2008年
05月28日
12:39
さん

9:

HARUTI のコメント:
先生こんにちは、先生のコメントを読むと、受験生時代に勉強した、「試験に出る英文解釈」を思い出します。そのはしがきに、「本書を読んで理解できないならば、他の類書を読んでも理解できない」と書いてあったので、必死に勉強しました。

 

最初の方の練習問題に、「早稲田大学」の古い問題の和訳がありました。一文が5~6行くらいある、非常に込み入った文でした。さっぱり意味が分からず、一応辞書で単語を調べ、つなげて訳したが、意味がさっぱり分からず、大爆笑。訳例を見てもさっぱり意味が分からず、再び大爆笑。

 

 当時、偏差値30あるかないかの私では、太刀打ちできませんでした。それから、半年、その英文と取っ組み、比較的きれいな訳ができたとき、その文の意味がはっきり分かりました。それから、「修飾する」という言葉の意味がまったく分からなかったのが、「形容詞が名詞にかかる訳し方」、「副詞が動詞にかかる訳し方」がしっかりと身につき、「これが修飾かぁ」と実感しました。



 一文が長い文は、非常にとっつきにくいという気持ちは、本当によく分かります。でも、自力でそれを訳しあげ、ぜんぜん違っても、しっかり訳せるようになるまでがんばると、その文にある文法事項が、机上のものでなく、実感として身につくことが分かりました。

 

 もしこの体験が皆さんのご参考になればと思います。英語は「道具」で、だれでも使えるようになります。がんばって結果を出せば、未来が今とは違ったものになると思います。

2008年
05月28日
12:59
さん

10:

kaike のコメント:
私も同じく、最初見て、わー長・・・、スルーしようってしていたら、



>最初から「自力の訳例を作りを放棄」していれば

「自分なりの訳例がない」⇒「訂正できない」⇒「答えを見る」⇒「ああそうかと」思う⇒「間違いを訂正したわけではない」⇒「今度も間違える」となります。



>今回こそ!ちゃんと作ってくださいね。



>作りましたか?



段階的にジリジリと追い打ちの先生のお言葉に

なるほど・・今までの私はこれだったんだって納得してしまい、訳してみました。

内容的にはわかるのですが、きちんとした訳をするのには自信がありません。

ふむふむって、なるほどーって面白くなってきたところで、「え、来週まで待ちぼうけーーなの?」っと

美味しいお菓子を食べる直前に片付けられてしまったような気分で、続きが待ち遠しいです。



私はCに近いと思います。

もともと感覚的に生きている人種だと思うのですが、なにせ基盤ができていないので

一つ躓くとそこで立ち止まりが長くて、理解するのも土鍋のようにジワ~~って時間がかかるため

ステンレス鍋のように瞬間的にわかる人が人間業とは思えないほどうらやましいーーー(^^)。

わからないことが多いので、どこから手をつけたらいいのやらと漠然的に文法の本を見ていたのですが、

こうやって問題定義があると、なるほどーって確認してみるのも面倒には感じません。



ただ、句?節?うーーん、文法的用語の日本語理解も私には必要のようです・・・。

そういえば学生のとき国語でも、その授業になると、空想の世界に浸ってたような気が(^^;



意外だったのは、高校生の娘一人が通りかかったので同じく考えてもらいました。

彼女はDだそうです。「文法は大事だよ、お母さん」っと、レポートや小説を開いて説明してくれましたが

ボケ母はフムフム、たくさん質問しながら、??マークだらけでしたが(苦笑。


2008年
05月28日
13:04
mouthbirdさん

>wanimoさん

いつも文法の質問をありがとうございます。A寄りのCタイプですね。

付き合い上、たくさんの英語の得意な方(通訳や翻訳家など)を知っておりますが、皆Aタイプです。

彼・彼女らは、私が文法の話をすると逃げ出します。つまり彼・彼女ら日常会話以上のことを文法を知らなくても出来るのです。

一方で私のような文法を知らんとなんもできないタイプ(Dタイプ)もいると思うのです。

wanimoさんは「英語を身につけるには基礎的な文法はしっかりマスターしないと英語の習得はほとんど不可能に近いと思います。」と思われていらっしゃると思います。またそれはwanimoさんにとっては間違いようのない事実であると思います。



>sakana3さん

>接続詞>副詞句じゃない?

