【最終結論】
●指導者側→普通の英語の先生は自分が学んだ方法を最良と考えて押し着せるため
●学習者側→ものすごく楽な方法を求めるため。苦手だった人から学ばないため。
●両者共通→万人に共通の効率のいい学習法があると思い込んでいるため
まず、
指導者側です。たいていの場合、自分の学んだ方法しか「引き出し」がありません。
指導者の多く(特に若い人ほど)が文法でできるようになっていません。
→したがって
多くの英語指導者が文法で英語ができるようになる方法を指導できないのです。
そして、
学習者側。学習者には最大注意があります。学習者と言っても「英語ができない学習者」だけがターゲットです。英語が得意な学習者はもちろん、英語が平均的な学習者も今回は関係ありません。
「英語ができない学習者」はとにかく楽したがります。(聞き流しとかね^^) ああいうのを試したくなるのです。(わしもさんざんやりました。でも無意味でしたね)
結局、行きついたのは→「英語が苦手だったのに得意になった人」を探し、その人と同じ真似をする、という方法でした。
私の場合は「井川治久先生」という先生を見つけ、その人のやった方法の真似をしました。
井川先生は「文法をまず仕上げた」というのです。
→だから、私は文法を真っ先にやったのです。文法を仕上げたのです。
そして文法の学習は(得意な人と違って)私らみたいな英語が苦手な人にとっては、つまらない要素が全くなく、とても楽だったのです。
そしたら、成績は上がる一方でした。
で、最後に
両者に共通の原因です。良い学習法は万人に共通だと思い込んでいる所為。これが非常に大きい。
私は文法学習が良かったですが、特に英語が好きな人には基本、押し付けません。
単語の覚え方も私は語呂合わせで覚えましたが、これこそ、万人には押し付けません。
学習法には人により向き不向きがあります。これは個人差が大きいと思います。英語が苦手な人は自分にあった学習法を見つけてそれをやることで、ようやく得意になれると思います。
今回は以上です。来週は1回お休みです。再来週の月曜日に雑談から始めます。
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金曜のニコ生は今週はありません。再来週(新年)はあります。
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