• ようこそゲストさん!

mouthbirdさんの日記

(SNS全体・外部に公開(Web全体に公開))

2019年
08月26日
16:12 mouthbirdさん

大学入試改革-英語-(2)

 今回の「英語の大学入試改革」に賛成していらしゃる方々はどのような方々何か? これをまずは記したいと思います。

 大きく分けて2通りです。

 ・英語がかなり得意な方々(社会人・高校生を含む)
 2・英語が全くできないのに(ので)、子供は英語ができて欲しいと望む大人

今回は1のみについて書きます。

1・英語が得意な方々(社会人・生徒を含む)
 さらに概ね3つに細分化されます。

 A・本当に、4技能(読む・聞く・話す・書く)がずば抜けてできる、海外でも活動できる社会人
 B・それなりにできるが、「話す」が他の3つに比べ、ビジネスレベルに達していないビジネスマン
 C・英語を苦手に思わない高校生


 A・本当に、4技能(読む・聞く・話す・書く)がずば抜けてできる、海外でも活動できる社会人
彼らは4技能の能力が高く、英語を駆使できます。海外の交渉相手に英語を駆使して仕事ができます。実際に英語の有用性を強く感じることができるでしょう。

 B・それなりにできるが、「話す」が他の3つに比べ、ビジネスレベルに達していないビジネスマン
彼らは↑のAの人に引け目を感じるのです。「自分が【話す】だけがビジネスレベルに達していないのは、学校教育が【話す】に対してさほど重点を置いていなかったせいもあるのでは?」と考えている側面があります。

 C・英語を苦手に思わない高校生
彼らは、英語であれば「なんでも」苦手意識がありません。「読もうが、聞こうが、話そうが、書こうが、平均以上の成績を獲得できる自信がある」のです。英語の成績が酷すぎて英語の先生に怒られた、なんて経験は1度だってない人たちです。

===

 さて! ここで1つ考えて欲しいことがあります。
 AやBの人たちは、高校生の頃どんな人たちであったでしょうか?

 ⇒Cのような人たちであったと思います。

つまり、今回の「英語の大学入試改革」に賛成していらしゃる1のタイプの方
 ⇒みんな【高校時代は英語を苦手に思わない(思わなかった)人たち】

  …となるのです。

 金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義です。次回は来週の月曜日です。

(↓Q-Eng連載分の目次はこちら)
目次ページへ
(アルク連載分の目次はこちら
  • 総アクセス数(1,224)
  • 拍手拍手(0)
  • お気に入りお気に入り(0)