この英文は元々は某参考書の英文でして、その解説にはしっかり by the time を(まとめて1つの)接続詞と記述されているのです。ジーニアスだと「接続詞的に」という記述になっていて、Forestだとしっかり接続詞扱いにしています。もっとも、ニューサンライズ英和やロイヤルでは熟語扱いをしておらず、当然接続詞扱いをしていません。だから、捕らえ方次第と解釈していただければと思います

>私はEかFです。

Σ( ̄□ ̄)! もっと文法的ということでしょうか?(ち、違うのでしょうか)

Aタイプの方から見ればさぞかし謎ではないでしょうか? Aタイプの方は文法用語きっとスルーして解説を読んでいると思います



>Astさん

Bタイプですか。実は私は「英語学習中の人はBタイプが1番多い」と感じているのです。

学習者ではなく「英語マスター」だとAタイプが1番多いのです。でそのマネをしたがるのがBタイプ。上手く行かずに悩んでいらっしゃる。

私が相談受けると「文法をやれ」と私は言うことになります(Dタイプだから)。ですが、結局文法をやらないのがBタイプだと思います。

Astさんは文法の学習を続けられそうですか?有史以来初のBタイプ文法マスターになれるかもしれません。

>でもちょっと閃いたかも。

おお、あってますよ。そのまま訳例をここで書いてみませんか?

ふむふむ。(3)の人の気持ちが分かると。そうなんだ。ありがとうございます。(私がなぜ(3)の記述がかけると不思議に思いませんか? 私はDタイプなのですよ。Bタイプの人の気持ちを「勝手に想像した」のです。合っているという自信は全くないのですよ)



>MSTさん

>数学は「好きな人と嫌いな人がいる」と場合わけされます。人間というものを知ろうとした際にも、ABCDの人といるのではないのでしょうか。

ご説明ありがとうございます。この部分について分かりました。私も同意見なのです。

ですが、「人間ならみんなAのはずだ」とか「人間ならみんなDのはずだ」と一くくりにして論じられることばかりがあるようにあると思います。

特にAタイプは「人間ならみんなAのはずだ」と主張するタイプが多いような気がします。彼・彼女らからすると私のようなDタイプは「変人」としか見えないようですw。



>manbennakuさん

AとCの中間ですね。おっしゃるように文法そこそこ必要派だと思います。

>(問題の文章は)なんとなーく言いたいことはわかるんですが、各々のパーツがどこを説明してるのかよくわかりません(・_・;)

「なんとなく」というのが一番厄介な品物です。【あっているかどうか怪しい】ことこの上ない。

この状態で、私が正しい訳例を書いたものを見ると【たとえ大間違いであっても】「ああ、なんとなくあっていたよ」と思い込んでしまいます。

(コロンブスの卵に近いかもしれません。答えを知ると易しく見えるのです)

実力を上げたいのなら、訳例をここで発表してみませんか? あっていれば万々歳。たとえ間違っていたとしても、直すことで次回はこういった英文では間違いにくくなる。この連続で、英語の実力は上がると思います。

2008年
05月28日
13:49
mouthbirdさん

>HARUTIさん

おや、HARUTIさんも英語が苦手でいらしたのですね。苦手だと、訳例を作っておかないと「どこをどう直してよいか」わからないんですよね。で直すと実感が生まれるんですよね。

この繰り返しが

どうしようもない解釈力⇒並程度の解釈力

になる鍵だと思います。(並程度⇒エキスパートの解釈力になるには、訳例なんか書いちゃダメ!というのが私の意見ではあるのですが)



>Kaikeさん

訳を書いたのですか? ではここで発表してほしいのですができませんか?ご無理にとは言いませんが。

書いてくだされば、それなりに解説をしますよ。待ちぼうけになりませんよ。

Cですか。ふむふむ。でも、句と節という文法用語はダメ? Cなのになんでだろう?

句と節が分からなかったら、私の文法動画で確認してくださいね。

あら、娘さんはD? それはすごく意外だ!!!Σ( ̄□ ̄)!

