Q-Eng

台風14号と15号が太平洋にいる。沖縄の方はずっと雨だ。西日本の太平洋側の海は波が高くなるらしい。
ちょっと心配である。
なぜって・・・・・・。

娘は8月15日から19日まで高校の山岳部のＯＧとして白馬に行っていた。
そして今度は22日から出かけると言った。

私　「今度はどこに行くんだっけ？」
娘　「無人島。大学の探検部の1年生だけで毎年どこかの無人島に行くの。」
私　「今年はどこの無人島？」
娘　「和歌山県。」
私　「無人島っていっても誰かの島でしょ？どうやって許可取るの？」
娘　「そういう無人島を紹介しているサイトがあって、そこで探して許可取るの。」
私　「へー。無人島だと持って行く物が大変でしょ？」
娘　「ううん。ほとんど無い。山と違ってかんたん。」
私　「え？食べ物とかたくさん持って行かないと27日まで行くんでしょ？」
娘　「うん。持って行っていいのはライターと水6リットル。」
私　「テント張るの？」
娘　「ううん。銀マ（銀マット）と寝袋で寝るの。」
私　「え？雨が降ったら？屋根無いじゃない。」
娘　「どうするんだろうね。（なんか軽く言う。）」
私　「火はどう起こすの？」
娘　「木の皮とか小枝とかにライターでつけて、それからだんだん太い枝を入れていくの。」
私　「じゃあ、大雨降って小枝とか全部びしょぬれだったらどうするの？火がつかないじゃない？」
娘　「どうするんだろうね（なんか軽く言う。）」
私　「食べ物はどうするの？」
娘　「どうするんだろうね（なんか軽く言う。）。多分魚を捕まえるんだと思うよ。調味料として塩だけは持って行っていいことになってるの。」
私　「じゃあ、枝に魚を刺してお塩振って食べるの？」
娘　「うん。多分ね。」
私　「じゃあ、雨が降って枝が濡れてて火が起こせなかったらその魚はどうするの？」
娘　「そのまま生でかじるんじゃない？」
私　「お腹壊すよ！」
娘　「うーん。その前に、魚が獲れないかも。」
私　「じゃあ、そういう時はどうするの？」
娘　「先輩達ね、ずーっと何もとれなくてお腹がすいて大変だったんだって。そうしたらね（笑）、カボチャが一つ、漂流してきたんだって（笑）。でね、それを焼いてみんなで食べたんだって。カボチャってこんなにうまかったのか、今までで食べた物の中で一番おいしかったって（笑）。」
私　「嬉しかっただろうね、カボチャを発見した時は（笑）。じゃあ、毛蟹たちも1日中食べ物探しまわるわけね。」
娘　「うん。でも、きっととれなくてお腹すかしてるんじゃないかな。」
私　「痩せて帰ってくるだろうね（笑）。小学校の3年生の時に、1週間山の中のお寺に子どもだけで過ごすっていうのに行ったじゃない？毎日お粥と梅干しとたくあんで、お経あげて掃除して、撒き割って大きなお釜でお粥たいたでしょ。あの時、迎えに行った時、卵やハムのサンドイッチ持って行ったら、毛蟹ったら、飛びついてかぶりついてたよね、両手にサンドイッチ持って（笑）。あんな感じで帰ってくるのかな。」
娘　「どうだろうね（なんか軽く言う）。」
私　「島にはどうやって行くの？漁船か何か頼むの？」
娘　「うん。帰りも迎えに来てもらうの。」
私　「あのね、なんか、台風が昨日だか今日だか、発生したって天気予報で言ってたよ。ちょうど帰る頃に近づいてきたりして。そういう時は早めに迎えに来てもらうの？」
娘　「どうするのかな。波が高くて漁船が近寄れなかったら、お腹すかせて海をじーっと見つめて、漁船が迎えに来てくれるの待ってるのかな～（なんか軽く言う）。」

今日は和歌山の方は、海はどうなんだろうねえ。