to不定詞:「これから先のこと」「可能性のあること」を表します。
なので、want のような「未来の行動に言及する動詞」と相性が良いです
動名詞:「普段していること」「している最中のもの」「起こるであろうこと」などを表します。
He gave up going abroad.
彼は外国に行くのを諦めた。
この例文では、gave up「諦める」と言っているので、
もうずでに、「外国に行くための何かをやっている最中」と言えます。
なので、going としたほうが意味が通りやすいです。
これを to go abroad とするとどういう感じになるでしょうか。
He gave up to go abroad.
彼は外国に行くこと(行くとしたら)を諦めた。
なんか、かなり変な感じになりますね。
では、もうひとつ。
今度はどちらも意味が通りますが、意味が違ってきます。
I'll never forget meeting her.
私は彼女に会ったことを決して忘れません。
I'll never forget to meet her.
私は彼女に会うこと(未来の可能性)を決して忘れません。
to不定詞と動名詞のニュアンスの違いは、よく
stop to smoke と stop smoking
で説明されていますね。
どっちがどっちかあやしい人は復習してみてください。
^^;
P.S.
学校の教科書では to不定詞も動名詞も「〜すること」と習いますが
to不定詞の方には「〜するとしたら」というイメージで考えると、どちらを使うのが適切か判断しやすいと書いてありました。
参照 Forest英文法 6th など
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