Q-Eng

娘は数学が大の苦手である。それなのに理系を受験するつもりだ。だから、すごーーく苦労しているのである。

娘　「あのね、私頑張ってるんだよ。昨日は数学を80題やって、今日は70題解いたんだよ。明日２０題解けば、問題集１冊終わるんだよ。」
私　「すごいね！まるで受験生みたい！」
娘　「（汗！）う、うん！・・・・（苦笑）」
私　「これで偏差値上がるよね！」
娘　「（汗！）・・・・う・・・うん・・・・。」
私　「あ・・・・。偏差値は遅れてやってくるからね（笑）。」
娘　「うん！」

翌日。
娘　「あのね、予備校で先生にね、『先生、３日で問題集一冊終わらせましたよ。』ってちょっと自慢げに言ったらね、先生が、『お前なあ、こんなもの、１日で１冊終わらせなきゃだめだ。』って言われちゃった・・・・。」
私　「えー、１日で１冊・・・。受験生だもんね・・・。」
娘　「う、うん・・・（汗）。」

更に２日後。
娘　「あのね、数学夏休みから頑張ってたでしょ。なんか成果出てきたみたい。」
私　「あら、そうなの？（１００点満点３７点という点数が私の頭をよぎる。）」
娘　「今日ね、数学のテストがあったの。でね、１００点満点で９３点取ったんだよ。」
私　「すごいじゃない！」

ちょっと希望の光が見えてきたかな、と期待しつつ、そのテスト、すご～く簡単だったのかしら・・・と心の中で思う母であった。