smart.fm で更新してきた、
旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。 
今週は解答編です 
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●アプリ情報:
テストバージョン 3.01と3.02 。 
今後の予定(作成順) 
単語の充実 
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チャレンジして下さった皆様、ありがとうございました。それでは解答と解説に参ります。
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問題:(   )に適切な単語を選択肢から選びなさい(口語でOKとされる答えは今回は不正解とする)。また和訳例を書きなさい。
1:This is a town(   )I visited a long time ago.
  (which, where, who, whom)
解答
 which
 ここは私が遠い昔訪れた街だ
解説「手前が【場所】なら where だろう」…と単純に考えている人に間違ってもらうための問題。
  関係詞は「手前が【場所】なら where 」…などとそんな単純な理由で決まらない。
  【その前に!】英語が苦手な人が最も理解が苦手な【ある条件】に照らしあわせて、そのあとで、ようやく決まる。
ポイントは visited にある。
この visit の意味を正確に覚えよう。
 × 訪れる・訪問する
 ○ ~を訪れる、~を訪問する
である。お疑いなら、お手元の(高校生以上向けの)学習用英和辞典を引いてみよう。ちゃんと「~を」が書いてあるはずである。
・このように意味に「~を」という部分がある動詞を「他動詞」という。(この知識がエライ重要!!)
そして
 「~を」の「~」に当たる部分を【目的語】と呼ぶ。これもエライ重要!!
例えば
 I visited a town.(私は1つの街を訪れた)となるわけだが、この場合の
       ↑この a town を「visited の【目的語】」と呼ぶ。
問題文の場合
1:This is a town(   )I visited ● a long time ago.
                   ↑ここに本来「訪れた場所」が書いていなければならなかった。【目的語】がなければおかしな英文である。
しかしそれがない。どこを訪れたのか書いてない。なぜか?
実は別の場所にちゃんと書いてある。
1:This is a town(   )I visited ● a long time ago.
        ↑ここだ。「a town」を訪れたのだ。
この英文は この a town を[後ろから]説明しているのだ。
つまり
 「ここは[            な]街だ」という感じの英文なのである。
 で!       ↑この部分は
     [I visited ● a long time ago.]←こうなわけ。この部分の訳例を作れば→「私は●を遠い昔訪れた」となる
さあ合体させよう!
 →「ここは[私は●を遠い昔訪れた]街だ」
 →→「ここは[私が遠い昔訪れた]街だ」
となるのです。意味はこれでOK。
では(   )に入る答えは? これを解くには
http://www.alc.co.jp/beginner/article/mouthbird/2008/08/p...
↑このへんの(4)の知識が必要。
【目的語】がなく、先行詞が「物」なので、正解は which になるのです。
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2:This is a town(   )I lived a long time ago.
  (which, where, who, whom)
解答
 where
 ここは私が遠い昔住んていた街だ
解説 which と where の区別を分かってもらうための問題。
ポイントは lived にある。
この live の意味を正確に覚えよう。今度は1のvisitとは違って
 ○ 住む
 × ~に住む
である。お疑いなら、お手元の(高校生以上向けの)学習用英和辞典を引いてみよう。「~に」は書いてないはずである。
・このように意味に「~に」という部分がない動詞を「自動詞」という。(この知識がエライ重要!!)
問題文の場合
1:This is a town(   )I lived a long time ago.
                 ↑この辺に何もなくて良い。visited の場合「訪れた場所」が書いていなければならなかった。しかし自動詞の場合、それがなくてOKなのだ。
こういう場合でもこの a town を[後ろから]説明できる。
つまり
 「ここは[            な]街だ」という感じの英文なのである。
 で!       ↑この部分は
     [I lived a long time ago.]←こうなわけ。この部分の訳例を作れば→「私は遠い昔住んでいた」となる
さあ合体させよう!
 →「ここは[私は遠い昔住んでいた]街だ」
 →→「ここは[私が遠い昔住んでいた]街だ」
となるのです。意味はこれでOK。
では(   )に入る答えは? これを解くには
http://www.alc.co.jp/beginner/article/mouthbird/2008/08/p...
↑このへんの(5)の知識が必要。
「関係副詞を使う条件が整う」ので、場所関係の意味で使う「where」が正解になるのです。
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3:I know the boy(   )she loves.
  (which, where, who, whom)
解答
 whom
 私は彼女が愛している少年を知っている
解説「手前が【人】なら who だろう」…と単純に考えている人に間違ってもらうための問題。
  関係詞は「手前が【人】なら who 」…などとそんな単純な理由で決まらない。
  【その前に!】英語が苦手な人が最も理解が苦手な【ある条件】に照らしあわせて、そのあとで、ようやく決まる。
ポイントは loves にある。
この love の意味を正確に覚えよう。
 × 愛してる
 ○ ~を愛してる
である。お疑いなら、お手元の(高校生以上向けの)学習用英和辞典を引いてみよう。ちゃんと「~を」が書いてあるはずである。
・このように意味に「~を」という部分がある動詞を「他動詞」という。(この知識がエライ重要!!)
