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mouthbirdさんの日記

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2022年
09月21日
12:12 mouthbirdさん

今の中3は大変だ(問題編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は問題編です。

今回は皆様の英語力アップにはあまり役立たないかもしれません。
問題としては
次の英文の中で、中3の学習範囲ではない文法事項を含む英文はどれか?
という問題なのです。(2回目:前回は↓)
http://q-eng.com/diary/22837

去年から中学の学習内容が改定されました。
今までは高1の範囲だった「使役動詞+O+原形」「help+O+原形」や「仮定法過去」まで中3習うのです。

三単現のSはおろか、be動詞と一般動詞の使い方さえ満足に使いこなせない中3が沢山いるのに、さらに学習事項が増えました。
覚えるべき難しい英単語も増えました。

 さ・ら・に

教科書に何の説明もなく、「高1で習うはずの文法事項を含む英文」が本文に、何食わぬ形で出現しているのです。

正直、私は教科書検定の検査の質を疑っています。
ちょっと前には明らかな誤文が高1の教科書に堂々と載ってましたし。
http://q-eng.com/diary/22749


今回は間違いではないです。
【中3が学習する教科書の英文としてはふさわしくない英文】を見つけて欲しい、という内容です。
画像をご覧下さい。

これは
Here We Go! 3 光村図書 38 光村 英語 905
令和2年2月10検定済
令和4年2月1日印刷
令和4年2月5日発行

のp43の一部です。これは戦時中、広島に住んでいて原爆でなくなった当時中学1年生だった少年の日記を英訳したものです。

語注
 Enko Bridge :猿猴橋(えんこうばし)  広島市にある橋のこと
 Grr, thump, thump :ギー、ドシンドシン [オノマトペ]

では改めて。
 問題 この英文の中で、中3の学習範囲ではない文法事項を含む英文はどれか?

お返事いただければ幸いです。

解答編
http://q-eng.com/diary/22970
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コメント

1番~7番を表示

2022年
09月22日
02:39
WelciaYorkmartさん


For the first time ] は「歴代初めて」のような副詞句を伴うのが普通、文中で熟語としては、単なる副詞句として使われ、中学生でも覚えて欲しいが

see ~。ing (知覚動詞) は昔なら習わなかっただろうが、現在は中学生でも常識と思う。

intensely も難しい単語

結論 For the first time

2022年
09月23日
18:35
neginohanaさん

saw a fire burning

だと思います。
仮定法は高校から中3に下がってきましたが、知覚動詞のこの用法は中学ではまだだと思います。

2022年
09月24日
18:49
ranger_さん

> 去年から中学の学習内容が改定されました。
> 今までは高1の範囲だった「使役動詞+O+原形」「help+O+原形」や「仮定法過去」まで中3習うのです。

これ,初耳でした(笑

「仮定法は中学では習わない」「高校で初めて習う文法事項の有名なものの一つが仮定法」というのは,めちゃ英語できない人でも知っている,わかりやすい事実でしたから。

使役動詞+O+原型は,
make, let, haveの使い分けをはじめ,知覚動詞形など,苦手になる要素が満載の単元だと,個人的に思っています。高1での英文法つまづきポイントでしょう。

helpの用法も,かなりアクロバティックというか,helpという動詞自体が,既存の他の文法規則と異なる振る舞いをする傾向がある気がするので(規則に従わない自由奔放な子,というイメージ),高度な部類に入る気がします。

「使役動詞+O+原型」にせよ,「help+O+原型」にせよ,まずは,第4文型を取る動詞SVOC型の文をみて,「なるほど,これはSVOC型だな。」と見抜ける訓練をある程度積んでから,やるべきもののような気がしますが,そこらへんはどうなんでしょうね。。

赤線の直前の文で,help us prepare が出ていて「あっ」って思ったんです。(これも,help + O + 原形ですよねえ??)

それらが,なんと,中3に降りてきている??


・・・何歩か譲って,考えられるとすれば,こうでしょうか。

「いまの中高6年間のカリキュラムは,高校の内容に比べて,中学の内容が薄い。
中学生の気分で,高校でも英語を学び続けられると,大変な辛苦を味わうことになる。
だったら,高校の内容のいくらかを,中学に移して,中学の内容と高校の内容が,もう少し量的に均等になるようにしよう。」

みたいなことでしょうか。わかりませんけど。

あ,クイズに答えてませんでしたね。すみません。考えてみます。



どれもありそうで,よくわからないですが,まだ挙がっていないものでいえば,

just before

でのjustの用法。
(中3の頃の私が,このjustの意味を理解できたとは思えません。大人になってから,英文法を腰を据えて勉強し始め,だいぶたってから,だんだんわかるようになってきた気がします。)
← でも,これの可能性(これが中3までの学習範囲でない可能性)は,低いでしょう。。

あとは,

a thick cloud of smoke

のofとかでしょうか。煙「でできている」分厚い雲。
「of」と「from」の用法の使い分け,を思い出しますが,いつ習うんでしょうね。。

両方とも「語法」であり,文法事項ではないので,「弱い」ですね。。

いまの中3が大変というのには共感します。

2022年
09月26日
09:35
neginohanaさん

>>3 ranger_さん

中学の英語が急に難しくなったのは、小学5年生からの英語が正式に教科になったからです。
小学校では文法事項はほとんど説明されませんが、I am ~、Are you~?、Do you ~、Do you want to~、I can ~など、会話中心に学びます。

