• ようこそゲストさん!

mouthbirdさんの日記

(SNS全体・外部に公開(Web全体に公開))

2019年
07月22日
21:31 mouthbirdさん

耳・意味タイプの続報(10)

今回は私にとっては謎の勉強法について書きます。それは「シャドウイング」という学習法です。

シャドウイングとは
「英語の音声を聞き、そのすぐ後で似たような音声を出す」という訓練のようです。
(と教わったのですが、詳しい人、教えてください)


某語学出版社に勤めていた頃、仕事仲間でリスニングがすごくできる人(女性)がいました。
リスニングがからっきしできない私は、彼女にリスニングのコツを聞きました。すると彼女は「シャドウイングがいいですよ」とおっしゃいました。だから試してみました。


の場合、シャドウイングは↓こうなりました。

 英語の音声が流れます。
⇒適当に英語の音声を真似ます
⇒あっている自信がまったくありません。
⇒⇒大体、どういう意味の英語を言っているか、気になって、気になって、仕方がありません
⇒でも聞き取れてないから、意味など全く分かりません。
→だから不満で不満でたまりません

 と、こんな感じでした。肝心のリスニングもさっぱり聞き取れた感じがありませんでした。


彼女は「どう?」と聞いてきたので、「ごめんなさい。良さがさっぱり分からない」とはっきり言いました。
彼女は「えええええーー??」と不満そうでした。



おそらく私は「意味タイプ」の反応をしたのです。だからちっとも効果がなかったのです。

============

さて、ここからは想像で書きます。
このシャドウイングという方法、耳タイプはどうなるでしょうか?


 英語の音声が流れます。
⇒適当に英語の音声を真似ます
⇒あっている自信がある程度あります。
⇒⇒意味を気にする必要がないので、気軽で気軽でしょうがない
ああ、楽しい!

 と、こんな感じなのではないでしょうか?


==============

つまり、私が言いたいのは、
 シャドウイングは「耳タイプ向けの学習」であり、意味タイプには意味をなさない
のではないかと思うのです。

皆様どう思うでしょうか?


金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義です。次回は来週の月曜日です。

(↓Q-Eng連載分の目次はこちら)
目次ページへ
(アルク連載分の目次はこちら
  • 総アクセス数(1,344)
  • 拍手拍手(0)
  • お気に入りお気に入り(0)