そして
 「~を」の「~」に当たる部分を【目的語】と呼ぶ。これもエライ重要!!
例えば
 She loves the boy.(彼女はその少年を愛している)となるわけだが、この場合の
       ↑この the boy を「loves の【目的語】」と呼ぶ。
問題文の場合
3:I know the boy(   )she loves ●. 
                   ↑ここに本来「愛している人」が書いていなければならなかった。【目的語】がなければおかしな英文である。
しかしそれがない。誰を愛しているのか書いてない。なぜか?
実は別の場所にちゃんと書いてある。
3:I know the boy(   )she loves ●. 
        ↑ここだ。「the boy」を愛しているのだ。
この英文は この the boy を[後ろから]説明しているのだ。
つまり
 「私は[            な]少年を知っている」という感じの英文なのである。
 で!       ↑この部分は
     [she loves ●.]←こうなわけ。この部分の訳例を作れば→「彼女は●を愛している」となる
さあ合体させよう!
 →私は[彼女は●を愛している]少年を知っている」
 →→私は[彼女が愛している]少年を知っている」
となるのです。意味はこれでOK。
では(   )に入る答えは? これを解くには
http://www.alc.co.jp/beginner/article/mouthbird/2008/08/p...
↑このへんの(2)の知識が必要。
【目的語】がなく、先行詞が「人」なので、正解は whom になるのです。
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4:I know the boy(   )loves her.
  (which, where, who, whom)
解答
 who
 私は彼女を愛している少年を知っている
解説 who と whom の区別を分かってもらうための問題。
  関係詞は「手前が【人】なら who 」…などとそんな単純な理由で決まらない。
  【その前に!】英語が苦手な人が最も理解が苦手な【ある条件】に照らしあわせて、そのあとで、ようやく決まる。
さっきの 3の問題は
 [she loves ●.]…「彼女は●を愛している」
だった。(●は目的語で答えは whomだった)
この4の問題は
 [● loves her.」…「●は彼女を愛している」
なのだ。
今度の「●」はなんだろう? 今度は目的語ではない。「主語」なのだ。主語がないわけ!
先に(   )の答えを出そう。
http://www.alc.co.jp/beginner/article/mouthbird/2008/08/p...
↑このへんの(1)の知識が必要。
【主語】がなく、先行詞が「人」なので、正解は who になるのです。
では訳例。
 「私は[            な]少年を知っている」という感じの英文なのである。
 で!       ↑この部分は
     [● loves her.]←こうなわけ。この部分の訳例を作れば→「●は彼女を愛している」となる
さあ合体させよう!
 →私は[●は彼女を愛している]少年を知っている」
 →→私は[彼女を愛している]少年を知っている」
となるのです。
 さ・ら・に 付け足し!
実は3と4の意味の違いが分からない英語が苦手な人もいます。(国語力に問題があるタイプ)
3と4は↓こうなのです。
3・私は彼女【が】愛している少年を知っている
(彼女が少年を愛しているのであって、少年が彼女を愛しているかどうかは不明)
4・私は彼女【を】愛している少年を知っている
(少年が彼女を愛しているのであって、彼女が少年を愛しているかどうかは不明)
 昔教えたある生徒(当時高3)は、↑この2つの意味は「同じ」と言って譲りませんでした。
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5:The boy(   )she loves is Taro.
  (which, where, who, whom)
解答
 whom
 彼女が愛している少年は太郎だ
解説
 まずは(   )。なんてことはない。3でやったのと全く同じ。したがって whom。
じゃあ意味。これも3と全く同じ
3は
 I know 【the boy(whom)she loves】. 
 「私は【彼女が愛している少年】を知っている。
だった。
5の場合【    】←この部分は3と全く同じである。
【The boy(whom)she loves】is Taro.
 したがって→「【彼女が愛している少年】は太郎だ」となる。
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6:The boy(   )loves her is Taro.
  (which, where, who, whom)
解答
 who
 彼女を愛している少年は太郎だ
解説
 まずは(   )。なんてことはない。4でやったのと全く同じ。したがって who。
じゃあ意味。これも4と全く同じ
4は
 I know 【the boy(who)loves her】. 
 「私は【彼女を愛している少年】を知っている。
だった。
6の場合【    】←この部分は4と全く同じである。
【The boy(who)loves her】is Taro.
 したがって→「【彼女を愛している少年】は太郎だ」となる。
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3や4でも苦手な人は多いです。3や4が上手く出来ても、なぜか同じ構造の5や6だと、(   )の答えや全体の意味ができない人を多く見かけます。できなかった人は、ここの克服がえらく大変なのです。ここらへんをじっくりにらめっこしながら、できるようになってくださいね。以上です。よろしいでしょうか?
いかがだったでしょうか? それではまた来週!!!!
問題編
http://q-eng.com/diary/17826
 
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