更新がまた予定より1日ずれてしまいました><
先に私はこう書きました
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「
英単語を上手く発音できない~~~><」
という言葉を聞いたら、あなたは↓次のどちらを思い浮かべますか?
A・ネイティブっぽい発音ができない
B・eager を「エアゲー」と読んだり、happily を「ハッピリティ」のように読んでしまったりする。
耳タイプは、Aを思い浮かべ
意味タイプは、Bを思い浮かべる
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今日は「
B」で苦しむ人の簡単な解決策を紹介します。
なーに。「B」で苦しむ人なら、普通「真面目に(真面目にですよ)」これに取り組む人なら、普通にやっていることです。
それは
読めない単語の上に「
カタカナで読み方をフリガナを書く」
という作業です。
●中学生用の英和辞典ではちゃんとカタカナで読み方が書いてあります。
●高校生以上向けでも 「ビーコン英和辞典」ならばカタカナで読み方が書いてあります。
これで調べれば、カタカナで読み方が分かります。これで「
B」で苦しむ人は苦しまずに済むのです。
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さて、ここからが本題です。
おそらく「
A」を思い浮かんだ人は、
私の意見に憤慨したはずです。「マウスバード! 何言ってんだてめー!
カタカナなんかを推奨するから、日本人の英語の発音はいつまでたっても良くならないんだ!」と思っているのではないでしょうか?
彼らはネイティブっぽい発音にこだわります。したがって「
せめて発音記号を書くべきだ! 発音記号をちゃんと教え、正確な発音を身につけさせよう!」と主張されると思います。
ここに大きなギャップがあるのです。
Aを思い浮かべるのは「
耳タイプ」です。音が最優先で、意味が最後に来ます。
ところが、
Bを思い浮かべるのは「
意味タイプ」なのです。意味が最優先で、音が最後に来ます。
「
耳タイプ」は
→
音が綺麗に認識できて、真似できればできるほど→英語ができた!…と感じ
満足します。
ところが
「
意味タイプ」は
→
音が(仮に)綺麗に認識できても→
意味が分からなければ満足しない。
→音を(仮に)真似できても→
意味が分からなければ満足しない。
どんなに上手く発音できたとしても、「意味をちゃんと把握してないのならば」→
英語ができたとは感じない。
「
意味タイプ」は
音はどうでもよく、⇒英文の意味がきちんと把握できると→英語ができた!…と感じ満足します。
だから、
「
耳タイプ」は(使うなら発音記号で)
正確な発音ができると⇒
大喜びします。
ですが
「
意味タイプ」、発音記号などで仮に正確な発音ができたとしても⇒不満なのです。
・「なんで正確な発音なんていう余計なことをやらせるのだ?」
・「
余計な苦労をさせやがって!」
としか感じず、喜ぶどころか、
【怒り狂う】のです。
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だから、まずは「
カタカナ」
でいいと私は考えているのです。
カタカナで前もって教わっていれば、私は ハッピリティ事件
http://q-eng.com/diary/21932
を経験することはなかったはずなのです。
そしたら私は、英語を、特に英語の音声を、これほど【憎む】ことはなかったと思います。
金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義です。次回は来週の
月曜日です。
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