2008年
05月28日
16:38
さん

13:

Ast のコメント:
ならばちょっと発表してみます。



私が13歳か14歳になるまでに 私は私自身を知ろうと試み始めた



the sort of person I was,  → the sort of person (that) I was(   ),

私だった人の種類



what I could attempt (   ) successfully,

私が試みて成功したこと



the things that I was no good at (   )

私が良くなかったこと

and that I must not waste time over (   ).

私は時間を浪費してはいけないこと

           ↓



私が13歳か14歳になるまでに 私は私自身と、私だった種類と、成功したことと、良くなかったこと、時間を浪費してはいけないということを知ろうと試み始めた。

アレ???



ごめんなさい、これが限界です。

もうなにがなんだか、全然意味の解らない訳になってしまった。



atとoverの意味が解らない、この2つは前置詞ですよね?





英語の勉強はゆっくりですが続けていくつもりです。

(本当はゆっくりなどしてる余裕はないのですがw)





今でこそ文法なしには上達はないとはっきりしてるので勉強してますが、

文法はやっぱり好きにはなれませんね、英語は嫌いですから、なので勉強せずにできるようになるならそれに越したことはありません。

むしろ私には英語大嫌いな先生が文法オタクといのが理解できません、文法も英語の一部だと思うのですが、なぜ文法は苦にならないのか疑問ですね。

2008年
05月29日
04:45
さん

14:

hada のコメント:
わたしは間違いなく B です。 せめて C になれるようにがんばります。 (?)

By the time の意味から間違えていましたが、Ast さんの閃きにのっかってこんな訳を捏造してみました。

私が13歳か14歳になるまでに 私は私自身について、そして、私がどんなタイプの人間なのか、何をうまく試みることができるのか、苦手なものに時間を無駄にするべきでないことを知ろうと試みはじめた。

うーん、なんか変ですね。 でも最初はもっと変で the sort of person I was を挿入だと思っていました。(笑)

2008年
05月29日
10:14
mouthbirdさん

>Astさん

チャレンジありがとうございます。

>私が13歳か14歳になるまでに 私は私自身と、私だった種類と、成功したことと、良くなかったこと、時間を浪費してはいけないということを知ろうと試み始めた。



書いてみていかがですか?

>これが限界です。

>もうなにがなんだか、全然意味の解らない訳になってしまった。



おっしゃるように、「意味の解らない訳」になってしまうのがハッキリすると思いませんか?

書かないままだと「大体は意味を捉えているよ」という判断になってしまい、「ああやっぱ意味が解ってないや」という判断にならないと思います。

危険だと思いませんか?



ではでは!



>the sort of person I was,  → the sort of person (that) I was(   ),

はい。ここの判断はバッチリです。ですが

>私だった人の種類

 ↑というAstさんがお作りになった訳例だと意味不明な日本語だと思いませんか?

ここをまず直しましょう。

the sort of person (that) I was(   ),

なのですから、まず

【the sort of person】の意味を考えます。直訳例は「(その)種類の人間」です。

ここは、例えば「怒りっぽい(種類の)人間」とか「シャイな(種類の)人間」とか「怠け者(の種類の)人間」とか「ネアカな(種類)の人間」とか、そういう意味です。

次に[(that) I was(   )]手前を修飾している部分ですね。本来は I was the sort of personであったのです。この意味を作ると「私はその種類の人間であった」です。ここまでよろしいでしょうか?

これを踏まえて、the sort of person [(that) I was(   )], の訳例を作ると、「私がそうであった種類の人間」という1つの直訳例ができます。

でも「私がそうである種類の人間」では意味が良く分からない。意訳例を考えましょう! ここでは「私がどんな種類の人間であったか」という意味になります。

●ここで一つ気をつけなければならないのは was の意味です。確かに過去ではあるのですが、これは文章全体が「私が13歳か14歳までに」という昔の記述であるからです。つまり、この人は

×「(私が13歳か14歳までに)【私が私がどんな種類の人間であったか】…」

○(「私が13歳か14歳までに)【私が私がどんな種類の人間であるのか】…」

となるのです。



>what I could attempt (   ) successfully,

>私が試みて成功したこと

残念ながらここはおかしい部分があります。まず could は↑と同じ理屈、つまり「13歳か14歳までの時点」で考えているのです。

つまり

×私が試みて成功したこと

○私が試して成功できること

です。

私なら「私が上手く試みられるもの」

という訳例を作ります。successfully の意味は「成功する」という意味の動詞ではなく「上手く」という意味の副詞だからです。

 ここまでよろしいでしょうか?



