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mouthbirdさんの日記

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2008年
04月09日
14:58 mouthbirdさん

受験英語:1年弱の学習プラン

学校もそろそろ始まったと思います。浪人生はもう少し後からでしょうか?

受験生は「いよいよ受験体制」という感触で動かないとアキマヘン!

\(`へ´ )/=3



さて、今回のお話は

「1年弱の学習プラン」

というお話です。

受験英語の目的は「志望校に合格すること」です。そのために効率の良い学習プランを考えましょう。

そのために今回は「失敗例くん」という欄を設けます。彼のようにならないように気をつけましょう。



実は多くの予備校の浪人生は比較的楽なのです。学習プランは予備校側が概ね作ってくれるからです。

予備校側はコースに則り、カリキュラムを設定してあります。それに則って進めばOK。

しかし、これについていけない(つまり授業をサボり始める)人が大勢います。

ついていければ合格ですがそうでなければ合格は難しいわけです。



予備校のカリキュラムは本当に良く出来ていると思います。つまり「予備校のカリキュラム」を踏まえた学習プランを今回は書きます。

浪人生は「これからこんな感じの学習が待っている」の実感していただければと思います。

現役生は「浪人のカリキュラムを上手く自分の学習プランに当てはめる、参考にする」としていただければと思います。



まず確認!

大学入試はこんな感じの試験です! これらの対策をするように取り組むのです!



4~7月(1学期) 基礎習得期

7月までは、基礎知識を養う時期とされます。テキストも(比較的)易しいです。

・英文解釈も平易な英文です。

・文法の授業がある場合、7月までにその全部を学習します。

・ゴールデンウィークは予習貯めをする時期です。

・予備校のカリキュラムとは直接関係ありませんが6月までの早い時期に「受験熟語」をしっかり600~1000個覚えきると楽です(超おすすめ)。



注意:この頃の学習内容は、模試も含めて「大学受験レベルの難度に達していない」です。かなり易しいです。



失敗例くん「なんだ、大学受験ってこれくらいのレベルで良いのか! 簡単だなあ~。模試か、うわ~簡単~楽勝~。ゴールデンウィークもあ~そぼうっと!(^^)」



7~8月(夏休み)夏期講習期

9月からの演習期前の調整期です。自分の苦手な部分(例えば語法だったり、会話文だったり)の対策をします。

夏期講習期は比較的自由に選べますが、半分以上は復習に時間を置いたほうが良いと思います。なんとなく色んな魅力的な講義を受けたくなるんですけどね~



注意:この頃に1回ぐらい志望校の過去問を解いたほうが良いと思います。事情により解けない場合もあるとは思いますが、その場合は無理に解かなくても可です。



失敗例くん「(夏期講習のパンフレットを見ながら)うむ【スーパー○○講義】か。面白そうだ。取ろう! お、これも有益そうだな、あ、あれも、これも、それもよさそう~~みんな受けちまえ~~やればやるほど良いヨねえw~」



9~12月(2学期)演習期

9月からは、ガタンとレベルが上がります。

・英文解釈の英文は長くなります。内容も込み入ってきます。設問の聞き方も意地悪になります。

・文法も演習ばかりです。(しかも今までのような簡単なものではない)

・とにかくひたすら問題をこなされます(しかも全部難易度が高い。ちなみに11月ぐらいが1番難易度が高いです)。



注意:この頃の学習内容で、やっと模試も含めて「大学受験レベルの難度に達します」。



失敗例くん「え!? 何!この問題? わ、わからん。なんでイキナリこんな難しくなったんだ? あれ~~文法問題が解けなくなった! え~なんで? どうして? なんで間違いまくるの? 

