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earth-riseさんの日記

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2009年
04月26日
18:04 earth-riseさん

英語のリズムをつかむとても簡単な方法

  • その他

対象者・・・英語のリズムがつかめない方
これは私にはとても役に立った方法です。(他の方も効果があるかは保障できません。)
30年ほど前に教えていただいた方法ですが、その後こういう方法を耳にしないので、皆さんには初めてかもしれません。(その方のお名前も本の題名も全く思い出せません。すみません。)
そして!!! 誤解しないでください!あなたの英語力が一瞬にして上がるわけではありません。
あくまでもリズムに関してですので、そのおつもりで。


用意する物
 タオル (必須) 
 テキスト 何でも結構です
 カスタネット、タンバリンなど何か音の出る物 (これはなくても結構です)
準備
 出来れば最初に、お好きなテキストを読んで録音して下さい。あとでどのくらい変化があったか比較するためです。


1.理論
① 日本人の英語が英語に聞こえない理由の一つは、アクセントにあります。日本人にとってのアクセントとは、音の強弱ではない。音の高低なのです。
 ここで、カスタネットなど音の出る物があればそれを叩いていただきたい。
 強、弱、強、弱、強、弱、強、弱・・・・・・・(極端にやって下さい)


 どうですか?強弱だけなのに、高い、低い、と聞こえませんか?高さは一定で強弱なのに、日本人の脳にはこれが高低に聞こえるのです。(私は高低に聞こえました。)
 つまり、私達は、アクセントを置く時、その音を強くではなく、高く発音しているのです。音の強さが一定のまま、音が高くなっているだけなのです。


② 日本人のスピーキング(あるいは音読)は、波のように滑らかに高低する。昔理科で、波長をやりましたね。あの波形を思い出して下さい。あの形なのです。
 しかし、ネイティブのスピーキングは、ギザギザ型なのです。折れ線グラフを思い出して下さい。あのように直線で高低が結ばれているのです。
 イメージしましょう。日本語はのどかに子供たちがやる羽根つき。柔らかな放物線を描きます。
 英語はオリンピックで行われる卓球。 ピシ、パシ、直線で高速で飛ぶピンポン玉! 
 (ちなみに中国人は英語習得が早いそうです。それは、中国語は多様な音があるため、中国人は英語の音の発音に苦労することがないそうです。そしてもう一つの理由は、周波数がロシア語に次いで2番目に広いからだそうです。)


③ これは皆さんも聞いたことがあると思いますが、英語は息で話す、と言うことです。
ストレッチ、パイプ と日本語で発音して下さい。
次に stretch, pipe  と英語で発音して下さい。・・・・・・・・・・・・どうですか。口の前のティッシュが動いたでしょう?日本語の発音の時にはティッシュは動かなかったでしょう?
 あらら・・・? 英語でもティッシュは動かなかった?・・・・・・・・まあ、・・・・幸運な!もう、この方法はまさにあなたのためにある方法です!これを読み終わった時、あなたに劇的変化が起こる!・・・かもしれません。
 まとめましょう。日本語は息を前方に吐かずに話す。そう、息までシャイなのです。
 一方英語は、前方に息を吐いて話します。そう、息まで前へ前へと積極的なのです(?)。


2.練習
準備運動
 では、タオルを持って下さい。ぞうきんを絞る要領で、タオル絞りをして下さい。
 ところで、あなたはちゃんとぞうきんが絞れますか?最近の若い方の中には、雑巾の絞り方を知らない人達がいるようですので、老婆心で説明しましょう。
 まず、武士が切腹する時に刀を持つように、タオルを握って下さい。そしてタオルをねじって下さい。これが正しい雑巾の絞り方です。間違っても、刀を抜くようにタオルをにっぎってはいけませんよ。
 ポイントは両手の小指、薬指をしっかり使ってタオルを絞って下さい。