続きですが、宿題にしてよろしいでしょうか? ヒントは出します。

>the things that I was no good at (   )

>私が良くなかったこと

 う~ん、ここには「be good at ~」という熟語が隠れています。

http://teach-me-english.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/po...

 それと、過去形ですが、上のほうの理屈と同じで、13歳と14歳の時点と同じ時間帯である、つまり「なかった」という過去の意味の訳例では日本語は変になります。

>and that I must not waste time over (   ).

>私は時間を浪費してはいけないこと

ここはバッチリですね。

waste は普通 [waste (時間) on ~]で「~に(時間)を費やす」なのですが、[waste (時間) over ~]で「~に(時間)を費やす」と使う場合もあるようです。

http://eow.alc.co.jp/waste%20over/UTF-8/?ref=sa



英語の勉強に関してですが、「ゆっくりだったりはやくだったり」は個人の事情によると思います。特に受験生は試験日が決まっていますから、遅くはできないのです。。。

英文法は確かに英語の一要素ではあると思います。しかし「文法知識そのもの」は「日本語」で私の頭に入っています。英語ではなく日本語なので、英語嫌いの私には全く問題がないのです。

----------------------------------



>hadaさん



Bでしたか…。では(3)についてどのよう感じられたでしょうか? 何度も書きますが、これは私の想像なんです。実は(3)の見解には確固たる自信がないのです。(~w~)???



hadaさんもチャレンジありがとうございます。

>私が13歳か14歳になるまでに 私は私自身について、そして、私がどんなタイプの人間なのか、何をうまく試みることができるのか、苦手なものに時間を無駄にするべきでないことを知ろうと試みはじめた。



うわ~すごく惜しい感じです!

>苦手なものに時間を無駄にするべきでないこと

残念ながらここの部分に違う感じがあります。↑ちょっと変な意味だと思いませんか?ものすごく微妙な感じではあるのですが。。。



どうでしょうか? こうして訳例を書くと、

「あれ、大体大丈夫だと思っていたのに、日本語として変だ」

ということがはっきりすると思いませんか?



書かない人は、これをほったらかしにしているので

「いつまでも曖昧」⇒「自分では大体合っているから大丈夫だと思ってしまう」⇒「実際は上手くいっていないまま」

ということになってしまうと思います。



----------------------



なおもう一度書きますが、

・ハッキリ言って乏しい解釈力⇒並程度の解釈力

になるための鍵が「訳例を自分でちゃんと作りそれを訂正すること」だと思います。

ですが

・並程度⇒エキスパートの解釈力

になるには、訳例なんか書いちゃダメ! というのが私の意見です。

2008年
05月29日
10:27
さん

16:

asr11 のコメント:
おおッっと!



あきらめてしまうところだった..

まさに↓





「自分なりの訳例がない」⇒「訂正できない」⇒「答えを見る」⇒「ああそうかと」思う⇒「間違いを訂正したわけではない」⇒「今度も間違える」となります。



これ自分!と思います( ;∀;)



でも実際、英語だいすきなので、自分はCかDだとおもいます。

Cのめんどくさい!とは思ったことはないですが..



でも..天才的に解けることはないです( ´ー`)

上の問題は単語はすべてわかってるつもりではありますが、訳はなかなかつくれません

やはり文法なのですかね~



今高2で大学受験にむけて英語の勉強をしているわけですが...

参考書がどれを買ったら良いのかわかりません( ;∀;)

なにかおすすめとかあったら教えてもらえませんか?




