[調査] protect, preserve, prevent, guard, defend の違い
全部「守る」っぽい単語ですけど、違いはなんでしょうか。
いつものように英英辞典で調べてみました。
protect [verb]
to keep someone or something safe from harm, damage, or illness
⇒損害、物理的な損傷、病気から、誰かあるいは「何かを安全に保つ」
preserve [verb]
to make something continue without changing
to store food for a long time after treating it so that it will not decay
⇒「変化しないように」維持させる
⇒食べ物を長期間保存し腐らないように格納する
prevent [verb]
to stop something from happening, or stop someone from doing something
⇒何かが起きること、あるは誰かが何かをすることを「止める」
guard [verb]
to protect a person, place, or object by staying near them and watching them
to protect something such as a right or a secret by preventing other people from taking it away, discovering it etc
⇒人、場所、物をprotectするために「近くにとどまってみる」
⇒他の人間が持ち出したり隠したりすることをpreventすることで権利や秘密といったものをprotectする
なかなか面白いことがわかりましたね。
"protect"はそのまま「何かを守る」というイメージでよさそうですが、fromってあたりがなんとなく攻撃者の存在をイメージさせますね。
"preserve"はそもそも「変化しないようにさせる」っていう意味なんですね。
攻撃に対して変化、すなわち損傷しないする ⇒「守る」ということだったわけだ。
食べ物が腐るのは、別に誰かに攻撃されて腐るわけじゃなく自然現象なわけですから、
「変化させない」というニュアンスがあるpreserveの方がよりしっくり来ますね。
"prevent"は守るじゃなくて「止める」ですか。
攻撃者や被害を与えそうな何かの発生を止めることで何かを「守る」という意味になるわけですね。
これは、守る対象がはっきりしてなくても使えそうですね。
"guard"は守るじゃなくて「(守るために)近くで見張る」でしたか。
言われてみればすっきり納得できますね。
defend [verb]
to do something in order to protect someone or something from being attacked
to use arguments to protect something or someone from criticism, or to prove that something is right
to do something in order to stop something from being taken away or in order to make it possible for something to continue
⇒攻撃に対して誰かあるは何かをprotectするために何かを行う
⇒批判から何かをprotectする、あるいはその正当性を証明するために議論する
⇒何かがどこかに行ってしまったり、継続不能にならないようにstopするために何かを行う
"defend"は「protectするために何かをする」だそうです。
こんなに回りくどく説明するのは何か理由があるのだと思うのですが、ちょっと思いつかないな。
まあ、先の4種類の単語の違いがわからなくなったときはdefendを使うことにしよう。
*斜字はLDOCE (LONGMAN Dictionary of Contemporary English) Onlineより抜粋
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