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高二の娘との会話 32・・・父と娘の会話
以前にも書いたが、2年生になり、娘の毛蟹の担任が、我が家と同じ名字の先生になった。
この先生、娘のクラブの顧問でもある。
1年間一緒だっと事と、クラブの異常になれなれしい雰囲気と、娘の性格上、毛蟹は先生を完全に友達扱いである。名字なんか呼ばない。あだ名で呼ぶ。
4月、新しい教室で毛蟹が言った。
毛蟹 「えー、プルプルか~・・・。」
先生 「えー、お前か。せっかくの4月なのにな。フレッシュな気分で一年を始めたかったのにな。」
毛蟹 「えー、私だってそうだよ。」
先生 「だからさ、俺、お前の方見ないことにするから。そこだけフレッシュ感がないからな。」
毛蟹 「えー!ひどーい!」
二年生になったというのに新鮮さが感じられない二人の関係。
娘が先生になれなれしく話す態度に、クラスの生徒達は、
「お前、先生と親子か~」とからかう。
さらに別の日、娘がクラブの白衣を着て教室に入って行ったら・・・。
そこに、白衣を着たプルプルが。
「お、完全に親子だな~。お前ジュニアか。」
友達が笑う。
ある日娘がプルプルに言った。
毛蟹 「・・・・・そんなふうにしちゃ駄目だよ。もう、プルプルは~。いやだなあ。」
先生 「お、お前反抗期か?」
先輩 「先生、年頃の娘はお父さん嫌うんですよ。」
毛蟹 「年頃の娘は父親と話なんかしないんだよ。」
先生 「年頃の娘、父親をいじめてるじゃないか~。」
完全に親子の会話?
先日、学校から毛蟹が電話をしてきた。
娘 「ねえ、PTA総会に出席する?」
母 「うん。出席するけど。」
娘 「わかった。」
母 「なんで?」
娘 「うん。プルプルに聞かれたの。」
母 「・・・またハンコでしょ。PTA総会の紙、見てないもん。」
娘 「うん。だって家に持って帰るの忘れちゃったんだもん。でね、プルプルに、出席ならハンコ押すぞ、どうなんだって言われたの。」
母 「あ、そう・・・。」
またまた、すみません。先生。これで2度目ですね・・・。
家に帰って来た娘が言った。
娘 「先生にハンコ押してもらってるからね、本当の親子だと思ってる人がいるの。」
母 「へえ、そうなの?でも、お父さんの事、プルプルってあだ名で呼ぶなんて変じゃない?」
娘 「今、プルプルって呼んでないもん。」
母 「じゃあ、なんて呼んでるの?」
娘 「お父さん」
母 「・・・・じゃあ、さ、3者面談にはお母さん行かなくてもいいよね。お父さんとよく話し合ってね。」
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