      わかった! 問題のほうが難しすぎるんだ! 大学入試問題ってもっと易しいはずだよ! そうに違いない! そうであってくれ~~~でないと困る~~~(ToT)」




12~1月 復習+志望校対策期

・基本的に復習期です。今までやった問題を復習します。

志望校対策の微調整を行います。例えば志望校には英作問題が多く出るのならばその対策をする、といった感じです。

そのために冬季直前講習を取っても良いでしょう。(夏休みと一緒で、講義の取りすぎに注意です。)

・講義だけでは実力はかなり身に付きににくいです、復習して初めて身につきます。

・(今までの)復習に指しさわりがあるなら、講義は全く取らないほうが良いです。



失敗例くん「困った、実力が身についてない! なんか良さげなこの講習取ろう! 不安だからあの講義も取ろう、これも取ろう! それも取ろう…。う~ん、受講したはいいがこの知識は身についているのか? そんな感じがしないのだが…

      (過去問題を解いてみる)うわ~~ぜんぜん解けないないじゃん! 講義の復習すれば良いのか? そんな時間はもうねえ~~やべ~ヨ! やべ~ヨ! どうしよう……」




皆さんは「失敗例くん」のようにならないように気をつけてくださいね!

それでは~★

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コメント

1番~10番を表示

2008年
04月09日
16:52
fliszts541さん

受験英語:1年弱の学習プラン Apr.10th, 2009 (約2時間前)



受験英語の目的は「志望校に合格すること」です。そのために効率の良い学習プランを考えましょう。

そのために今回は「fliszts541くん」という欄を設けます。彼のようにならないように気をつけましょう。

2008年
04月09日
19:03
mouthbirdさん

これこれ!\(`0´ )/=3



受験英語:1年弱の学習プランの実際 Apr.10th, 2009 (約2時間前)



受験英語の目的は「志望校に合格すること」です。そのために効率の良い学習プランの実践例を紹介しましょう 。

そのために今回は「fliszts541くん」という欄を設けます。彼みたいになるようにしましょう。



といった投稿を来年する予定です。そういう投稿を来年させてくださいな! p(^^)q ★






2008年
04月09日
20:23
さん

3:

mana.k のコメント:
ためになりますね。
自分も学生時代は「失敗例くん」そのものでした(笑)
過去の問題を早めに解く。
カリキュラムを増やしすぎないなど、
どの資格獲得にも通じますね。
すごく勉強になります。
ありがとうございます。

2008年
04月09日
23:47
mouthbirdさん

>mana.kさん

iKnow!ユーザーは相対的には、高校生・浪人生のユーザーが少ないですからね~

mana.kさんのような既に学生ではない方にも、それなり役に立っていただく内容にしたいなあと思っています。

mana.kさんの参考になったようで嬉しく思います。ありがとうございました。

2008年
04月12日
16:06
さん

5:

HARUTI のコメント:
私は暗記物が苦手でした。当時ブームだった「試験に出る英単語・英熟語」をやっていたが、全くおぼえられませんでした。それでも努力を続け、克服しました。要は、「自分にとって一番大切な参考書や問題集」をひとつ決め、それをしっかり身に付けることがたいせつでしょうね。実は、私は予備校生時代、夏期講習をほとんどとらずに、自宅勉強うぃてました。前期の復習で、特に世界史の総復習をしました。周りのペースではなく、自分のスケジュールに従い。また、模擬テストは、勉強していないところは気にせず、勉強したところができなかったら、その項目をさらに反復しました。とにかく自分がやると決めたことをやり遂げると、必然的に成績が上がるものです。それが私が受験生時代に学んだことですね。何もせずだらだらすごしたら、本当に時間が過ぎるのははやいです。

2008年
04月13日
02:02
mouthbirdさん

>HARUTIさん

出る単・出る熟の全盛期?に受験時代をすごされたようですね。

>要は、「自分にとって一番大切な参考書や問題集」をひとつ決め、それをしっかり身に付けることがたいせつでしょうね。

おっしゃるとおりだと思います。一番まずいパターンは「あれもこれも」と手を出すパターンです。実力がある人だったらそれでも良いのでしょうが、みんながみんな実力があるわけでありません。ちゃんと昇華できるかどうか、が肝心だと思います。やる量が少ないのもまた問題ではあるのですが。私なんかは現役の頃は「少ない量で何とかしよう」としてどうにもならなかったわけですw