練習
 アクセントを置く所でタオルを一気に強く絞りながら、テキストを読んでください。それだけです。
 なるべく極端にやってみて下さい。コツは、アクセントの所で声を高くせず、そのままの高さで勢いよく一気に息を前に飛ばすように。アクセントの時上に行っていた声を前方に直線的に飛ばす。
 口の前30cmの所ににろうそくがあると想像して下さい。その炎を消す勢いで一気に息を前に出すイメージです。タオルを一気に絞る、同時に息(声)を前に出す。一直線に炎にぶつける。そんな感じです。タオルを緩める時は残った勢いで楽に読んでいきます。 
 たとえば
○○○○○●○○○○○○●○○○○○○○○○●
She finally succeeded in her work. と、●の所でタオルを絞りながら読みます。
タオルを一気に絞る、緩める、タオルを一気に絞る、緩める、この動作でリズミカルに読めませんか?
○○○○○○●○○○○○○○●○○○○●
We occasionally meet for coffee.
どうですか?
 用意したテキストを、タオルを絞りながら読んで何度も練習してみて下さい。(私はこれを1か月ほどやらされました。)
 もう一度ティッシュを口の前に持って、stretch , pipe と言ってみて下さい。ぞうきんを絞る要領ですよ。息を前に。
・・・・・・・。どうですか?先ほどよりティッシュが動きませんか?勢いのある息が前に出るようになっていませんか?
 先ほど読んだテキストを、雑巾を絞りながら読んで録音して下さい。どうですか?違いませんか?
・・・・・・ 
 結果はいろいろだと思いますが、この方法がどなたかのお役にたてれば幸いです。

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コメント

1番~10番を表示

2009年
04月26日
18:57
さん

1:

Makitys のコメント:
earth さん

とてもユニークな方法ですね。ありがとうございます。

ちょっとこの言葉だけが気になりました。

 

>(ちなみに中国人は英語習得が早いそうです。それは、中国語は多様な音があるため、中国人は英語の音の発音に苦労することがないそうです。そしてもう一つの理由は、周波数がロシア語に次いで2番目に広いからだそうです。)

 

中国人が英語の習得が早いかどうかは知らないですが、中国なまりの英語って言うのは、ものすごーーく日本人にとって聞き取りにくいんですよ。

↓宜しければ過去の私の日記を読んでみて下さい。

【これぞ中国なまりの英語!】

http://smart.fm/users/Makitys/journal/2009/3/26/145419

 

アメリカ、カナダ、イギリスはかなり聞き取れても、彼らの英語は今も聞き取り難しいです。

2009年
04月26日
20:38
elodieさん

タオルで絞ると、腹筋がきゅっと締まりますね。これはダイエットにもよいかも・・・?



ちなみに
私はインド英語が聞き取りずらいです・・・。高校のグラマーの先生(超日本語英語)以来の衝撃でした。道を聞かれているだけなのに、whereも聞き取れませんでした・・。

2009年
04月26日
20:51
earth-riseさん

Makitysさん
elodieさん
コメントありがとうございます。
私は英語を話す外人と付き合いがないのでわかりませんが、中国人の英語ってそんなに聞き取りずらいとは知りませんでした。
インド人はテレビで話しているのを聞きましたが、確かにくせがありますね。でも、私にはどの国の英語も聞き取りづらいですが。
ところで、この方法はダイエットにはなりません。そこまで腹筋使わないですよ。そのうちだんだん慣れると、最初の時より腹筋使わなくなりますから。
お二人のように英語のできる方には、この方法は役に立たないでしょ?初心者向きだと思います。

2009年
04月27日
16:23
さん

4:

yulan_jp のコメント:
リスニング超苦手なので、興味深く読みました。

強弱強弱はわかっているつもりだったのですが、やっぱりわかっていないかもと思いました。

ディクテーション中、たとえば前置詞+母音で始まる単語で、「あ、そうか」と思い付けないことがしょっちゅうです。強弱強弱に対する意識が低いのが原因のひとつでリエゾンしていることにすぐに気づけないかもしれないです。

一度行ったハワイで、ホテルのカウンターで「グジェットカード」が分からず、すごい困ったことがありました。"credit card"とは絶対に聞こえなかった(;_;)。あれは私のミミのせいではなく、ものすごい訛りでした。

2009年
04月27日
18:32
さん

5:

kqyoshi のコメント:
先日中国人(と思われる人)のスピーチを生で聞きました。多少聞き慣れているはずのインド人の英語よりもクリアに聞こえましたが、東京-名古屋間の温度差はあったと思います(結構な早口だったけど、単語と単語をつなげて発音しまくるタイプではなかったので聞き取りやすかったのかもしれません)。きっと普段の話し相手が英語ネイティブかそうでないかによるんでしょうね。それでも日本人はネイティブと話していてもなかなか努力が実りにくいんですよね。やっぱり聞き取れる周波数帯の違いは大きいと思います。聞こえればまねできますが、聞こえないものはまねしようがないですから(苦笑)。

今、聞き取りと発音の勉強はお休みしているのですが、お仕事が落ち着いたら、また、やり直そうと「ググッ」と思いました♪ 昨年秋に高い教材を買っちゃったんです(苦笑)。

ちなみに私は日本語の「さしすせそ」でティッシュが揺れます(笑)。理由は声楽を習っていたからです(日本語の歌でも子音と母音をバラして発声すると、歌詞が聴き取りやすくなるのです)。口の前に手をかざして息が飛んでいるか確認しながら練習をしましたので、その成果ですね(笑)。

