Q-Eng

母はいつも自分は正しく、私はいつも間違っていてダメな人間だと思っている。
だからこんなことを言う。

エピソード　１

私が２０代の頃（だから３０年くらい前だろうか）、１０代の子達が金属バットで自分の親を殺したりする事件がいくつか起きた。
私の母はその頃、よくこんなことを言った。
「気をつけなくちゃ。あーすに金属バットで殺されちゃうから。」

ヾ( ﾟдﾟ)ﾉ゛ﾊｧｧｧｧｧ･･･････!?
なんで私が金属バットで親を殺すの？どういう発想？
そりゃ、しょっちゅう親子喧嘩はするけれど、なんで殺人事件にまで飛躍するわけ？
はあ・・・・・・。理解できない・・・・・。


エピソード　２　

毛蟹が中学生の時、司馬遼太郎とか、吉川英治の三国志が読みたいというので、実家にあるそれらの本を借りに行った。
すると母が言った。
「持って行くのはいいけどちゃんと返してよ。古本屋なんかに売らないでよ。」

ヾ( ﾟдﾟ)ﾉ゛ﾊｧｧｧｧｧ･･･････!?
なんで私が借りた本を古本屋に売っちゃうの？どういう発想？
いったいなぜそこまで飛躍するわけ？
はあ・・・・・・。理解できない・・・・・。


★　☆　★　☆　★

夫が以前、こう言ったことがある。
「あーちゃん、よくあのお母さんで、ぐれないで育ったね。」
「うん。偉いでしょう？私って凄いでしょう？」

母親に否定された分、おかげで私は自分に肯定的である。
ﾆｺv(｡´ー｀｡)vﾆｺ