『前置詞』がスーッとわかる本
というタイトルと、その薄さにひかれて、手に取りました。
見開くと左ページに問題、右に、答えと解説が
載っています。
さらさら~っと問題をといていくはずが、のっけから
あれ?これも?間違い、間違い、これは、正解だ、ホッ。
みたいに手ごわいのでした。
けど、読みやすい。 解説が短く、テンポがいい。
前置詞って英文を読むときはそう思わないけど、
英作文をするときは、前置詞選びにえらい時間がかかって
しまうので、前に進まない。
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例
足でアリを踏んづけてしまった。
「足の下のアリ」は、an ant ( underneath) the foot という。
underneathは「何かの影になった下」といった意味が原義です。
アリがつぶされて足の下に隠れている状態のときは underneath を使います。
「枕の下の写真」 a picture underneath the pillow
「ドアマットの下の新聞」 a paper underneath the doormat
このように underneath は 「密封されたところ」「底の部分に」といった意味を含みます。
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もうひとつ
「彼女はこの学校の先生です」は、
She is a teacher (at) this school.
「彼女はこの大学の学長です」は、
She is a president (of) this university.
解説
教授、先生、学生のように、その組織や学校の中に多数いる人の場合はat を使います。
一方、学長・校長・社長のように、その組織に一人しかいないときは of です。
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