(SNS全体・外部に公開(Web全体に公開))
[調査] Thunder と Lightning の違い、およびローリングサンダーの意味
日本語にするとどちらも「雷」になってしまいますけど、それぞれ全く異なるもの表している単語です。
英英辞典で確認してみましょう。
thunder [noun]
the loud noise that you hear during a storm, usually after a flash of lightning
⇒嵐の時などに聞こえる轟音で、たいていの場合 lightning の後
lightning [noun]
a powerful flash of light in the sky caused by electricity and usually followed by thunder
⇒電気により空に発生する強烈な閃光であり、たいていの場合あとから thunder がついてくる
違いは明白。
thunder は雷鳴、つまり音。
lightning は雷光、つまり光。
以上です。
さて、サンダーといえばアリス「冬の稲妻」の歌詞を思い出しますね。
「You're rolling thunder ハァー」
おいおい、回転する(雷の)音ってどういうこった。適当な英語作りやがって。
と思ってしまうのは些か拙速であります。
role [verb]
if drums or thunder roll, they make a long low series of sounds
⇒ドラムや雷の音が roll しているとは、それらが小さく長い音を作っていることをいう
なるほど、確かにドラムロールって言うもんね。
ローリングサンダーってのは別に間違った表現ではないんですね。
あれ?なんかおかしいぞ?
「あなたは稲妻のように私の心を引き裂いた」なんて歌っている割には、ドラムロールみたいな雷の音じゃおかしくね?
そうです。
そうなんです。
実は "roaring" っていう単語があるんです。
roar [verb]
to make a deep, very loud noise
⇒低くとても大きな音を出すこと
きっと谷村新司さんは "roaring" を "rolling" だと間違えてしまったんですね。
歌詞カードの typo の可能性もありますけど・・・、多分違うでしょ。
thunder も lightning も今日現在 iKnow のアイテムには無いですが、roll と roar はどちらもアイテムにあるので、発音をしっかり確認して、カラオケで「冬の稲妻」を歌う際に備えましょう。
*斜字はLDOCE (LONGMAN Dictionary of Contemporary English) Onlineより抜粋
http://pewebdic2.cw.idm.fr/</p>
他にもいろいろ調べてます↓
[シリーズ]英英辞書で調べてみました
コメント