2009年
04月27日
19:05
earth-riseさん

yulanさん
何かヒントになりましたか。
 私はこれをやってから、readingやspeakingが、高低から強弱に変わりました。
 英語は弱いところは早く弱く話すわけです。そこが私達には聞き取れない部分なんですよね。その部分で音が消えたり、くっついたりして、私達は想像で音を補うしかなくなります。そして、あり得ない文章が私の頭の中に出来上がるのです。
 この方法で英語の強弱が身についても、聞き取る能力があがるわけではありません。私がよい例です。


きくちゃん
 国によって確かに話す英語に特徴はありますが、かなり個人差があると思います。アメリカ人だってわかりやすい人と分かりにくい人もいるし、私が以前話した唯一人の中国人の英語は結構わかりやすかったです。
 でも、これは、私達がアメリカ英語を一番聞いているからでしょうね。聞きなれないものはわかりづらいですからね。私達だって、方言は聞き取れませんから。
 先日宇多田光の英語の周波数を分析していましたが、ネイティブと同じ周波数だそうです(当然だよね。向こうで育ったんだから。)この、日本人に出せない周波数の部分が、ネイティブのハートにグッとくるんだそうです。
 ところで、私は日本語ではティッシュは全然揺れません(笑)。

2009年
05月06日
15:47
さん

7:

Alex_Williams のコメント:
こんにちは。今、こちらでESL(English as a Second Language)に通っているのですが、そこでは、ゴムバンドを使って、ラップのリズムにのって、英文を読む授業がありました。いい年になると、この類いのことは、気恥かしくて、他の生徒の多くもそう感じたのか、気づけば、先生だけが、びよ~んびよ~んとゴムバンドを伸ばしながら、歌いづつけていました。

そして、ESLには生徒は各国から集まっているので、日本人では質問しかねることも平気で聞く人がいて、先生に向かって「一番、聞き取りにくい英語はどこの国の人か。」と。その先生は、「明らかに中国人」だと。先生はやはりアメリカ人。日本人なら、濁す回答も明解でした。もし、中国人が質問したら、なんて答えたんでしょう?ちなみにその場には中国人はいませんでした。・・・もう一つ。先日、授業中に中国からの生徒が、先生の語彙の説明が自分が持っている辞書の説明と違っていると言いました。その時の先生の回答も、日本国内では有り得ないと思われるもので「中国製の辞書は、時々間違っているのよ。」と。この先生もやはりアメリカ人。こんなにはっきり言いきってもよいのでしょうかと、おろおろしてしまいます。中国人の叔父様は、「この辞書、最新式なんだけど・・・。」と。

2009年
05月06日
16:35
earth-riseさん

Alexさん
こんにちわ。
ゴムバンドはどうやって使うのですか?教えていただけますか?
やはり中国人の英語って聞き取りづらいのですかね?でも、はっきり言いいますね。その先生。中国の人が目の前にいても言うのでしょうか?でも、中国の人もきっと負けずに何かいいそうですが・・・。
辞書については多分本当だと想像します。だって、日本の辞書だって、私が学生の頃の物ってかなり間違いや普通使わない表現がたくさん載っていると聞きましたから。私が高校生の頃に本で読んだのですが、当時の英検は、古めかしすぎてネイティブが首をかしげるような問題が結構あって、ネイティブが70%くらいしか解けないと書いてありました。今は改善されたでしょうが。
ところで、新型インフルエンザが心配ですね。うちの近くのドラッグストアでは、マスクが売り切れていました。近くの実家の方ではたくさん売っていましたが。

2009年
05月07日
05:13
さん

9:

Alex_Williams のコメント:
こんにちは。インフルエンザは、広がってはいますが、過剰反応は不要との発表で、今日からカリフォルニア内の学校は再開されました。この辺りではマスクをする習慣がなく、現在でも誰もマスクは着用していません。



ゴムバンドですが、幅3mm程、直径10cmのものを使いました。両方の親指にゴムをかけて音が長くなる個所で両指(両手)を広げて、ゴムを緊張させ、その後、緩めるを繰り返す方法です。わかりますか?動作の説明って難しいです。

2009年
05月07日
06:48
earth-riseさん

Alexさん
ありがとうございます。要するに、アクセントのある所で、ゴムを伸ばすわけですね。私の場合のタオルを絞る所でゴムを伸ばすのでしょう?これも分かりやすいですね。
インフルエンザもちゃんと気をつければかかっても大丈夫そう?ですね。

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