「わかんない」という井上陽水の歌、これは宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の本歌取りです。
そのあたりの事情は沢木耕太郎が井上陽水から電話を受けて、
「あの雨にも負けず、風にも負けずって、その後はどんなんでしたっけ?」と陽水が沢木に聞く場面から始まって当時の沢木が、
「そりゃあ、雨にも負けず、風にも負けず…」の後が出てこない、取り敢えず電話を切って、それらしい本を探しても手元には無いので、「あの本屋はまだ開いているはず」と考えて自転車で本を買ってきて、陽水に電話しなおす、
そんなことが詳しく書いてあります。
その本は引越しの際に置いて来た、理由は沢木のものはケッコー好きではあったけれども、それ以上のものではなかったこと、犬HKと何らかのかかわりがあること、を後に知ったから。
「バーボンストリート」、ディックフランシスが出てきたり、ジョンオハラが出て来たり、「スポーツ新聞に飛び交う不思議なワシ」などと面白い記事があります。アマゾン小窓使います。
- 総アクセス数(3,375)
- (0)
- (0)