2008年
05月29日
11:12
さん

17:

kaike のコメント:
昨夜先生のコメントを見てから、自分の解答を見直すとこれはどう見ても変な日本語だなあって

思うと、また一からやり直してみました。

あーでもない、こーでもないと考えれば考えるほど・・・、もうやめよっかなー、ヨシ!気分転換!

では、もう一度挑戦、な~んて繰り返しながら、戻ってきました。



よくよく考えると(考えることじゃないっつうのー)私はBでした。

でも、Cに少しでも近づきたいため、大恥さらすことにしまーす。



good at 得意である→ I was no good at  得意でなかった(苦手だった)、無能だった

I must not waste time over:時間を無駄に過ごしてはいけない、時間を浪費してはいけない。

sort of person ~のタイプ(種類・性質)の人

must not =禁止を表す「~してはいけない」



関係代名詞that(2つ)で、the thingsが 先行詞では?

and the things that I was no good at

関係代名詞がbe動詞の補語となっている場合として考えてもよい?



などなど、参考にしながら



<当初昨夜の時点での解答>

私が13歳か14歳になるまでに、私は私自身を知ろうと試み始め、

時間を無駄に過ごしてはいけないということでは得意ではなったが、

出来る限りそのことを成し遂げようと努力した。





その後また考えて・・・・、だんだん訳がわからなくなってきまして・・・

やっぱり私はBで終わってしまうのか・・・って情けなくなってきました(冷汗



<最終的な私の解答として>

私が13歳か14歳になるまでに、私はどういうタイプの人間で、どんなことに挑戦し成功したのか、

苦手(力不足)だったことや時間を無駄に過ごしてはいけない事など

自分自身のことを知ろうと試み始めた。



質問がたくさん出てきました!

what I could attempt successfully, については、悩みました。

まず、what とcould

[Q1]whatがどの節まで影響をあたえるのか?

[Q2]文法上の役割は?

[Q3]訳の上で「なにを」、「~のこと」、「ものと」では?

[Q4]couldは、訳文以外に、「出来る限り」、「~かもしれない」、「~する能力があった」

     として使う場合の見分け方は?

    

[Q5]attempt+successfullyが、コンマ以下の節を指しているのか、

それともこの節だけで訳すべきか。

(節と句も少々復習しました・・・汗/また近いうちに3分講義で学習させてください^^;)



[Q6]the sort of person I was:I wasが後ろに来る理由を教えてください。



方向性がずれてそうで申し訳ありませんが、お時間あるときにでも

よろしくお願いいたします。(あまりにずれていたらメッセージでチラッ教えてください(^^;)

2008年
05月29日
11:23
さん

18:

kaike のコメント:
[Q6]は、先生のAstさんへの解説を今読ませていただきました(^^)

2008年
05月29日
13:49
さん

19:

tomorrow-rin のコメント:
私はCとDの中間タイプだと思います。最近文法に興味を持ち始めました!まだまだ文法は苦手です。

でもせっかくなので訳と解釈の仕方にチャレンジしてみました。。。全然違ったら恥ずかしいけど。。。(^^);



『私が13歳か14歳になるまでに ある種のタイプの人間である私自身、そして、私が一生懸命に努力する事が出来る事や不得意な事と時間を無駄にしてはいけないのだという事柄をしろうと試み始めた。』



※Know の目的語として、meself,what I could attempt successfully, and the thingsとして、"myself”と”the sort of person I was"の間にある”,”は同格でそれ以降の”,”は目的語列挙する為のものと捕らえました。





 


2008年
05月29日
15:45
さん

20:

HARUTI のコメント:
 先生、お返事ありがとうございます。読んでとてもうれしく感じました。さて、皆様本当に挑戦していますね。 the sort of person I was のところは、はじめてみる方々には ?マークが30個ぐらいついたと思われます。



 関係代名詞が、 be 動詞で終わるものに、 What I am や、 the way I am などがありますよね。その形を連想できたら、乗り越えられると思います。一見複雑な形でも、このような基本から出てきた事に間違いないから、いかに基本が大切か、大学受験成功者は、全員感じていると思います。要は、「いかに積極的に英語にかかわっていくか」ということ。