夏期講習をほとんどとらなかったという姿勢も素晴らしいですね。失敗例くんの見事に逆を行っています。

HARUTIさんは「失敗例くんのような例にならない」ような「予定」をつくり「やる」と決めて、見事にやりこなしたのだと思います。



>何もせずだらだらすごしたら、本当に時間が過ぎるのははやいです。



おっしゃるとおりですね。今の私がこれですから…トホホ…あああはやい~~~

2008年
04月13日
05:54
さん

7:

HARUTI のコメント:
お返事ありがとうございます。

あのころは、どの本屋に行っても森一郎先生の「試験にでる」シリーズが多くありましたね。九州大学へ行った私の友人は、「この夏は森一郎三昧だった」と、満足そうに言っていたことを思い出します。私は、「試験にでる英文解釈」で、品詞や5文型の基礎を作り上げました。また、なつかしの「旺文社の大学受験ラジオ講座」の全盛期で、数学では、寺田文行先生の「鉄則」で確率が分かるようになりました。英文法では、西尾孝先生の「実戦英文法」で、やってはいけないことを教わりました。名詞節のthatの前の前置詞は省略されて、副詞節になる、というのは、衝撃的でした。今では、よい思い出です。



I'm afraid of ~ = I'm afraid (of を省略) that S V のような書き換えです。

2008年
04月13日
22:46
mouthbirdさん

>HARUTIさん

森一郎先生の全盛期だったんですね。森一郎先生の名は今の受験生の多くは知らないでしょうね。出る単がいかに受験界でエポックメイキングであったかとか…。I'm afraid (of を省略) that S V 西尾先生の発見だったのでしょうか? 今ではこの種のthat節は名詞節と取るほうが多いようです(少なくともロイヤル英文法では)。ラジオ講座は私の頃ではもう下火でしたが聞いてた友人もいなくはなかったですね。

タタタタータータ、タタタタータータ、タタタタ、タタタ、タ、ターター、タタタ、タ、タッタ、タッタター、、、

この音楽も日本から消えていると思うとさびしいですね。

2008年
04月16日
01:35
さん

9:

HARUTI のコメント:
西尾先生にの発見というつもりでかいたのではありません。もちろん常識的な知識ですから。

また、be 形容詞 that S V  名詞節という説が有力であることもしりました。

そこで、文法書をひっくり返すと、「実例英文法(オックスフォード出版局)」で、書いてありました。

I'm afraid of his illness.

→ I'm afraid that he may be ill.

上の文は of 以下が afraid の内容を説明する副詞句です。

しかし全く同じ位置で、同じ働きをする that 節が、名詞節になる理由がかかれていなかったのは腑に落ちないですね。

つまり、 

I (主語) am (動詞) afraid (形容詞→補語) ですから、 that 以下は、副詞節では?



そういう疑問があって、さらに読み進めたら、「副詞節という説もある」と書かれていました。

でも、名詞節と考えるならば、

  名詞の働きだから、S か O か C か 前置詞の後ろ の位置に来ていなくてはならない。この場合は、どれにも当てはまらない。かろうじて、「省略された前置詞を考える」ということでしょうか。

 少数派なのかもしれまでんが、、「副詞節」と考えたほうが、無理ないように思えます。

少数派の文法学者よ、がんばれ!

(長文失礼しました)

 

2008年
04月16日
06:42
mouthbirdさん

>HARUTIさん

西尾先生の知識ではなかったのですね。

ふむふむ。学説の優劣は、時期などによっても変わってきますから、そのうち「副詞節」で取るほうが有力に成るかもしれないですね。so だって昔は「(等位)接続詞」だったのに、今では「接続副詞」という副詞の仲間という学説のほうが有力ですからね~。

それでは~

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