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gyutakuさんの日記

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2008年
04月03日
12:54 gyutakuさん

[調査] wood と tree, stick と branch の違い

「一般に紙は木から作られます」という場合の「木」は wood と tree のどちらでしょうか

In general, paper is made from ... wood? tree?



tree [noun]

a very tall plant that has branches and leaves, and lives for many years

⇒とても背の高い植物で、枝や葉があり何年も生きている



wood [noun]

the material that trees are made of

⇒木を作っている物質



ということで、tree は「木」、wood は「木材」あるいは「木質(もくしつ)」。

なので、paper は wood から作られるというのが適切です。



「紙は木から作られる」

○"Paper is made from wood."

×"Paper is made from tree."



さて、これと同じ関係が stick と branch にも言えます。

どちらも「枝」ですが、英英辞書の定義を見比べてみましょう。



stick [noun]

a long thin piece of wood from a tree, which is no longer attached to the tree

⇒tree から取れる「長くて細い木材」で、もう木には付いていない



branch [noun]

a part of a tree that grows out from the trunk (=main stem) and that has leaves, fruit, or smaller branches growing from it

⇒幹から生えている「木の一部」で葉や果実、さらに小さい branch を持っている。



branch は tree の一部。

stick は (tree から切り離された) wood の一部。

なので、



「次男の子豚は木の枝で家を建てました」

○"second pig built a house made of stick."

×"second pig built a house made of branch."



また、stick に関しては「木から切り離された」とはっきりと書かれていますね。

ということで、"pick sticks up" なら落ちている枝を集めるですし、"pick branchs up" なら木に生えている枝を集めるってことになるんでしょうね。

いや、集めた時点でもはや branch じゃなくなるから、後者のような表現はやっぱりちょっと変?

このあたり、ネイティブの感じ方を知りたいものです。



おまけで、枝 (branch) のバリエーションを紹介。

大きさについての定義が無い stem (茎も枝も幹も全部 stem)を初めに、以降は太いと思われる順番に並べてみました。



stem [noun]

the long thin part of a plant, from which leaves, flowers, or fruit grow.

⇒植物の一部で長く細い、葉や花、果実をつける



limb [noun]

a large branch of a tree

⇒大きい branch



twig [noun]

a small very thin stem of wood that grows from a branch on a tree

⇒木の枝から生えている小さくてとても細い木製の stem。



stalk [noun]

a long narrow part of a plant that supports leaves, fruits, or flowers

⇒植物において葉や果実、花を支える長くて細い部分



*斜字はLDOCE (LONGMAN Dictionary of Contemporary English) Onlineより抜粋

http://pewebdic2.cw.idm.fr/</p>

他にもいろいろ調べてます↓

[シリーズ]英英辞書で調べてみました


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コメント

1番~7番を表示

2008年
04月03日
13:16
Q-Eng Managerさん

tamiebest のコメント:


枝のバリエーションがこんなにあったとは!

2008年
04月03日
15:37
gyutakuさん

ええ、たっぷりですね^^

2008年
04月03日
21:00
nacchin777さん

BeefとCow。これも、似た感じなのかな?
生命が宿っているときとそうでないとき、、、とも言えるかもしれませんね。
あと、、、PorkとPig、MuttonとSheepなども。
聞いたところによると、Beefはフランス語が語源だとか。
Cowが食卓にのぼった段階でその呼び方が変わるのは、かつてフランスの貴族がイングランドを征服していた時代に、イングランド人が料理をしてフランス人がそれを食べていたからだ、、、とか。本当かな?(笑)

2008年
04月03日
21:22
Q-Eng Managerさん

hada のコメント:


"paper is made from OR of trees" と "paper is made from OR of wood" でググると同じような件数がヒットするようです。made from に限定すると trees のほうが多くなるのはなぜだろう…

イギリスのコックってジョークにされるほど酷いというイメージがありますが実際はそうでもないのかな?

2008年
04月03日
21:26
MuscleMagicianさん

木に生えている枝をとるときは
break off branches とかでどうでしょうか~

2008年
04月04日
12:51
gyutakuさん

>nacchinさん
私も同じことを発想しました、beef と cow。
でも chicken の場合はお肉になっても chicken なんですよね。
コックさんが調理開始する時点の形状と生物としての形状が似ているか否かが、言葉が変わる/変わらないの基準だって勝手に思い込んでいましたが、実際どうなんでしょうね。

>hadaさん
あ、ほんとですね。made from trees も何件かひっかかりますね。
from を使う場合は紙に似てなければどの時点(木、木材)からスタートしてもよさそうだから、from treesでもよいのかも。
コックのジョークですか。私の場合は、日本人の感覚で下品なものしか思いつきませんorz

>magicianさん
枝を木から取るなら break branches off trees ですかね。
でも、生えている枝を途中から折るなら break off branches か。
ちと、ややこしいな。

2008年
04月04日
21:17
Q-Eng Managerさん

toumonet のコメント:


gyutakuさんのこの調査のおかげで、私の頭にもしっかり刻み付けられました!
paper made from treesの場合だと綺麗な美しい紙で、paper made of treesだと木で作られたのが
分かるパピルスのような味わいのある紙…だと授業で聞いたような気がします。すみません、曖昧で…。
ちょっと今度どうにかして確認してみます。
なんだか、話題がmade from/of問題にずれてきちゃいましたが・・・最後にこんな記事がありました。参考になれば幸いです。
http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/radio/specials/1837_aae/page29.shtml

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