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mouthbirdさんの日記

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2019年
02月25日
21:00 mouthbirdさん

5文型の解説(4)

今回は 第3文型(SVO)です。
第3文型(SVO)は基本パターンがたった1つしかありません。


1・動詞の後に「(冠詞(もしくは数)+)(形容詞+)名詞」が来て、その「名詞」の部分を「~を」と訳す場合。(※その後に関連する名詞や形容詞が来ないとする)

I have a guitar.(私はギターを持っている)
 S  V   O
これは、have という動詞の後が「冠詞+名詞」になっています。そして名詞の部分を「~を」と訳します。ギターは可算名詞なので無冠詞はだめです。

I have two guitars.(私は2つのギターを持っている)
 S  V     O
これは、have という動詞の後が「数+名詞」になっています。そして名詞の部分を「~を」と訳します。

I have a good guitar.(私は1つの良いギターを持っている)
 S  V       O
これは、have という動詞の後が「冠詞+形容詞+名詞」になっています。そして名詞の部分を「~を」と訳します。

I drank tea.(私は紅茶を飲んだ)
 S  V  O
これは、drank という動詞の後が「名詞」になっています。そして名詞の部分を「~を」と訳します。不可算名詞なので a はつけられません。

I drank good tea.(私は美味しい紅茶を飲んだ)
 S  V     O
これは、have という動詞の後が「形容詞+名詞」になっています。そして名詞の部分を「~を」と訳します。

以上の例が第3文型の基本形です。



ここまでで一応おしまいなのですが、補足を入れます。
 例えば↓こういう英文の文型は何になるでしょう?

 He gave an apple to her.(彼は1つのリンゴを彼女にあげた)

これは、gave という動詞の後が「冠詞+名詞」になっています。そして名詞の部分を「~を」と訳します。でも後ろの to her の部分が気になりますよね。でも実はここの部分(to her)は「文の要素」としては無視します。
 基本的に「前置詞+名詞」の部分は、5文型の学習時は「M(修飾語句)」という部分とし、OやCにはなりません

なので
 He gave an apple to her.は
 S  V     O
の第3文型(SVO)とします。to her は「文の要素」としては無視します。文型判断の時はこういう部分を考えないことにするのです。


以上が第3文型のお話でした。

 金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義です。次回は来週の月曜日です。

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コメント

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2019年
02月27日
16:06
さん

1:

I have two guitar. → I have two guitars..

2019年
02月27日
17:56
mouthbirdさん

>>1 Blauer Himmelさん
あああああああ すみません。ご指摘ありがとうございました。直しました。
m(_ _)m

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