その前提があるから、中学英語の内容が一新されたのですね。

そのため、今は「小学生の気分で,中学でも英語を学び続けられると,大変な辛苦を味わうことにな」っています。

2022年
09月28日
16:03
mouthbirdさん

>>1 WelciaYorkmartさん
参加ありがとうございます。残念ながらWelciaYorkmartさんが覚えて欲しかったsee O ~ing が正解でした。ちなみに今の私の高2の生徒さんの1人はこれが苦手です(高1の頃に習っています)
いかがだったでしょうか? またの参加をお待ちしています。

>>2 neginohanaさん
参加ありがとうございます。大正解です。おめでとうございます。一般動詞やbe動詞の使い分けすら、三単現のSすら使い方が怪しい中学生が半分ぐらいいるのに、文部科学省はこういうのをやらせたがります。これで英語が普及すると思っているんでしょうかねえ…
またの参加をお待ちしています。

>>3 ranger_さん
参加ありがとうございます。残念ながら違いました。
>いまの中3が大変というのには共感します。
要するに、中3の夏休みになって「高校受験があるからしょうがないから、一気にまとめて中学3年の範囲を今からやるかあ」みたいな中3が多いわけです。それで、使役動詞+O+原形やら、help+O+原形までやらされる。得意な生徒なら良いかもしれませんが、そうでなければ消化不良を起こすのが関の山です。
>赤線の直前の文で,help us prepare が出ていて「あっ」って思ったんです。(これも,help + O + 原形ですよねえ??)
勿論そうですよ。これは一応ちゃんとテーマを持って教科書で解説されています。使い分けができる生徒がどれだけいるかはなはだ疑問ですけどね。
いかがだったでしょうか? またの参加をお待ちしています。

2022年
09月30日
16:45
ranger_さん

4: neginohanaさん

> >>3 ranger_さん
>
> 中学の英語が急に難しくなったのは、小学5年生からの英語が正式に教科になったからです。
> 小学校では文法事項はほとんど説明されませんが、I am ~、Are you~?、Do you ~、Do you want to~、I can ~など、会話中心に学びます。
>

いまの「英語のセンスがない小学生」は,小学校の英語の授業についていけてるのか心配です。
私は中1の1学期から英語がわからなくなっていた記憶があるので,もし小学校の時から英語があったら,小学校の時から英語がわからなくなっていた気がします。。


> その前提があるから、中学英語の内容が一新されたのですね。
>
> そのため、今は「小学生の気分で,中学でも英語を学び続けられると,大変な辛苦を味わうことにな」っています。

小学生のうちは,文法事項を知らなくても大丈夫な程度の英語だけが扱われる,ということなのかもしれませんね。。


マウスバード先生
>
> 要するに、中3の夏休みになって「高校受験があるからしょうがないから、一気にまとめて中学3年の範囲を今からやるかあ」みたいな中3が多いわけです。

これ,実態としては納得できるんですが,教科教育(要するに,その教科・科目の先生たち)が集まって話し合う場所では,「いかに楽しく学ぶか」が話題となることが多い。

たとえば理数系では,とくに高校になると,できない生徒はほんとにできない。
そういうとき,教師はなにをすべきなのかと,はたと思う。

数十年たって,
「あの科目だけは嫌だった。嫌だった記憶しかない。もちろん内容は覚えていない。」
となるよりかは,
「内容は覚えていないけれど,授業(その教科・科目)は楽しかった」
となるほうが,まだましなのではないか。

できるようにもならないし,不愉快で苦痛の体験だけが刻み込まれる(→にどとその科目にかかわるもんか!という信念だけが強くなる)

よりかは,

できるようにはならないが,なんとなくその科目の魅力や楽しい部分の一端はわかった。授業中は楽しかった。

という記憶がつくられるほうが,幸せなのではないか。

こういう考えのひとが,理数系の世界のなかには一定数,いる気がしています。
英語の場合はどうなんでしょうね。。

2022年
09月30日
20:01
mouthbirdさん

>>6 ranger_さん
> 教科教育(要するに,その教科・科目の先生たち)が集まって話し合う場所では,「いかに楽しく学ぶか」が話題となることが多い。
> 英語の場合はどうなんでしょうね。
これ、数学でもそうなんですが、はなはだ疑問なんです。私にとっては。

こういう話を聞いたことがあるのです。
Aさん:私納豆が大嫌い!
Bさん:それは本物の納豆を食べたことがないからだ。納豆好きの俺が厳選した最高の納豆を君に御馳走しよう。

後日:Bさんから最高の納豆とやらをもらう。

Bさん:どうだった?
Aさん:今まで食べた納豆の中で、ぶっちぎりに最高に不味かった!!!!

===========

何が言いたいかと良いと、英語好きが考える英語が楽しいことは、英語嫌いには最悪に辛いことなのです。
 英語の歌とか、


ネイティブとの会話練習とか、




彼らにとって、最高に美味しいご馳走は、私にとってはこの世で一番まず食べ物、いや食べ物ですらありません。

しかし、英語好きにとっては最高の御馳走なので、これが彼らには理解できないのです。

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