今日は「発音系のyoutube動画に腹が立つ」という話をします。
先日、ちょろっと発音系のyoutube動画にアクセスしました。
すると、「あなたへのおすすめ」で、発音系の動画が次々と表示されるようになりました。
waterの正しい発音の仕方とか、rとlの発音の違いとか、hとfの発音の違いとか…いずれもちょろっとだけ見ました。
見てみると、アクセス数も多く、どれもみんな高評価が付いています。コメントも多く、「違いがよくわかりました!」などと表示されています。
私は、、、腹が立って仕方がありませんでした。昔の私は【それ以前の問題で苦しんでいた】からです。
学生時代のある英語の授業での出来事を思い出しました。先生は
ハッピリティ事件
http://q-eng.com/diary/21932
の時の先生と同じ
K先生です。
その時、私は授業で当てられて
pray を発音しなければなりませんでした。
この発音に私は失敗したのです。
私は play なら発音できる自信はありました。カタカナで書けば「プレイ」ですよね。しかし、その時は play ではなく pray でした。
私は「play はプレイなんだから、pray はプ
レイのはずはなかろう」と思いました。そこで考えた末、「プ
ライ」と発音したのです。すると、
K先生は
「何~? プ
ライ~~~~~?wwwwwwww」
と言い出しました。ここで、
私の周りの同級生は爆笑してました。
K先生は「マウス~こんなのも発音できないのか~」とニヤニヤ笑いながら、
私を馬鹿にして下さいました。
K先生は「これはプ
レイだ!」と
私を馬鹿にした感じでニヤニヤしながら教えてくれました。
私は驚きました。「playと同じ発音でいいのか!?」と驚いたのです。そしてplayのつもりで「プレイ」と恐る恐る発音しました。すると、「それでいいんだ」と言われました(
ニヤニヤ笑われながら)。
私は「なーんだ。lでもrでも同じなのか!」と思いました。(もちろん正確には違うことは今は知っています)
===========
私が言いたいことは↓こういうことです。
・
耳タイプは「rとlの違い」などに興味があるだろう。
しかし
・
意味タイプは「rとlの違い」になんか興味はない。実際、prayをplayと同じ発音(プレイと発音)をしても、私は怒られなかった。
・youtubeには「rとlの違い」のような動画が存在し、高評価である。
しかし
・
pray を 【プライ】と発音してしまうレベルの発音下手を【プレイ】という発音できるように説明してくれる動画は存在しない。(仮にあっても、アクセス数は少ないだろう。そして高評価になるとは思えない)
こういう現状を私は憂いているのです。
金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義です。次回は来週の
月曜日です。
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