smart.fm で更新してきた、
旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です
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●アプリ情報:
テストバージョン 3.01と3.02 。
既に発表されています。
今後の予定(作成順)
単語の充実
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参加して下った皆様ありがとうございました。
それでは正解と解説に行きましょう。
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問題
次の4つの英文の和訳例を書きなさい。
1 I have some friends to help me.
正解例
私には私を助けてくれる(ための)友達が何人かいる。
解説
まずそもそも、不定詞の学習をする場合(学習をする場合ですよ)、不定詞の「用法」というものを学びます。
今回の to help me のところは「形容詞用法」と呼ばれます。
「形容詞用法の不定詞」は、原則的に、手前の名詞を修飾します。
今回だったら
【「to help me」な「(some) friends」】という具合の意味になります。
したがって
【「私を助ける」「何人かの友達」】
⇒【私を助ける友達何人か】となります。
形容詞用法の場合、多くは
「私を助ける」 と 「何人かの友達」 の間に『何も入れず』に
⇒【私を助ける友達何人か】…という具合の訳例に出来ます。
『何もいれなくても良い場合』でも「何かを入れる」ことが多くの場合できます。今回だったら『ための』がいい。
【「私を助ける」『ための』「何人かの友達」】
⇒【私を助けるための友達何人か】となります。
したがって
私には私を助けてくれる友達が何人かいる。
私には私を助けてくれるための友達が何人かいる。
といったような訳例が正解例となります。
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2 I have some friends to help.
正解例
私には助けるべき友人が何人かいる
私には助けなければらない友人が何人かいる
解説
さっきやった1とはたった1つだけ違いがありますます。最後にあった me が消えてしまいました。
当然訳例は変わってしまうのです。
ここで一つ考えて欲しいことがあります
help me の訳例は「私を助ける」でした
では
help の訳例は何?
「助ける」って言っちゃった人は不正解です。正解は「~を助ける」です。「~を」が重要!!!!
help は他動詞で「~を助ける」という意味。
にもかかわらず、
I have some friends to help.←この場合、最後の help の右側に何もない。
誰を助けるのかが、help の右に書いてありません。
他動詞 help の「目的語」がないのです。
でも実は「誰を助けるのか」は書いてあります。
実は
to help の右側にあるべき目的語は
⇒ to help の左にあるのです。
つまり help some friends 「何人かの友達を助ける」という関係なのです
こういう関係の場合、
some friends to help は『べき』という言葉を使ってつなげます。
【「助ける」『べき』「何人かの友達」】
⇒【助けるべき友達何人か】となります。
『べき』は「~しなければならない」でもいいです。でも現在の私は『べき』と推奨しています。
さっきやった1と今やった2の違いが分かるでしょうか?
分かりにくいかもと思うので、私のマンガの画像を挿入しましょう。
(同人誌「マンガで覚える英文法 第3巻 不定詞編」 P26)
http://www.ye-study.com/manei_03n_sam.html
形容詞用法の不定詞は
・to不定詞の後に目的語が欠けるパターンとそうでないパターンがある
ということを覚えていただければと思います。
このように欠けている場合、「べき」や「~しなければならない」とするのが最初の発想です。ですが実際は必ずしも「べき」や「~しなければならない」のような訳語を当てはめず、別の訳語のほうがすっきり行くことがあります。それはそれでOKです。ですが、このように目的語がかけている形容詞用法のto不定詞は「べき」や「~しなければならない」というニュアンスはあるのだ、ということは確かです。これを覚えて置いて下さい。
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3 I have some friends to talk to me.
正解例
私には私と話す(ような)友達が何人かいる。
解答
1と大差がありません。これも形容詞用法のto不定詞。手前の名詞を修飾します。
解説
今回だったら
【「to talk to me」な「(some) friends」】という具合の意味になります。
したがって
【「私と話す」「何人かの友達」】
⇒【私と話す友達何人か】となります。
形容詞用法の場合、多くは
「私とおしゃべりをする」 と 「何人かの友達」 の間に『何も入れず』に
⇒【私と話す友達何人か】…という具合の訳例に出来ます。
『何もいれなくても良い場合』でも「何かを入れる」ことが多くの場合できます。今回だったら『ような』がいい。『ための』でもいいですが。
【「私と話す」『ような』「何人かの友達」】
⇒【私と話すような友達何人か】となります。
したがって
私には私と話す友達が何人かいる。
私には私と話すような友達が何人かいる。
といったような訳例が正解例となります。
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4 I have some friends to talk to.
正解例
私には話すべき友達が何人かいる。
私には話をしなければならない友達が何人かいる。
解説
これは2とよく似ています。
2は help の後に目的語がなかった。
この4は talk to の to のあとのものがないのです。
I have some friends to talk to .←この場合、最後の to の右側に何もない。
誰と話すのか、to の右に書いてありません。
2と違うのは 2は 他動詞help の後に目的語がない
この4は 自動詞talk の後に 前置詞の to があって、to の右側に名詞がない
のです。こういう名詞を「前置詞の目的語」と言います。
前置詞to の「前置詞の目的語」がないのです。
でも実は「誰と話すのか」は書いてあります。
実は
to talk to の右側にあるべき前置詞の目的語は
⇒ to talk to の左にあるのです。
つまり talk to some friends 「何人かの友達と話す」という関係なのです
こういう関係の場合、
some friends to talk to は『べき』という言葉を使ってつなげます。
【「話す」『べき』「何人かの友達」】
⇒【話すべき友達何人か】となります。
『べき』は「~しなければならない」でもいいです。でも現在の私は『べき』と推奨しています。
この4も2と同じく
・to不定詞の後に目的語が欠ける形容詞用法のパターン
だったのです。
これを認識して覚えていただければと思います。
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以上のような説明をたとえ知らなくても「なんとなく」できてしまう人は大勢いらっしゃるようです。
私はこのパターンが苦手だったのですけれども。
今回は以上でした。いかがだったでしょうか?
それではまた来週!!
問題編
http://q-eng.com/diary/16160
出典:マンガで覚える英文法
http://www.ye-study.com/ya-51-b-1.htm
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