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gyutakuさんの日記

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2011年
12月21日
16:35 gyutakuさん

[調査]disappointed と discouraged の違い

どちらも、「がっかりする」とか「落胆する」という意味で覚えていますが、何か違いはあるんでしょうか。
いつものように英英辞書で意味を確認してみます。

disappointed [adjective]
unhappy because something you hoped for did not happen, or because someone or something was not as good as you expected

⇒あなたが望んでいたことが起きなかった、あるいは誰かや何かがあなたが期待していたほどよくなかった、という理由で不幸せな状態

discouraged [adjective]
no longer having the confidence you need to continue doing something

⇒何かを継続するために必要な自信を失った状態

おお、違いますね。
be dissapointed は「他者/他事のイケてなさにがっかり」で、
be discouraged は「自分のイケてなさにがっかり」なんですね。

be disappointed は、
宝くじが外れてがっかり
楽しみにしていたライブが中止になってがっかり
お父さんがリストラされてがっかり
お年玉がもらえずがっかり


be discouraged は、
就職試験に落ちてがっかり
試合でこてんぱんに負けてがっかり
ライバルが先に出世してがっかり(= 出世できなかった自分にがっかり)


って感じで使い分ければ、とりあえず大きく間違うことはなさそう。



もう少し。

be disappointed はがっかりはしているけど、希望を失うほどのがっかりではない。
希望を失うほどのがっかりなら be depressed が使えそう。

be discouraged は自信がなくなっている状態をいうので、「弱気になる」といった意味にもなる。

be discouraged from ○○ だと、「○○は推奨されない、○○しないことを勧める」というちょっと違った意味になる。

今回は以上です。

(*)斜字は LDOCE からの抜粋
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コメント

1番~4番を表示

2011年
12月22日
11:00
hadaさん

これはちょっと違うような気がします。
> be dissapointed は「他者/他事のイケてなさにがっかり」で、
> be discouraged は「自分のイケてなさにがっかり」なんですね。

こっちのほうがぴったりな感じ。
> be disappointed はがっかりはしているけど、希望を失うほどのがっかりではない。
> 希望を失うほどのがっかりなら be depressed が使えそう。

自分の写った写真を見て、自分はカッコいいと思ってたのに、そうでもない現実を知りがっかりした程度なら be disappointed 。 もう生きてられないというぐらいがっかりしたなら be discouraged でしょうか?(笑)

動詞で encourage というのもありますね。

2011年
12月22日
15:00
gyutakuさん

>hadaさん
コメントありがとうございます。
そもそも日本語で「がっかりする」というのにも、

(1)他者/他事の悪いことについて自分ががっかりするパターン
(2)(大失敗することで、あるいは他者のすごく良い面を見て相対的に) 自分の自信が無くなってがっかりするパターン

と分けられるということに気づいたのが個人的に目からウロコだったので、
そちらに注目する書き方となりました。
落ち込み度合いの差も両者の大きな違いですが、そちらはそれほど明確にはしていませんね、私。

2011年
12月23日
11:07
hadaさん

>>2 gyutakuさん
日本語の使い分けはたしかにありますね。でもググってみると I was disappointed with my grade という表現を使っているページがあるのですが、もしこの表現が正しいとすれば、これは他者でも他事でもなく自分のイケてなさにがっかりしていると思うんです。

2011年
12月27日
12:13
gyutakuさん

>hadaさん
なるほどなるほど。
Oxford の例文でも"I was very disappointed with myself."というのもありますし、
必ずしも、他者vs自分 とは言い切れないようですね。
逆に、他者/他事が原因だとしても、それの環境を打破する自信が無いのであれば、
be discouraged なんでしょう。

ただ、be disappointed with の使われ方を見ていると、他事/他者についてのがっかり
が圧倒的に多いと私は感じています。

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