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未来を表す時制(その2)(解答編)
こんにちは。旧チャンネルブログ の流れを汲む日記の水曜日がやってきました。
今回は前回 の流れで、未来を表す時制(その2)の解答編をお届けします。
参加してくださった皆様、本当にいつも感謝しております。ありがとうございます。m(_ _)m
なお 問題編はこちら。(その1の解答編はこちらです)
参考出典元は「ここがおかしい 日本人の英文法 T.D.ミントン著 安武内ひろし訳 研究社」です。
正解 A
解説 出典元にはこうあります。
>もし、(A)の文を誰かが私に言ったとすれば、すでに必要な手はずはすべて整っていると私は思うでしょう。つまり、フランス行きの航空券は予約してあり、語学学校にはすでに申し込みをすませてある、と。一方、(B)ではそのような周到な準備は含意されていません。したがって、その計画がキャンセルとなったと聞いて驚くのは、(B)よりも(A)の場合です。
つまり
【予定・計画のレベル】で言えば
現在進行形 > be going to
なのです。
正解 B
解説 出典元にはこうあります。
>現在進行形が未来の予定・取り決めを表す用法には1つの重要な例外があります。それは、述語動詞が be のときです。
したがって、(B) は使えないことになります。
では、(A)はどうか? 実は使えます。
これは前回の hada さんの質問と私のコメントを参照していただければと思います。
現在形でも未来を表すことがあります。
→「スケジュール的なイメージで現在形になっている。その場合は個人の予定でも現在形」
→<頭の中に「スケジュール表」のようなイメージが必要で、それがないと現在形にならない>
という理由です。逆にそれがあれば、現在形でも未来のことを表せます。
正解 B
解説 出典元にはこうあります。
>be going to には現在進行形とまったく重ならないはっきりとした用法が1つあります。それは、現在の状況から考えて未来に起こることがほぼはっきりわかっているときに使います.
>(中略)
>このとき、隣のアメリカ人に
>
> We're going to die.
>
>と言えば、あなたは be going to do に対する深い理解度を相手に示すことになるでしょう。もっとも、そのアメリカ人がその危機的状況であなたの卓越した英語力に感銘を受けるとは思えませんが。
>この場合、現在進行形(=We're dying)はまったく不適当です。なぜなら、飛行機の墜落が個人的な予定、つまり、やろうと手配しておいたことであるはずがありませんから。
つまり、現在進行形だと、(問題1のように)準備万端のように見えるのです。もしくは、「死に続けている」という感じでしょうか? どちらにしても不適当になってしまいます。
正解 B
解説 出典元にはこうあります。
>be going to do に関してもう1つ述べておきたいことは、過去形の was / were going to do です。これは、過去においてやろうと思っていながら、実際にはやらなかったことについて述べるときに使う便利な表現です。
つまり
過去進行形にしてしまうと、「そうしてしまった」ことを表してしまい、
was / were going to do 「そうしようと思ったけど、しなかった」という意味になるのです。
いかがだったでしょうか?
日本語ではこの区別がないために、英語で上手く使い分けるのは難しいですよね。
次回は、未来を表す時制(その3)(問題編)です。
will について取り上げます。(その1)で疑問がまだ1つ残っていますよね。
>【2】・will+原形動詞ってその瞬間に何かやろうと思いついたとき以外には使えないのか? そんなはずはないはずだ…!
これについて、考えます。お楽しみに。
※今回の(その2)の問題編はこちら。
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