 今回の先生の試みに、皆さん乗せられた感じですが、本当によい勉強になると思います。



 私が英文和訳でいつも思い出すのは、「外国語を知らないものは、母国語を知らない。」というゲーテの言葉です。勉強し始めのころにこの言葉を聞いたのは、何よりの宝でした。何せ、英文和訳をすることで、こんなにも日本語を考えたことはなかった、というくらい、日本語を絞りだす経験をしました。それをやり続けたおかげで、大して勉強もしなかったのに、ほぼぶっつけ本番で、国立2次の小論文テストを受け、自分でも、びっくりするくらい日本語が頭から飛び出しました。段落構成も、「長文読解」から学んだ文章構成方法で、書けたと思います。まさに、英語から、日本語の書き方を学んだのです。



 だから、「めんどうだから」、「入試ででないから」ということで、せっかくのチャンスを無駄にするのは、もったいない。

あの、ラサール石井も、実は、英文和訳を丹念にやって英語の偏差値を、80近くにもって行ったという話しがあるぐらいです(「思考訓練の場としての英文解釈」という本の中で書かれていた)。

2008年
05月29日
17:39
さん

21:

Ast のコメント:
こんばんは。

解説どうもありがとうございます。

解説を参考にリベンジしたいと思います。



まず、宿題から

and the things that I was no good at

「私が苦手なこと」

ですね。ヤッターやっと日本語らしい訳になったw 熟語を知らなかったのが致命的だったですね。

ここで少し思ったんですが、これはひつ前の「私が上手く試みられるもの」の反対のことですよね?

それなら素直に上の文も「私が得意なこと」にしてくれればいいのに、ってだから問題になってるんですよねw



これを入れて全体を訳しなおすと、

「私は13歳から14歳までに、自分自身と、私がどういう種類の人間であるのかと、私が上手く試みることができることと、私が苦手なことと、私が時間を浪費してはいけないこと、を知ろうと試み始めた」ですね。

で・き・た!しっかり意味わかる、ってほとんどは先生の訳ですがw



あと

By the time I was thirteen or fourteen

           副詞

I began

S  V

で、以下全部が名詞1個分で、目的語、つまりSVOの文というわけですね。

(to try to know myself, the sort of person I was, what I could attempt successfully, and the things that I was no good at and that I must not waste time over.)

目的語長すぎw



今回できなかったのは、時制のこと、熟語の意味、単語の意味を知らなかったことが原因ですね。

まだまだ知らないことがいっぱい。

でも文の繋がりを見抜けたのは大きかったなと思います。昔なら絶対無理だったでしょうから、レベルは上がってる?

本当に今回はいろいろと勉強になりました。ありがとうございます。



>文法知識は日本語だから。

なるほど確かにそうですが、私は少しでも英語が絡んでくるとまだまだ毛嫌いしてしまいますw



3時13分頃に追記

よくよく読むと、私もCの人のような気がしますね。

読み間違えてました。

BとCの違いは、文法の必要性に気付くか気付いていないかですかね?

私は以前はBで今はCになったという感じですかね。

2008年
05月29日
18:13
mouthbirdさん

>asr11さん

あきらめずに、訳例を書いたのですか? 素晴らしい! それをここで公表することは可能でしょうか?

難しいでしょうか? できれば勇気を持って公表して欲しいのですが…

CかDですか。ふむふむ。めんどくさい、と思わなかったのならばDに近い気がしますね…

参考書ですが、高2だからこれ、というようなオススメはありません。

一応↓に色々書いてありますがあくまで英語が苦手な人用です。ご参考までに。m(_ _)m

※絶対に一番下の(1)から読んでください!\(`0´ )/=3

http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/cat1419/



>kaikeさん

Bですか。ふむふむ。何度も書きますが英語学習者はBの方が1番多いと思うのですよ。



>good at 得意である→ I was no good at  得意でなかった(苦手だった)、無能だった

13歳か14歳の時点でのことなので、

×「(私が13歳か14歳のころまでに)【得意でなかった(苦手だった)】もの」

○(「私が13歳か14歳のころまでに)【得意でない(苦手な)】もの」

となります。



>I must not waste time over:時間を無駄に過ごしてはいけない、時間を浪費してはいけない。

>sort of person ~のタイプ(種類・性質)の人

>must not =禁止を表す「~してはいけない」



ここまではバッチリです。(^^)



>関係代名詞that(2つ)で、the thingsが 先行詞では?



