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mouthbirdさんの日記

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2013年
06月12日
19:09 mouthbirdさん

関係代名詞のバリエーション(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は問題編です

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●アプリ情報:テストバージョン 2.18と2.19
今週の進捗
なしです。ごめんなさい…色々と滞ってる…(ToT)

今後の予定(作成順)
・アプリにコースが作れるように大幅改良 <6月29日までに発表します>
・チャットルーム作成
遅れに遅れて大変申し訳ありません。
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参加して下さった皆様ありがとうございました。それでは解答と解説に参ります。


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問題
「これは私が住んでいた家だ」という意味になる英文を作る場合、空欄に適語を入れよ。
1・This is the house(   )I lived.

解答
・This is the house(where)I lived.

解説
【鉄則】
 (   )に関係詞を入れる問題を解く場合、
 (   )の左より右が大事である。

This is the house(   )I lived.
                   ↑ここの下線部が「まず先に」大事!

I lived ←ここに欠けている部分があるかないか、を見極める。
・主語があるかどうか?⇒ある
・必要な目的語があるかどうか
  live は自動詞。その右に目的語が必要ない。
  したがって、live.で問題ない。
どこも欠けていない⇒ I lived は「完全な文」。

完全な文の場合、(   )には関係副詞が入る。

ここでようやく(   )の左を見る。
 house ←これは「場所関係の名詞」である。したがって
 場所関係の関係副詞 where を入れる。

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2・This is the house(   )I lived in.
3・This is the house(   )I lived in.(2と同じだが、別の語を入れる)

解答
・This is the house(which)I lived in.
・This is the house(that)I lived in.

解説
【鉄則】
 (   )に関係詞を入れる問題を解く場合、
 (   )の左より右が大事である。

・This is the house(   )I lived in.
                    ↑ここの下線部が「まず先に」大事!

I lived in.←ここに欠けている部分があるかないか、を見極める。
・主語があるかどうか?⇒ある
・必要な目的語があるかどうか
  live は自動詞。そのあとに in がある。その右に目的語がない。
   「in ~」とならなければおかしいのに、「~」がない
  したがって、live in  の「」(=目的語)がない。
目的語が欠けている文⇒ I lived in は「不完全な文」。

不完全な文の場合(   )には関係代名詞が入る。

ここでようやく(   )の左を見る。
 house ←これは「物の名詞」である。したがって
 物関係の関係代名詞 which を入れる。

目的格の関係代名詞は、that でもOK。したがって that も正解。

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4・This is the house(   )(   )I lived.

解答
・This is the house(in)(which)I lived.

解説
今度は(   )が2つある。

この場合は「前置詞+関係代名詞」という知識を使う。

2の解答である
・This is the house which I lived in.
このように、「前置詞の目的語」が欠けている(この場合、前置詞 in の目的語がない)場合は
 前置詞を 関係代名詞のに移動することができる
つまり
・This is the house which I lived in.
=This is the house in which I lived.
となる。

なお、「前置詞+関係代名詞」の[関係代名詞]に that はできない。(人が先行詞の場合、whom は可。whoは×)
だからこの場合は、in which のみ正解。

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5・This is the house(   )lived (   ).

解答
・This is the house( I )lived (in).

解説
関係代名詞の目的格は省略できる

↓この2つの英文
2・This is the house(which)I lived in.
3・This is the house(that)I lived in.

この which と that は「関係代名詞目的格」である。
したがって、2や3のwhich や that は省略できる。すると
⇒・This is the house( I )lived (in).
となる。これが正解。

なお、「前置詞+関係代名詞」の場合
つまり
This is the house in which I lived.
                ↑この which は省略できない。

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以上ですね。

この5みたいなのができると英語は得意になれます。
ちなみに私がこの5みたいなのをできるようになるには、毎日英語を勉強して10ヶ月かかりました。
英語が苦手な人は100%ここが苦手です


ご参考に。

いかがだったでしょうか? それではまた来週!!!!

問題編
http://q-eng.com/diary/13324

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コメント

1番~3番を表示

2013年
06月13日
09:33
hadaさん

解説ありがとうございます。
今回の問題は基礎っぽく見えたためなのか、チャレンジする人が少なくて残念でしたね。

関係詞に続くものが完全な文なのか?というのがとても大切になるのですが、これがよくわからないことが多くて困ってしまいます。
主語が抜けていたり前置詞に続くものが抜けているならすぐわかるのだけど、他動詞の目的語が抜けているのと、自動詞でそもそも目的語が存在しないものの判断ができません。
こればかりはそれぞれの動詞について覚えていくしかないんでしょうね…

次の出題も楽しみにしています!

2013年
06月13日
10:45
ken14さん

今週もありがとうございます。

 そうですね。 答えていてもいつも自分に自信がないのです。
「本当にあっているのだろうか」と・・・
 自信がもてない一つの理由がhadaさんが上げたものです。

 姪御さんの件ですが、出来ない、やらない、嫌いの人を好きにする
のは、やりがいのあるしごとですね。

 私は、中学、高校と「やらない生徒」でした。一念発起したのは社会人
になってからです。

では次週の問題お待ちしています。

2013年
06月13日
20:06
mouthbirdさん

>>1 hadaさん
コメントありがとうございます。基礎過ぎるところもありますが、選択肢がないと参加者が少ない傾向があります。本当に英語を使いこなしたいと思うなら、選択肢がないものこそチャレンジして欲しいのですが(実際に喋ったり書いたりする場面では選択肢なんて提示されませんから)
自と他は逐一覚えるしかないです。Q-Eng単語もそのために[自][他]は分けて表示するようにお願いしています。ちなみに、うちの姪には中学校2年生からしつこく[自]と[他]を区別するように教えています。たとえば visit の訳例を私が尋ねるとき、姪が「訪れる」と言ったら、私は「違う。不正解」と答えます。姪が「~を訪れる」と言った場合、私は「正解」と答えます。
 次回も関係詞です。少し復習が入ります。でもしれを踏まえた難しい問題です。お楽しみに。

>>2 ken14さん
コメントありがとうございます。
苦手なものはどうしても自信がないんですよね。私もそれでずいぶん苦労しました。でも今回の(5)があっていらしたので、ken14さんは、関係詞の基礎はもう自信を持って大丈夫と言えると思います。社会人になってからの学習の成果だと思います。
姪ですが、英語を好きにはさせるつもりはないのです。英語を好きになったらそれはそれでいいことでしょうが。
 ただし英語が「できない」を「できる」に、「苦手」を「得意」にはさせようとはしています。少しずつ成功していると思います。このようにできる英語の先生は日本にそんなにいないと思うので、私は英語の先生をやっているんだと思います。
 では来週もどうぞよろしくお願いいたします。

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