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mouthbirdさんの日記

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2014年
09月17日
09:18 mouthbirdさん

will と be going to と進行形(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です

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●アプリ情報:テストバージョン 3.01と3.02

今後の予定(作成順)
単語の充実
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先週の問題にチャレンジして下さった皆様、ありがとうございました。
未来を表す表現(will, be going to, 現在進行形)のお話でした。それでは解答と解説に参ります。

問題

A 次の会話英文を読み、下線部に最もふさわしい返事を1~3から選びなさい。
Emily: Daddy, can you help me with my math homework sometime today?
Dad: All right, ________________.
 1: I'll do it this afternoon.
 2: I'm going to do it this afternoon.
 3: I'm doing it this afternoon.

解答 1: I'll do it this afternoon.

解説
まず、エミリーのセリフの和訳例を書きましょう。「パパ。今日のいつか私の数学の宿題を手伝ってもらえない?」です。この後、父親の返事は「分かったよ」で、この後「午後にやろう」と言うわけです。

ここで簡単に 「will, be going to, 現在進行形」の違いを述べます。

・will: その場で「~しよう」と決めた場合に使える表現
・be going to:前もって~しようと決めてあった場合に使える表現
・現在進行形:前もって~しようと決めてあった場合に使える表現

問題文は、その場で「エミリーの宿題を手伝うことに決めた」はずです。したがって、この場合は will を使うのが適切になります。
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B 次の1と2はほぼ同意の意味である。
1 I'm going to go to France next summer. I'm going to study French at a language school in Paris.
2 I'm going to France next summer. I'm studying French at a language school in Paris.
この1と2の表現を誰かから聞いたとして、暫くたった後でこの人から「突然フランス行きの予定が取りやめになった」と聞いたとき、「え~~嘘でしょう~~??」よりびっくりする度合いが激しいほうは1と2のどちらか?

解答 2

解説
今度は、未来を表す be going to と 現在進行形 の違いについて説明します。
まず、そもそも英文の意味を確認しましょう。「私は次の夏にフランスに行くつもりなんだ。パリの語学学校にいってフランス語を学ぶつもりなんだ」です。
be going to と 現在進行形 も「【前もって決めていた】未来の『予定』」を示せますが、その度合いが異なります。
 ・be going to で表現した場合のニュアンスは「そのつもりでいる」感じ。
 ・現在進行形 で表現した場合のニュアンスは「航空券は既に用意済み、語学学校には既に申し込みを済ませている、という具合に「【準備周到】」という感じ。
なのです。したがって、「予定がキャンセルになった」と聞いた場合、よりびっくりするのは、1よりも2なのです。

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C AチームとBチームがサッカーの試合をしています。残り5分の時点で、7-0で Aチームが勝っています。
このとき、「Aチームが勝つだろう」という表現は、次のどちらがより適切か?
 1 Team A will win.
 2 Team A is going to win.

解答 2

解説 1の表現も2の表現も『予定』の表現ではありません。【予測】です。もし『予定』だったら「Aチームは勝つ予定だ」になってしまいます。
 予定の場合は be going to も 現在進行形も使えますが、今回は【予測】。この場合は現在進行形は使えません。予測の場合は will か be going to のどちらかを使うことになります。
 しかし、現在の状況の中に、未来の出来事を不可避なものにする決定的な要素があるときは、be going to を使い、will は使うことが出来ません。

残り5分で7-0ですから、まず逆転は出来ないでしょう。(1点ぐらいは入れられるかもしれませんが^^;)

したがって、Team A is going to win. というほうがふさわしいのです。この状況で Team A will win. と言っても間違いではありませんが、言った人は「まだチームAは引き分けもしくは負ける可能性があると考えている」ことを示すことになります。

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D
あなたが飛行機に乗って空中にいるとします。しかし不幸なことに座席横の窓から翼がポッキリ折れてしまったのを見てしまいました。このとき「死ぬ~~~~」という意味の英語表現で適切なのは次の1と2のどちらか?
1 We're going to die.
2 We're dying.

解答 1

解説
まずC の問題でやったように be going to はより確実な未来を示せます。つまり【予測】です。しかし 進行形には『予定』はあっても【予測】はないのです。もしこの状況で We're dying. と言ったら「我々は死ぬ予定だ(前もって死ぬ準備をしていた)」という意味になってしまいます。したがってふさわしくありません。
 (もちろん、予定でも予測でもない「We're dying.」という表現はあります。致命的な病気や怪我などで「我々は死につつある」という普通の「進行形」の意味になります)
 しかし問題文の状況下では体は病気も怪我もしていません。体はまだピンピンしてるので、We're dying.とは使えないのです。

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以上になります。いかがだったしょうか? それではまた来週!

問題編
http://q-eng.com/diary/16415

出典
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コメント

1番~3番を表示

2014年
09月17日
23:17
ken14さん

今週もありがとうございました。

 以前、文法の講座でやったことを、すっかりわすれていたみたいで
 will と be going to との違いを見つけました。
 現在分詞との違いは今回分りましたので、ありがとうございます。

 では次週はしっかり頑張りたいと思います。

2014年
09月18日
09:13
hadaさん

マバ先生、解説ありがとうございます。

予定と予測は違うもの。進行形は予定にしか使えないことをしっかりと覚えておきたいと思います。
なんて前のコメントにも書いてたら嫌だなあ。(^^;

次の問題も楽しみにしています。

2014年
09月19日
16:01
mouthbirdさん

>>1 ken14さん
文法は何度もやらないと忘れるのです。何度もやらないから身に付かないんです。
(このように日本人の多くは文法を知りません。なのになんで日本人は文法のやりすぎだ、などと言われるのか、私にはさっぱり理解ができません)
繰り返して覚えこみましょう。またのチャレンジをお待ちしています。

>>2 hadaさん
難しい差ですよね。忘れてはまた覚えなおす感じでいいと思います。
ちなみにこの本の最初の話なんです。今回の4問は。作者のミントンさんはこれを最初に日本人に伝えたかったのだと思います。いかがだったでしょうか? またのチャレンジをお待ちしています。

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