ここもバッチリです!



>and the things that I was no good at

>関係代名詞がbe動詞の補語となっている場合として考えてもよい?

残念、最後が違いました。be動詞の補語の場合ではありません

・…and the things [that I was no good at ●]

この that は 「at の後の目的語がない(本来は●があった)ために存在する『目的格の関係代名詞』」です。



<最終的な私の解答として>

>私が13歳か14歳になるまでに、私はどういうタイプの人間で、どんなことに挑戦し成功したのか、

>苦手(力不足)だったことや時間を無駄に過ごしてはいけない事など

>自分自身のことを知ろうと試み始めた。



「自分自身のこと」は最初の部分、すなわち「私はどういうタイプの人間」だけと一緒です。

つまり、

私が13歳か14歳になるまでに、私は自分自身のこと、つまりどういうタイプの人間なのか(を知ろうと試み始めた)

となります。

>どんなことに挑戦し成功したのか

どうもみなさん、suceesfully の意味を(意訳であれば必ずしも間違いとは言いませんが)「成功する」にしていますね。(よっぽど成功したいのでしょうか?Ψ(`∀´)Ψ )(あ、もちろん良いことだと思います。念のため)

ただ、あの、その、

 suceessfully を辞書で引いてください。

 ×(動詞)成功する

 ○(副詞)首尾よく、成功のうちに、うまく

と書いてあるはずです。だから今回は「うまく」で解釈してみませんか?



>what I could attempt successfully, については、悩みました。

>まず、what とcould

>[Q1]whatがどの節まで影響をあたえるのか?

⇒successfullyまでです。

>[Q2]文法上の役割は?

what は関係代名詞。could は助動詞。

 what I could attempt ● successfully

※ attempt は「他動詞」だから、本来は●のところに目的語があった。それが what となって前に飛び出ている。

(私は●を上手く試みられる)ということ!

>[Q3]訳の上で「なにを」、「~のこと」、「ものと」では?

関係代名詞だから「~こと」です。(この意味が分からなかったら、関係詞の勉強不足です)

>[Q4]couldは、訳文以外に、「出来る限り」、「~かもしれない」、「~する能力があった」 として使う場合の見分け方は?

今回は、「私が13歳か14歳になるまでに」を受けているので、過去時制になっているだけ。実際はcanと同じ。

だから

 ×「(私が13歳か14歳になるまでに)私が上手く試めたこと(を知ろうと試み始めた)」

 ○「(私が13歳か14歳になるまでに)私が上手く試めること(を知ろうと試み始めた)」

となります。



>[Q5]attempt+successfullyが、コンマ以下の節を指しているのか、

>それともこの節だけで訳すべきか。

>(節と句も少々復習しました・・・汗/また近いうちに3分講義で学習させてください^^;)

指していません。この節だけで訳しましょう。また講義の復習ありがとうございます。m(_ _)m



>[Q6]the sort of person I was:I wasが後ろに来る理由を教えてください。

こちらはAstさんへの解説をごらんになったようですのでよろしいようですね。



>方向性がずれてそうで申し訳ありません

いえいえ。バッチリな方向性です。



残りは他の方への解説などをご参照ください。m(_ _)m



>tomorrow-rinさん

CとDの中間ですね。だとすれば、この解説を頑張って読めるのではないかと思います。

(Aは絶対読みませんからw)

>『私が13歳か14歳になるまでに ある種のタイプの人間である私自身、そして、私が一生懸命に努力する事が出来る事や不得意な事と時間を無駄にしてはいけないのだという事柄をしろうと試み始めた。』



>ある種のタイプの人間である私自身

せっかく

>"myself”と”the sort of person I was"の間にある”,”は同格で

と見抜かれたのですから、もう少し!

ここは

「私自身、すなわち、私はどのようなタイプの人間なのか」

とすればよいのではないでしょうか?



>私が一生懸命に努力する事が出来る事

う~んごめんなさい。ちょっと違います。

tomorrow-rinさんは努力家のようですね!(もちろんいいことだと思います!念のため)

ただ、

 succeessfully は一生懸命ではなく「上手く」です

 attempt は「~を努力する」ではなく「~を試す、~を企てる」

です。



>不得意な事と時間を無駄にしてはいけないのだという事柄

う~んここは、ちょっと…。

the things that I was no good at and that I must not waste time over.

この部分の2つのthat は共に目的格の関係代名詞で、両方とも同じ先行詞 things を修飾しています。

この部分は

the things [that I was no good at ●]



the things [that must not waste time over ●]

という感じです。

(こういう使われ方をする that の役割を難しい文法用語で「関係代名詞の二重限定」と言います。)

だから、

the things that I was no good at and that I must not waste time over.

 の部分の訳例は

「私が苦手であり、かつ、時間を浪費してはいけないこと」

となります。



>HARUTIさん

本当に皆さんが訳例を書いてくださって嬉しく思います。

実は、今回の内容は

「誰も訳例を書いてくれないのではないか?」

と予測していたのです(実はそれを見越した次回の文章を既に用意していました。無駄になったなあw)。

しかし、良い意味でその予測を裏切って下さいました。ありがたいです。

皆様が訳例を書いてくださったのは、けっして私が乗せたのではなく、皆様の向学心の表れではないかと思います。

・iKnow!ユーザーの向学心が強いことがよく分かる

・iKnow!がいかに優れたシステムであるのかが良く分かる

と思います。

>関係代名詞が、 be 動詞で終わるものに、 What I am や、 the way I am などがありますよね。その形を連想できたら、乗り越えられると思います。

そうですね。特に what I am(今の私), what I was(過去の私),などが連想できた方はここは上手く意味が取れたのではないかと思います。



そうですね。英文和訳が英語力のみならず、日本語力にも役立つと言えるかもしれないですね。

あまり関係ないのですが、戦前や前後直後の大学入試の英語問題は、今と違い、選択肢問題なんて皆無だったんですよ。

中程度の長さの英文が与えられて「全文を和訳せよ」という問題が主流だったのです。

だから、当時の受験を潜り抜けた人は、和訳を作るのが恐ろしく上手いのです。

参考↓

http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/2006/03/post_13...

2008年
05月29日
18:46
mouthbirdさん

>Astさん

>「私は13歳から14歳までに、自分自身と、私がどういう種類の人間であるのかと、私が上手く試みることができることと、私が苦手なことと、私が時間を浪費してはいけないこと、を知ろうと試み始めた」ですね。

ううう、、、、、

>私が苦手なことと、私が時間を浪費してはいけないこと



>私が苦手であり、かつ、時間を浪費してはいけないこと

とすれば、合格点です。

(本当はもう1箇所改良できるのですが、そうしなくてもこれはこれであっています。私が先生なら満点を上げます)



>あと

>By the time I was thirteen or fourteen

>           副詞

>I began

>S  V



副詞、というのは「副詞節」という意味でしょうか? であればバッチリ! その通りです。



>下全部が名詞1個分で、目的語、つまりSVOの文というわけですね。



はい。この長ったらしい英文の文型を尋ねられたら、紛れもなく「SVO」の第3文型です。

「O(目的語)がやたら長いだけ」なんです。

日本人は、このようにO(目的語)が長かったり、あるいは、S(主語)が長かったりすると、その英文の意味が分からなくなることが多いのです。



>昔なら絶対無理だったでしょうから、レベルは上がってる?



上がっていると思います。(^^)

Astさんに1つ伺いたいのですが、

「手早くやろうとしました」か? それとも「ゆっくり考えましたか」?

どちらでしょうか?



>BとCの違いは、文法の必要性に気付くか気付いていないかですかね?

そうですね。う~んなんとなく

「文法の必要性に気付いても、それでも結局毛嫌いしてやらないのがB」

としたいですけどねw(文法が嫌いな人はトコトン嫌いですから! 必要だと気付いてもやらないんです。「嫌だ」という感情が勝ってしまうのです)



>私は以前はBで今はCになったという感じですかね。

おお! Cになっていれば文法学習を続けられるはずです!

頑張ってください!

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